ブルックナー 交響曲第6番イ長調 ザールブリュッケン放送交響楽団 指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ REC:1997(ARTE NOVA BVCE-9710) 今日はスクロヴァチェフスキによるブルックナーの第6交響曲を聴く。ブルックナーの第5交響曲を聴いたとき時の印象同様、非常にクリアな演奏でまさにレントゲン写真のような明晰な音楽になっている。
第一楽章冒頭の第1主題が金管楽器で高らかに歌い上げられる部分でホルンで奏でられる対旋律が明瞭に聴こえてくるところなどはさすがスクロヴァチェフスキだと感心させられる。 第5番同様、足早なテンポですべてに無駄がなく、凛とした演奏になっている。やや複雑な終楽章もスコアが手に取るようにわかるようなきっちりとした演奏になっていて音楽に説得力がある。 テンポがやや速すぎていささか忙しすぎるかなという点もなくはないがザールブリュッケン放響の硬派なサウンドと一糸乱れのないアンサンブルに驚嘆である。 背筋がぴんと伸びるような快演である。 |

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