チャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」作品20 ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾 REC:1978(DG 453 055-2[080327-580TUKA]) 小澤征爾はチャイコフスキーの「白鳥の湖」を2度録音している。1つ目は今日聴いたCDで1978年にボストン響と録音した全曲版。2つ目は1996年にサイトウ・キネン・オーケストラと録音した抜粋版である。 ボストン響との全曲版は総じてあっさりとした雰囲気で、爽やかな雰囲気である。それゆえチャイコフスキーの独特なねちっこさが感じられず、あまり感動しない。中低音のサウンドも非常に薄く胸に迫る切迫感がない。非常にあっさりと、そっけないくらいに進められていく。非常に軽い「白鳥の湖」である。 ただある意味、というか本来、バレエ音楽はあくまで「踊り」の「BGM」としての要素があるのだから全曲版で聴いた場合は特にこの演奏のように流れる部分は流れていかなければならないのだろう。 非常にスマートで音色も明るく優等生な演奏である。この時代にしては録音も優秀。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 音楽レビュー





