クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

今日のCD(トピックス)

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The Christmas Album

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ジョン・ラッター
1.Shepherd's Pipe Carol
ハワード・ブレイク
2.The Snowman: Walking In the Air
ジョン・ラッター
3.Nativity Carol
ヴォーアン・ミーキンス
4.Stable Carol
ジョン・ラッター
5.Candlelight Carol
作者不詳(編曲:ヴォーアン・ミーキンス)
6.De Virgin Mary
ジョン・ラッター
7.Donkey Carol
作者不詳(編曲:John Gardner)
8.The Holly and the Ivy
William J. Kirkpatrick(編曲:David Wilcocks)
9.Away in a manger
作者不詳(編曲:David Wilcocks)
10.God rest ye merry, gentlemen 
作者不詳(編曲:David Wilcocks)
11.The first nowell 
John Francis Wade(編曲:Gareth Wood)
12.Adeste fideles
Henry John Gauntlett(編曲:ジョン・ラッター)
13.Once in Royal David's City
作者不詳(編曲:David Wilcocks)
14.Unto us is born a son
Henry Walford Davies (編曲:David Wilcocks)
15.O little town of Bethlehem 
作者不詳(編曲:Gareth Wood )
16.Good King Wenceslas 
メンデルスゾーン(編曲:Gareth Wood)
17.祝典歌「芸術家に」〜「天には栄え」 

Tiffany Graves(S)[1,8]
Elloise Aitken(A)[6]
Ghislaine Hamilton(S)[9,13]
Chamber Choir of the Arts Educational School, Tring Park
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴォーアン・ミーキンス
REC:1995(MEMBRAN 222901-203)

 クリスマス・イヴにはやはりクリスマス・ソングを聴くのが王道であろう。今日聴いたのは合唱曲。しかもあまり難くない可愛らしくなんとも美しい旋律に彩られた演奏を聴く。

 ロイヤル・フィルの自主制作盤であると思われるものであるがこれがまた聴き所満載の一枚である。まずはこのCDのなかで最多の5曲の楽曲を作曲しているイギリスの現代作曲家、ジョン・ラッターの作品はとても楽しめる。ラッターといえばフォーレのレクイエムを編曲、復元した事でもよく知られている作曲家であるがここではどの楽曲も旋律が美しく、とても楽しげでとにかく元気の出る音楽が収録されている。

 また2曲目にはレイモンド・ブリッグスの絵本「スノーマン」のアニメ版の主題歌、“Walking In the Air”が収められている。音楽好きな人でなくとも一度は聴いたことがあるのではないかと思われる一度耳にしたら忘れる事の出来ない名曲が期せずして収められている。

 9曲以降は主に聖歌や伝統曲など古くからクリスマスと関係の深い楽曲が網羅されており耳に馴染みのある楽曲を聴くことが出来る。

 CDの最後はメンデルスゾーンの壮大な合唱曲が納められておりこのアルバムの最後を飾るのにふさわしいフィナーレで締めくくる。

 家族で友人で大勢で楽しくの人も、大切な人と二人の人も、ひとりの人も、すべての人にすべての場面において喜びと元気を与えてくれる今日のイブにふさわしいCDであるでしょう。

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モーツァルト
1.カンタータ「悔悟するダヴィデ」K.469
M.ハイドン
2.レクイエム(ジキスムント大司教葬送のためのミサ曲)

イリーデ・マルティネス(S)
アンア・ボニタティバス(S)
クリストフ・シュトレール(T)
ルチア・ピサローニ(Bs)
ルーク・グリーン(Cem:通奏低音)
ザルツブルク・バッハ合唱団
合唱指揮:Alois Glaßner
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮:アイヴォー・ボルトン
REC:2004(OEHMS OC 536)

 2004年8月8日ザルツブルク音楽祭におけるモーツァルテウム大ホールでのライヴ録音である。ここではモーツァルトとミヒャエル・ハイドンの合唱曲が収められている。

 モーツァルトのカンタータ「悔悟するダヴィデ」は、未完成の「ミサ曲ハ短調」(K.427)に2曲のアリアを加えて完成されたものである。
 
 K.427のハ短調のミサ曲は比較的耳にする事も多いがこのカンタータでの形での録音は少ないはずだ。それゆえ6曲目のテノールによるアリア「数知れぬ苦しみのさなかで」やソプラノで歌われる8曲目のアリア「小暗く、不吉な影の中で」は初耳であって興味がわいた。
 
 ボルトンの指揮によるこの演奏は合唱もオーケストラも大変引き締まったものでスケールは小さいかもしれないがしっかりと訴えかける演奏になっている。
 
 残念なのは独唱陣である。オペラティックな歌い方はやや主張しすぎる面が感じられて音楽としての一体感が損なわれているように思った。
 
 2曲目はヨーゼフ・ハイドンの弟、ミヒャエル・ハイドンのレクイエム。彼の雇い主でもあるザルツブルクの大司教ジギスムントの死に際して作曲されたものである。
 
 モーツァルトのレクイエムと比較する事はあまり意味のないことではあるがところどころの音楽のニュアンスが似ているようにも思い、モーツァルトがミヒャエル・ハイドンにも大きく影響を受けていたことが推察される。

 このレクイエムにはミヒャエル・ハイドンという(少なくとも当時は)一流作曲家の独持の世界観(音楽観)があって非常に内容の濃い楽曲である事に間違い。
 
 ここでも管弦楽や合唱の演奏はスマートでなかなかであるがソリストのねちっこい歌い方には思わず閉口してしまう。

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ヨーゼフ・マルティン・クラウス
1.交響曲 ハ短調 VB148
フンメル
2.ピアノ協奏曲ヘ長調 Op.post
モーツァルト
3.交響曲第29番イ長調K.201(186a)

シュテファン・ヴラダー(Pf)
指揮:アイヴァー・ボルトン
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:2003(OEHMS OC 581)

 2003年8月17日ザルツブルク音楽祭におけるモーツァルテウム大ホールでのライヴ録音である。ここではボルトンの冴え渡るタクトがきびきびとした俊英なサウンドを作り出していて感動の演奏が展開されていく。

 スダーンが自然と音楽を紡ぎだしているのとは大変対照的に細かなパッセージにも入念でその音楽の作り方はアーノンクールなどを髣髴とさせる。

 さて演奏されている音楽であるがこちらも非常に興味深い。マンハイム楽派の流れを汲むヨーゼフ・マルティン・クラウスはほぼモーツァルと同じ年代に生きた人でモーツァルト同様夭折の作曲家である。ハ短調の交響曲(VB148)は彼が晩年スウェーデンの宮廷に勤めた際に雇い主である国王グスタフ3世の急逝を受けて作曲された「葬送交響曲」である。まるでモーツァルトの交響曲第25番ト短調を聴くような哀しみの疾風である。素晴らしい作品であり、ボルトン/ザルツブルク・モーツァルテウム管の切れ味のいいサウンドがまたこの音楽のよさを見事に表現している。

 2曲目はフンメルのピアノ協奏曲である。フンメルはモーツァルトの弟子でモーツァルトとは因縁のサリエリにも師事をしたようだ。またベートーヴェンの友人としてメンデルスゾーンの師としてもその名を残している。

 これらの大作曲家の陰に隠れた存在となっているが最近ではピアノ協奏曲がよく演奏される機会が増えている。昔からトランペット協奏曲はハイドンのそれとともに有名であった。

 フンメルはピアノと管弦楽のための楽曲を数多く作曲しているが協奏曲と名の付くものは番号つきのものは5曲。番号つきのものでないものが2曲。このヘ長調の協奏曲は作曲者の死後出版されたもので番号はない。

 ベートーヴェンのもつ重厚な形式美とショパンに聴かれるきらびやかな雰囲気がある音楽になっている。1965年にウィーンに生まれたウィーン育ちのピアニスト、シュテファン・ヴラダーの力強くも流麗なピアノには圧倒された。終演後の拍手もひときわ大きい。

 最後はモーツァルトの交響曲第29番。とにかく音楽が生き生きとしていて生命力にあふれている。このプログラムの構成もよく考えられていて素晴らしい事は言うまでもないが、なんといっても演奏はどの曲も素晴らしい。正直、スダーンの振ったときの演奏とは音楽の輝きが違う。

 音楽が生きている。生命力に満ちている。すべてが能動的に感じられる。このディスクを聴けばボルトンという指揮者に惚れること間違いなしだろう。

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モーツァルト:ホルン協奏曲全集

1.ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
2.ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447
3.ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
4.ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.386b[K.412/K.514(ハンフリーズ編)]
5.ロンド ニ長調 K.514(ジュスマイアー編)
6.ロンド 変ホ長調 K.371(ハンフリーズ編)
7.断章 ホ長調 K.494a(ハンフリーズ編)

ヨハネス・ヒンターホルツァー(Hr)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮:イヴォール・ヴォルトン
REC:2005(OEHMS OC567)

 モーツァルトのホルン協奏曲は番号つきのものが4曲である。しかし第1番は実際完成されたものは第1楽章のみ。第2楽章は皆無で第3楽章のロンドは未完である。

 しばしばK.514のロンドが第3楽章に当てられホルン協奏曲第1番として体裁をなしている。しかし成立の年代を考えると必ずしも番号順ではない(第2番:1783年、第4番:1786年、第3番:1787年、第1番:1791年)。ようするに第1番は4曲中最後に作曲されたということになる。であるからモーツァルトの死によって第2楽章がなく終楽章のロンドが未完となったわけである。
 
 このロンドは後に弟子のジェスマイヤーによって補筆完成されてすでに完成されていた第1楽章とともにホルン協奏曲第1番となった。
 
 最近では様々な研究者がジェスマイヤーの補筆完成版とは異なる補筆完成版をすえることが多くここでもジョン・ハンフリーズという人が完成させたロンドをあてている。
 
 ジェスマイヤーの補筆完成版も別の演奏で収録されているので聴き比べることが出来、興味深い。
 
 またこのホルン協奏曲上記の4曲の協奏曲には属さない独立したロンド(K.371)や、途中で放棄された断章(K.370b、K.494a、K.Anh.98)が存在しやはり様々な研究者や演奏者よって補筆完成されている。

 今日聴いたモーツァルテウム管弦楽団とこの楽団の若き首席ホルン奏者であるヨハネス・ヒンターホルツァー(1974年生まれ)の独奏による演奏ではK.370bとK.Anh.98を除くすべての楽曲が収められている。
 
 この演奏ではヒンターホルツァーはモダンホルンとナチュラルホルンを吹き分けている(ちなみにK.386b、K.514、K.371をナチュラルホルンでそれ以外はモダンホルンで吹いている)。温かみがあり非常に優しく誠実な演奏である。
 
 一方でカデンツァは非常にユニークで面白く、第3番における超低音域を聴かせるところや第4番における魔笛の「夜の女王」のアリアを思わせるフレーズなどは思い切った演奏で遊び心があり大変素晴らしい。
 
 このモーツァルテウム管弦楽団のモーツァルトの演奏は自然な流れやサウンドでありながら溌剌としたリズムと凛とした気品にあふれた雰囲気をもっていて実に素晴らしい。
 
 ボルトンの指揮も自然な流れを保ちつつ随所で微妙なデュナーミクを効かせ音楽を飽きさせない。
 
 聴いたあとの満足度は計り知れない。素晴らしい。本当に素晴らしい。

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モーツァルト
1.行進曲 ニ長調 K.249 
2.セレナード 第7番 ニ長調 「ハフナー」 K.250(248b)

マルクス・トマジ(Vn)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮:ユベール・スダーン
REC:1999(OEHMS OC103)

 ハフナー交響曲同様、ザルツブルクの有力豪商で父レオポルトと親交のあったザルツブルク市長ジークムント・ハフナーの娘マリア・エリーザベトの結婚式の晩餐会のために作曲された。

 全8楽章からなり第2〜4楽章はヴァイオリン協奏曲になっている。演奏時間、編成、構成とも規模が大きく、豪勢な貴族の婚礼の音楽にふさわしい。

 なお、セレナード冒頭に当時慣例となっているニ長調の行進曲が演奏されている。この行進曲はセレナーデを演奏する楽師たちが演奏席に行進曲を奏でながら入場し、また退場する時のための楽曲である。
 
 演奏は1999年1月に行われたザルツブルク・モーツァルト週間における祝祭大劇場でのライヴ。オーソドックスな演奏スタイルであるが、きりりと締まったオーケストラの音色と重厚な響きが融合した充実の演奏である。

 マルクス・トマジの独奏ヴァイオリンも主張すぎずオーケストラと上手く溶け合い自然な流れを作り出している。

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