クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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ランプニャーニ
 1.歌劇「メラスペ」より「自らを誇り」
グルック
 2.歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」より「もしあなた様のほおに触れるのを禁じたなら」
 3.歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」「さらば、私の嘆きよ」
サルティ
 4.歌劇「ジュリオ・サビーノ」より「いとしい恋人から離れては」
ヘンデル
 5.歌劇「ロデリンダ」より「巣を追われれば」
 6.歌劇「セルセ」より「私にはわからない、希望なのか」
 7.歌劇「イメネオ」より「私の心にわきあがる」
モーツァルト
 8.歌劇「偽の女庭師」より「小鳥は逃れ出たなら」
ヴィヴァルディ
 9.歌劇「オリンピアーデ」より「あなたが眠っている間に愛が大きくしてくれるよう」
10.歌劇「オリンピアーデ」より「さまざまな狂気のうち〜我々は凍る波間にある船」

アリス・クリストフェリス(CT)
アンサンブル・セイチェントノヴェチェント
指揮:フラヴィオ・コルソ
REC:1992,1993(EMI 7243 5 551942 2 9[080103-250BOMN])

 アリス・クリストフェリスはギリシャのカウンター・テナー。1960年アテネ出身。最近はスラヴァとか米良美一などのカウンター・テナーが有名であるがその先人ということになるだろう。音楽学者としても名をはせているということだ。

 「18世紀の超絶技巧アリア集」と題されたこのCDには6人の作曲家のオペラからのアリアが収められている。どれも美しい音楽である。

 1曲目のジョヴァンニ・バティスタ・ランプニャーニという作曲家は初めて聴く名前である。歌劇「メラスペ」からのアリア「自らを誇り」はこのCDの最初を飾るにふさわしい軽快で喜びに満ちた旋律が耳に馴染みがいい。

 2曲目のグルックの歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」からのアリア「もしあなた様〜」は甘く美しい旋律でオーボエと声楽との絡みが絶妙で心を奪われる。

 4曲目のジュゼッペ・サルティの歌劇「ジュリオ・サビーノ」からのアリア「いとしい恋人から離れては」も短いながら非常に印象的な楽曲。比較的演奏機会の多い楽曲である。冒頭のハープの音色が美しい。

 5〜7曲目はヘンデルの楽曲。非常に厳格な雰囲気がある。旋律美というより構成美が光る。また、3曲目のグルックの楽曲、8曲目のモーツァルトの楽曲、9、10曲目のヴィヴァルディの作品も非常に聴きやすい楽曲である。

 どれもカストラートのために書かれたアリアで、独特の美しさと力強さを兼ね備えたカウンター・テノールの声楽を充分に満喫できるCDである。
 
 アリス・クリストフェリスの声楽ははじめて聴く。彼の歌声は力強さが印象的で、声に張りがあって時に荒さも気になるがとにかく豪華である。

参考:米良美一:「うぐひす」〜日本を歌う
 http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/50241940.html

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