クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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J.S.バッハ
1.トッカータとフーガ ニ短調(編曲:ユージン・オーマンディ)
2.主よ、人の望みの喜びよ(編曲:ルシアン・カイエ)
3.パッサカリアとフーガ ハ短調(編曲:ユージン・オーマンディ)
4.小フーガ ト短調(編曲:ウィリアム・スミス)
5.G線上のアリア
6.トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調(編曲:ユージン・オーマンディ)
モーツァルト
7.セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

フィラデルフィア管弦楽団
指揮:ユージン・オーマンディ
REC:1960[1,3],1968[2,4,6]
    1959[5,6,7,9](CBS/SONY 30DC 748[080103-250BOMN])

 今日は懐かしい録音を聴く。ユージン・オーマンディ、フィラデルフィア管弦楽団との演奏でバッハとモーツァルトを。今日ではこのようなスタイルでバッハやモーツァルトが演奏されることは、ましてやCD化されることは皆無のはず。そういった意味で「懐かしく」今となっては貴重な演奏である。

 バッハのオルガンの楽曲をオーケストラに編曲した例ではストコフスキーの編曲が非常に有名であるが今日聴くのはそのストコフスキーを継いでフィラデルフィア管の指揮者となったオーマンディの手による編曲を含んだものでストコフスキーの編曲のものとは違う。

 2曲目の「主よ、人の望みの喜びよ」はフランスのルシアン・カイエの編曲。6曲目の「小フーガ」はオーマンディの片腕としてフィラデルフィア管の副指揮者として活躍したウィリアム・スミスの編曲である。

 以下にオーマンディについて。
 ユージン・オーマンディはハンガリーのブダペスト生まれ。若くからその才能を開花させたオーマンディは20代そこそこでヴァイオリニストとしてニューヨークに渡り活躍する。その後指揮者に転向しトスカニーニの代役としてフィラデルフィア管にデビューする。
 その後、1931年から36年までミネアポリス響の常任指揮者を務め1938年から44年もの間フィラデルフィア管の音楽監督として「フィラデルフィア・サウンド」という華麗、豊麗なサウンドで一世を風靡した。

 ヴァイオリニストらしい編曲と演奏で弦楽器が艶やかに響く。ストコフスキーの編曲、演奏はどこかサディスティックに響いたがこのオーマンディの演奏はおおらかな響きである。厳しさが微塵にもないのでいい悪いは別であるがバッハの威厳のある雰囲気が全くない。バッハらしからぬとてもチャーミングな演奏である。

 モーツァルトの有名な「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の演奏は胃にもたれる。脂がのった少々メタボリックなモーツァルトである。

 オーマンディの演奏のレビュー。
 ブルックナーの第5交響曲:http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/46903723.html
 チャイコフスキーの後期交響曲集:http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/47503561.html
 アイザック・スターンとの共演:http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/50019378.html

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