クラシック音楽とうさぎの日常

久々に。秋が深まるのでしばらくブラームスで。

今日のCD(購入履歴&少し聴き)

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3大カウンターテナー

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カプア
1.オー・ソレ・ミオ
ビゼー
2.歌劇「カルメン」〜ハバネラ
マスネ
3.歌劇「ル・シッド」〜泣け、泣け、わが目
バーンスタイン
4.ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」〜マリア
サン=サーンス
5.歌劇「サムソンとデリラ」〜あなたの声に
ショル
6.百合のように白く
オッフェンバック
7.喜歌劇「ラ・ペリオール」〜ほろ酔い唄
ポール・アンカ
8.マイ・ウェイ
ドニゼッティ
9.歌劇「愛の妙薬」〜人知れぬ涙

パスカル・ベルタン(CT)[1, 4, 5, 8, 9]
アンドレス・ショル(CT)[1, 2, 4, 6, 9]
ドミニク・ヴィス(CT)[1, 3, 4, 7, 9]
フランシス・クチュリエ(Pf)[4,8]
カール・エルンスト・シュローダー(リュート)[6]

カマルグ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ラインハルト・ワグナー
REC:1995(harmonia mundi 901552 [081109-250BOMM])

「3大カウンターテナー」と題されたCD。純粋なクラシックというよりもポップス的なアレンジで有名なオペラのアリアなどが歌われていく。今や市民権を得つつある草食系男子やおねえ系タレントと路線は一緒だと思う。

 1曲目の「オー・ソレ・ミオ」は三人のカウンター・テナーで歌われるのだが正直気色が悪い。アンドレス・ショルの歌う「ハバネラ」やドミニク・ヴィスの歌う「泣け、泣け、わが目」などは納得のいくものである。ピアノ・アレンジで歌われるバーンスタインの「マリア」もなかなかお洒落でいい。

 このCDの中で白眉の音楽は6曲目の「百合のように白く」である。アンドレス・ショルのオリジナルの楽曲であると思われるが、オペラの要素とバロックの要素、ポップスの要素がうまくブレンドされて感じられる楽曲である。切ない旋律とショルの素晴らしい歌声に心を奪われる。非常に美しい音楽である。
おどけた感じの「ほろ酔い唄」も楽しいし、名曲「マイ・ウェイ」もジャズ風のアレンジで格好いい。

 オペラやバロックなどのクラシック音楽の延長線上でこのCDを聴くと非常にがっかりするがポップス的な雰囲気、BGM的なリラックスした雰囲気でこのCDに接すればリラックスできると思う。収録時間が40分に未たずやや物足りなさがあるもののあまり難しい事を考えなければいいリラックスのCDになると思う。

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ジョン・ダンスタブル
 1.Kyrie
 2.Gloria
 3.Salve regina
 4.Sub tuam protectionem I, MB 51a
 5.Ave regina celorum MB 37
 6.Sanctus
 7.Sub tuam protectionem II, MB 51b
 8.Magnificat
 9.Beata Dei genitrix, MB 41
10.Et propter hoc
11.Regina celi, MB 38

Bernd Lambauer(T)
Johannes Chum(T)
Colin Mason(Br)
ルネ・クレマンシック(Org)
クレマンシック・コンソート
指揮:ルネ・クレマンシック
REC:1995(ARTE NOVA 74321 34055 2[081109-250BOMM])

 世間も秋が深くなってきた。静かな秋の夜更けに心が洗われる美しい音楽の調べをゆっくりと聴きたいものである。今日は中世の作曲家ジョン・ダンスタブル。
 
 ジョン・ダンスタブルときいてもほとんど知らない作曲家であったので「ウィキペディア」で検索して調べる事に。以下引用して簡単にまとめた。

 ジョン・ダンスタブル(1390年頃〜1453年)は中世からルネサンス期に活躍したイングランドの作曲家である。その生涯については殆どわかっていない。中世西洋音楽からルネサンス音楽の移行期に重要な役割をした。

 イングランドのベッドフォードシャー州ダンスタブルで生まれたといわれている。音楽家の他に、外交官、天文学者であったといわれる。ノルマンディー知事であるベッドフォード公爵ジョンに仕えた。百年戦争の休戦時にフランスに滞在し、イングランド独自の3度・6度を用いた和声法フォーブルドンをヨーロッパ大陸に伝えるとともに、逆に大陸の音楽をイングランドに伝えた。ダンスタブルによって大陸に伝わった美しい和声法は、大陸の音楽に取り入れられることでポリフォニーに発展し、ルネサンス音楽開始のきっかけとなった。

 4,7,10曲目はオルガンによる独奏曲であるがその他は導入部分にオルガンの演奏がはいっているが、合唱のみのによるものである。グレゴリオ聖歌から続く中世西洋音楽とルネサンス音楽の移行期に重要な役割をしたということはこの楽曲群を聴くとよくわかる気がする。

 これらの楽曲の具体的な内容はよくわからないけれどどれも非常に美しい楽曲である。この分野におけるスペシャリストであるルネ・クレマンシック率いるクレマンシック・コンソートによる演奏は水準の高い素晴らしいものである。

 秋の深まるなかで、遠い時代のダンスタブルという作曲家の美しく深みのある音楽と触れ合う。至高の時間である。


参考
クレマンシック・コンソートによる皇帝マクシミリアン1世時代のウィーン王宮における宗教的作品集
http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/17270615.html

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ラフマニノフ
1.ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
2.ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品36

アレクセイ・スルタノフ(Pf)
ロンドン交響楽団[1]
指揮:マキシム・ショスタコーヴィチ[1]
REC:1989[1],1992[2](TELDEC WPCS-21059 [081012-250BOTNS])

 アレクセイ・スルタノフは1969年にウズベキスタンのタシケントに生まれたピアニストである。音楽一家に育ったスルタノフは幼少の頃から音楽に才能を見せ6歳でコンサートを開くほどの神童であったらしい。

 この演奏を聴けば一目(耳?)瞭然であるが非常に激しく情熱的なピアニストであることがわかる。それを裏付けるように1986年のチャイコフスキー国際コンクールでは、何に怒ったのかはわからないが、怒りに任せ壁をパンチして指の骨を折り本選出場を辞退する羽目になったらしい。

 それでもこのほとばしる熱情のピアニストは1989年のヴァン・クライヴァーン国際ピアノ・コンクールで見事優勝、一躍時の人となった。

 彼の名をさらにあげたのは1995年のショパン国際コンクールである。これは非常に有名な話で、会場にいた誰もがスルタノフの優勝を確信していたのにもかかわらず、(人種的な問題や政治的な問題などからと暗に囁かれているが)1位なしの2位に終わった。会場はブーイングの嵐となりスルタノフも授賞式をボイコットするに及んだ。このような「事件」で彼の名声は一気に高揚した。
 
 悲劇は天才を突然襲う。2001年春に脳出血で倒れる。以来、復帰に向けて懸命なリハビリを行っていたものの、2005年に再度脳出血を再発してついに自宅で帰らぬ人となった。享年33歳。「壮絶な人生」とは彼のためにあるような言葉かもしれない。

 今日聴いた演奏は1989年のヴァン・クライヴァーン国際コンクールで優勝した直後に録音したものであり、スルタノフの情熱を鍵盤にたたきつけるピアノは聴く人の心に深く刻まれる。彼のたどった悲劇的な人生を思うとこの心に迫るピアノは切実で感動的である。

 ラフマニノフの協奏曲は憂愁漂う誰もが知る名作である。有名な作曲家ショスタコーヴィチの息子マキシムの指揮する演奏は実に感動的である。

 しかし、スルタノフを知るのに一番いいのは2曲目のピアノ・ソナタであろう。切り裂くような熱情の塊のピアノが妙に寂寥感漂うように感じるのだ。殊に第2楽章の切なさと情熱の交差は心に迫るものがある。

 アレクセイ・スルタノフ、夭折の天才ピアニスト。強烈な情熱とあまりに切ない寂寥を内包した孤高のピアニスト。私はあなたを忘れない。

 
 参考
 夭折のピアニストユーリ・エゴロフのベートーヴェンとモーツァルトのピアノ協奏曲
 http://blogs.yahoo.co.jp/qq473ms9/58872198.html

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ショパン
前奏曲全集
1.24の前奏曲 作品28
2.前奏曲(第25番)嬰ハ短調 作品45
3.前奏曲(第26番)変イ長調(遺作)
即興曲全集
4.即興曲 第1番 変イ長調 作品29
5.即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36
6.即興曲 第3番 変ト長調 作品51
7.即興曲 第4番 嬰ハ短調 作品66「幻想即興曲」

ヴラディーミル・アシュケナージ(Pf)
REC:1977,1978年[1],1979[2],1982〜1984年[3〜7]
    (LONDON 417 476-2[081016-250BOMN])

 すっかりと秋の空気に包まれつつある今日この頃。初秋の静かな夜はショパンのピアノ曲をしっとりと聴くのも趣があると言える。

 今日聴くのは今や指揮者として有名なヴラディーミル・アシュケナージのピアノによるもの。アシュケ
ナージは1972年〜1985年にかけてショパンのピアノ曲全集を録音しているが今日聴くCDはそのうちの一枚。

 なんといっても作品28の「24の前奏曲」は安らぎと哀愁に満ちていて、聴いていると秋の夜の、なんともいえない寂寥感と安息の交錯した静かな時間をさらに心に深く刻むような音楽になっていてことさらに印象深い。
 
 粒のはっきりとした鍵盤を聴かせてくれる若きアシュケナージのよるピアノは決して機械的にならずに一つ一つの音が瑞々しい珠のようでダイレクトに心に響く。素晴らしい演奏である。非常に有名な「幻想即興曲」も心に迫りくる名演である。

 秋の気配を感じる夜に、ショパンを聴くのも、いい。

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ハイドン
弦楽四重奏曲 作品71「第1アポニー四重奏曲」
1.弦楽四重奏曲 第69番 変ロ長調 Hob.III.69
2.弦楽四重奏曲 第70番 ニ長調 Hob.III.70
3.弦楽四重奏曲 第71番 変ホ長調 Hob.III.71

コダーイ弦楽四重奏団
REC:1989(NAXOS 8.550394[080917-250BOMN])

 ブッルクナーばかりでは少々疲れてしまうので、普段あまり聴くことのないハイドンの弦楽四重奏曲を聴く。

 ハイドンの弦楽四重奏の中で作品71(第69番〜第71番)と作品74(第72番〜第74番)は「アポニー四重奏曲」と呼ばれている。

 今日はこのアポニー四重奏曲から作品71の3曲(69番〜71番)の楽曲を聴く。

 この四重奏曲は1793年に6曲の弦楽四重奏曲として作曲され、3曲ごとに2つにわけて出版された。ヴァイオリン奏者でもあったアントン・アポニー伯爵という人に献呈されたためこれらをアポニー弦楽四重奏曲と呼ぶようだ。

 3曲ともサロン風の優雅で気品のある作品である。コダーイ弦楽四重奏団の演奏はやや音が硬くも感じるが折り目のしっかりとした演奏になっている。

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