クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

ベートーヴェン
1.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27−2「月光」
2.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
3.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」

ディーター・ツェヒリン(Pf)
REC:1966[2],1968[1,3](DENON COCO-6791[080103-250BOMN])

 旧東ドイツの重鎮ディーター・ツェヒリンのピアノによるベートーヴェンの三大ソナタ。ツェヒリンといえば個人的にシューベルトのピアノ・ソナタの全集を思い出す。淡々とした流れの中にある、仄かな感情の匂い。決して熱くならずにとうとうと流れていく音楽に非常に感動をした。

 今日は「月光」「悲愴」「熱情」というベートーヴェンの代表的なピアノ・ソナタを聴く。

 やはり、「月光」の第1楽章や「「悲愴」の第2楽章など歌いすぎずにそれでいて淡白にもならないというツェヒリンの真骨頂である「仄かな歌心」が良く表れている演奏でとてもいい。

 一方で深みが求められる「熱情」がやや淡白に感じられる点や「月光」「悲愴」のそれぞれの終楽章の前のめりになりすぎる点に関しては批判もあろうと思う。

 しかし個人的にはそういった批判を差し置いても「仄かに香る歌心」はツェヒリンにしか出せない非常に個性的な音楽であるはず。その意味においてもこの演奏は素晴らしい演奏であると思う。

イメージ 1

ブルックナー
交響曲第5番変ロ長調 

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
REC:1995(Hanssler Profil PH06012)

 ギュンター・ヴァントは20世紀を代表する名指揮者。ブルックナーの演奏には大変定評があるのは周知のとおりだ。この交響曲第5番はケルン放響(1974)、北ドイツ放響(1989)、ミュンヘン・フィル(1995:当盤)、ベルリン・フィル(1996)、北ドイツ放響(1998:DVD)の録音などがあるがこのミュンヘン・フィルとの演奏は格別の演奏である。

 指揮者とオケの息もぴったりで、颯爽とした演奏で力強く非常に集中度が高い。音楽の骨格、構成が非常に明確。そこへきて、ミュンヘン・フィルの伸びやかで美しく明るい音色がこの音楽を天国的な音楽へと昇華させている。高貴でいて官能的ともいえる美しさ。鳥肌が立つ。さらに細かな部分における音楽の明晰さがこの演奏の素晴らしさを引き立てている。
 
 リズムも引き締まり明瞭なアンサンブルでまったく隙がなく最高の演奏である。神々しく厳格な音楽に全てをゆだねていいと思う。

全1ページ

[1]


.
ちぇり
ちぇり
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事