不思議な国

ただ生きて、ただ死んでいけたら素晴らしい

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ウサマ・ビン・ラディンが、米軍の襲撃を受けて死亡しました。アメリカは当然の権利だと堂々と世界に向かって報告し、日本もそれを肯定しました。
 
しかし、どうなんでしょう。確かにテロはよくないと思います。しかし、日本もアメリカも一応法治国家ですよね。抵抗したといっても、ウサマ・ビン・ラディンは武器を持っていなかったらしいじゃないですか。しかも、12歳の娘の目の前で射殺する必要があったのでしょうか。北朝鮮もとんでもない国ですが、だからといって金正日を殺害したりしませんよね。
 
また、今回の出来事が再びテロを誘発する可能性はアメリカも認めています。暴力が暴力を呼び、泥沼化する危険性はないでしょうか。正義の戦争というものを肯定するなら今回のことはアリでしょうが、私は戦争に正義も不義もないと思っています。太平洋戦争を経験した母が「どんな理由があっても私はもう戦争はコリゴリだ」と言ったのを私は忘れることができません。
 
たいていのドロボーは自分のやっていることが悪いことだと分かっているので、つかまったら裁きを受けますが、ウサマ・ビン・ラディンは自分のことを正しいと思っているわけなので、そうした意味では価値観の相異ともいえます。
 
話は大分違いますが、兄弟喧嘩をしている子どもに対して大人は「どんな理由があっても暴力はダメ」と叱りますよね。だったら大人も同じです。自分の意見が通らないからといって取っ組み合いをする野球選手や政治家もいますが、恥ずかしい限りです。
 

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