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前回から随分間が空きました。
感情に任せて投稿してしまった記事?からの接ぎ穂が見いだせないままに放置状態になっていました。
ただ、書きたい事が無かった訳でもなかったのですが・・・。
さて、久々に書くにしては少し重ためな内容ですが、歴史を知っている人にとっては今更なお話です。
アメリカは二つの大戦を経て『自由主義陣営』の押しも押されぬ旗頭として長く君臨して来ました。
しかし、1月に就任した新大統領であるドナルド・トランプ氏が就任して以来、その言動を見るに極端な内省主義に走っているように見えます。
この部分だけを見ればアメリカの『豹変』に困惑している人は少なからず居るのではないかと思います。
ただ、私でも気づいている位ですので同じ結論に達している人は居るはずですが・・・、アメリカもまた同じ歴史を繰り返しているに過ぎないのです。
第一次大戦後、時のアメリカ大統領であったウッドロウ・ウィルソンは国際連盟の設立を提唱しました。厳密には大戦中にではありますが。しかしその批准に際して、議会の協力が得られなかったとして提唱国であったアメリカは国際連盟に参加していません。
これはTPP交渉とその帰趨を見ていると全く同じであると言えます。
そして当時のアメリカがその後に採った政策は、孤立主義に裏打ちされたパックスアメリカーナでした。
ドナルド・トランプ大統領は何も目新しい事をやっている訳ではありません。謂わば100年前に行った政策の焼き直しをしているに過ぎないのです。
そして、当時はその後に起こったブラックマンデー・ニューディール政策の失敗から戦争という道を選ぶ訳ですが、今世紀の将来も恐らく踏襲されるのでないでしょうか?何故ならば自国が戦場にならない戦争ほど儲かるものはないという成功例を持つ国だからです。それは嘗てのイングランドも同じでしたが。
そしてもう一つ、欺瞞を上げるのであれば『度量衡』を見ればよく分かります。
日本は摂氏・センチ・kg等の度量衡を採用しています。
嘗ては日本も独自の度量衡を持っていました。それは独立国家としての一つの独立性を担保するものであったのです。古代エジプトでは国王の指先から肘までの長さを『ロイヤル・キュービット』として換算していたようです。現在では私たちの国も『世界標準』に併せた度量衡の世界に生きています。
しかし、『世界基準』と思っているこの度量衡を採用していない大国がなんと2つあります。
それはアメリカとイギリスです。
自由主義陣営の新・旧の旗頭であるこの2カ国は、他国にはグローバリズムを半ば押し付けておきながら自分たちは華氏・ポンド・インチ・ヤード等の度量衡を未だに使い続けています。
プロレスやゴルフなどで示される度量衡はこの2カ国の度量衡に批准していますよね?
このように、アメリカは自由の旗頭の裏で他の何処よりも保守的で、グローバリズムから離れた国であるのです。ですから、今後トランプ大統領が一層の保守・排他政策を掲げたとしてもそれは過去の焼き回しであって驚くには当たらない、かの国の常套手段なのです。
これから2〜3年の間に特定の国同士の争いは一層先鋭化していく事でしょう。
それは予言でも妄言でもありません。歴史を紐解けば年数の多少のズレはあるにせよ、必ずそうなっていきます。何故ならばアメリカの孤立主義は失敗している過去があるから。
その失敗を埋め合わせるには、対外的に敵を作って、自国での破壊を伴わない大量の消費を作り出すしか方法もなく、また手っ取り早いからです。こうした観点から考えればアメリカとシナはウマが合うのかも知れません。
これからの未来は決して見通しの明るいものではありません。
私にも1子がありますが、その大事な子供が戦火に苦しむ事だけは避けたい所ですが・・・。
現在行われている国会での下らない揚げ足取りを見ていると、日本は呆れるほど平和なのだなぁと思います。ただ、紙よりも薄い僅かな仕切りの下に何があるのか見えている人には焦燥を駆り立てられる事でしょう。
これから一層社会の変化に敏感になっていく人だけがその災禍を最小限にする事が出来るのです。
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