クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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マルク・モネ
1. Patatras! (1984)
2. Chant (1984)
3. Rigodon (1985)
4. Les Tenebres de Marc Monnet (1985) 

Ensemble 2E2M Ensemble[1]
指揮:Paul Mefano[1]
Alain Meunier(Vc)[2]
Patrice Petitdidier(Hr)[3]
Jacques Peillon(Hr)[3]
Thierry Cassard(Hr)[3]
Jean-Michel Vinit(Hr)[3]
Jean Leber(Vn)[4]       
Gerard Klam(Vn)[4]     
Tasso Adamopoulos(Vla)[4]
Philippe Cherond(Vc)[4]

REC:1985,86(Harmonic Records H/CD 8614 [081109-250BOMM])

 今日はフランスの現代音楽を聴く。1947年生まれのフランス人現代作曲家、マルク・モネ(マーク・モネと記す人もいる)の室内楽曲作品を聴く。

 モネは武満徹やフィリップ・グラス、スティーヴ・ライヒなどのいわゆる現代作曲家よりも若い作曲家であり日本ではほとんど知られていない。個人的には現代作曲家という範疇における私の守備範囲はせいぜいシェーンベルクやベルクぐらいまでであるのでこのモネの作品は全く理解不能の音楽である。

 このCDには4曲の室内楽曲が収められている。最初の「Patatras!」と題された楽曲はクラリネット、バスーン、それぞれ2台のヴィオラ、チェロ、コントラバスの為に書かれた楽曲である。ひたすら続く不協和音と弦を激しくこすり叩きつける文字通り物理的な音にあふれた音楽になっている。Patatrasとは英語でCrash!。文字通り音が物理的にぶつかり合ってひん曲がっていく様子が感じられる。聴いていて決して気持ちのいいものではない。

 2曲目はチェロの為の独奏曲「Chant」。この楽曲も不協和音に満ちている。特筆すべきところは音の跳躍がすごくて高温はまるでヴァイオリンの音を聴いているようである。チェロの独奏と聞かなければ二重奏か何かと間違えてしまうだろう。超絶技巧が要求される強烈なインパクトのある楽曲だ。

 3曲目は「Rigodon」。ジャケットにはHorn Quartetとあるがフリューゲルホルンによる四重奏であるらしい(この曲には弦楽四重奏版もあるようだ)。フリューゲルホルンの音域を極限にまで拡大して使用した作品。音楽は全く感心するものではないが演奏は飛びぬけた技術で度肝を抜かれる。

 最後の曲は「Les Tenebres de Marc Monnet」。作曲者自身の名前をタイトルとした弦楽四重奏曲である。上記の3曲同様不協和音に彩られた無機的かつ金属のぶつかり合うような不快な弦楽器のこすれあう狂気としか言いようのない作品。音楽の内容はどうであれ、やはり高い演奏技術を求められる弦楽四重奏曲である。

 僕にはこの手の現代音楽の良さがやっぱりよくわからなかった。

 でもたまにこういう音楽を聴くと刺激にもなる。

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