クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

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シューマン
オラトリオ「ばらの巡礼」作品112

Inga Nielsen(S) 
Deon van der Walt(T)
Annemarie Moller(Ms) 
Helle Hinz(S)
Elisabeth Halling(Ms)
Guido Paevatalu(Br)
Christian Christiansen(Bs)
デンマーク国立放送合唱団
合唱指揮:Stefan Parkman
デンマーク国立放送交響楽団
指揮:グスタフ・クーン
REC:1993(CHANDOS CHAN 9350[080625-500BOMN])

 シューマンのオラトリオ「ばらの巡礼」は今日初めて聴く楽曲である。この音楽は素晴らしい。春の柔らかく暖かな陽気にふさわしい美しい合唱曲である。

 「ばらの巡礼」作品112は、シューマン一家が1850年にデュッセルドルフに移ったときの作品で1851年に合唱とピアノのために作曲された。翌1852年にユーマン自身によってオーケストレーションが施された。今日聴く演奏は後者のオーケストラ伴奏版である。

 どのような経緯で作曲されたのかについてはよくわからないけれど、この「ばらの巡礼」は非常に美しく清らかでメルヘンチックな優しさに満ちた作品である。まさに隠れた名曲である。

 ピアノ伴奏版は聴いたことがないがオーケストラ伴奏版のほうが音に厚みがまして色彩豊かな音楽になっていていいと思う。

 演奏は最近録音の多いグスタフ・クーンの指揮によるもの。変にドラマティックな演出はさけて端整に、音楽に素直な演奏になっていて純真無垢な雰囲気が感じられる。

 シューマンの隠れた名曲を堪能するのに最適な一枚。

 春の訪れを感じる音楽である。

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