百四季

暑くなってきました

クラシック音楽

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 昨日のイブ夜勤も無事終え、自宅に帰って少し睡眠を取り、夜久しぶりにクラシック音楽、バッハのマタイ受難曲を聴きました。3時間を超える大作ですが、ここ数年クリスマスシーズンにはこれを聴いています。聴いたと言っても昔、BSで録画したカール・リヒター版で音、映像は満足のいくものではありませんが、雰囲気的にはこれで満足。キリスト教徒ではないので、この時期以外は滅多に聴くことはないのですが、この中の数曲が今でも映画音楽の中で使われ、世界中の人々に感銘を与える本当に名曲だと思います。
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 朝日新聞夕刊、毎週木曜日に作家赤川次郎氏の芸術三昧というコラムが載っているのですが、今回、新国立劇場で観賞されたというリヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ『影のない女』について書かれていました。(1枚目の写真)自分は、この公演は残念ながら見ていなかったのですが、氏がこの公演と比較して、持ち出した1992年のバイエルン国立歌劇場、日本公演。自分もウォルフガング・サヴァリッシュ指揮、歌舞伎の市川猿之介演出で上演されたものを観劇していたので懐かしく思い出しました。プログラムを見ると、この演目はサヴァリッシュが愛知県芸術劇場の杮落しのメインプログラムとして、企画したものであったようで、日本公演初日が1992年11月8日に愛知県芸術劇場に行われています。勿論、関東では新国立劇場はまだありませんから、NHKホール、東京文化会館という時代でした。この時、サヴァリッシュが持ってきた演目はR・シュトラウス『影のない女』、R・ワーグナー『さまよえるオランダ人』、W・モーツァルト『フィガロの結婚』でした。当時、フィガロは昭和女子大人見記念講堂で上演されています。自分は、殆ど、その当時の記憶、定かではないのですが、東京文化会館の『さまよえるオランダ人』とNHKホールでの『影のない女』を見ていたようです。2枚目と3枚目の写真は当時、当日配布された配役表の載ったプログラム、4枚目はその当時、演出に携わった猿之介さんと仕事ができる機会を戴けてとても感謝していますとサヴァリッシュ氏に出演者が送った書状のコピーです。5枚目が当日会場で購入したプログラムの写真です。覚えているのが、今でもそうですが、『影のない女』はR・シュトラウス作品の中でも上演される機会が少ないため、当時、CDや映像(当時はレーザーディスク)がそれほど発売されておらず、他の作品のように事前に内容を把握しておくことができなかったことです。また、字幕もまだまだ見にくかったので、結構見る時も苦労しました。『サロメ』や『バラの騎士』のように盛り上がる演目でもないので、白河夜船が多かった気がします。

 前回、マーラーが生誕150周年なのに、ショパン生誕200周年の陰でいまいち盛り上がっていないんじゃないかということを書きましたが、もう一人、ショパンの影響を受けている大御所が一人おりました。午前中、NHK-FMで『名曲の楽しみー私の視聴室ー』で吉田秀和氏解説のもと特集されていたシューマンです。自分も彼の作品に関してはCD等、それほど持っているという訳ではないのですが、歌曲が好きでスペインの名メゾ・ソプラノ、テレサ・ベルガンサの歌う『女の愛と生涯』のCDを持っています。久しぶりに聴いてみようかなと思います。

 前回、グスタフ・マーラーについて、書きましたが、その中で紹介した『亡き児(子)をしのぶ歌』について少し書きたいと思います。この曲は詩人リュッケルトの詩を元に作曲した歌曲集です。原詩はリュッケルトの作った425篇から成る詩集であり、彼の子供のうち2人が16日の内に相次いで死ぬという悲しい出来事があったという逸話があります。
この詩集から5篇を選び作曲した当作品が完成した4年後、今度はマーラーとアルマ夫人の間に出来た4歳の娘マリアを病気で失うという悲劇が生まれました。その様子は、マーラーをモデルとしたルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』の中にも取り上げられています。(母娘とともに平和に暮らしていたグスタフ・アッシェンバッハの娘が突然死去し棺桶にて運ばれていく)また、これは余談ですが、この映画の中でアッシェンバッハ教授が心を寄せる美少年タジオの母親役を演じたシルバーナ・マンガーノはビスコンティ監督の『ルードビヒ 神々の黄昏』の中でリヒャルト・ワーグナーの妻コジマ(フランツ・リストの娘)を演じています。マーラーはウィーンを代表する名指揮者でありましたが、ワーグナーの死後、ウィーン音楽界を牛耳っていたコジマが反ユダヤ主義(マーラーはユダヤ人です。)を取っていたので、多くの苦難があったそうです。

 ちなみにマーラーの死後、夫人のアルマは建築家のグロピウスと再婚。娘マノンを儲けますが虚弱で19歳という若さで夭逝してしまいます。その娘の死を悼み、家族と親交のあった作曲家アルバン・ベルク(歌劇ルル等で著名な作曲家です。)がヴィオリン協奏曲(ある天使の追想に)を作ったのは余りにも有名です。とても美しい曲で好きな曲です。

マーラーの亡き児をしのぶ歌で好きなのは第3曲『Wenn dein Mütterlein." - 「きみのお母さんが戸口から入ってくるとき」』です。女性歌手では名歌手シュヴァルツコップが歌った名盤もありますが、やはり父親が追想している雰囲気が醸し出される男性歌手盤がお薦めです。自分はバリトンのフィッシャー・ディースカウの歌うCDを持っています。

第3曲「おまえたちのおかあさんが戸口から歩み入るとき」
Wenn dein Mütterlein
Tritt zur Tür herein
Und den Kopf ich derhe,
Ihr entgegensehe,
Fällt auf ihr Gesicht
Erst der Blick mir nicht,
Sondern auf die Stelle,
Näher nach der Schwelle,
Dort wo würde dein
Lieb Gesichtchen sein,
Wenn du freudenhelle
Trätest mit herein
Wie sonst, mein Töchterlein.

Wenn dein Mütterlein
Triff zur Tür herein
Mit der Kerze Schimmer,
Ist es mir, als immer
Kämst du mit herein,
Huschtest hinterdrein
Als wie sonst ins Zimmer!

O du, o du, des Vaters Zelle,
Ach, zu schnelle
Erloschner Freudenschein!
おまえたちのお母さんが
戸口に歩み寄り、部屋に入ろうとして、
私が頭をめぐらせ
振り返り見るとき、
最初の私の一瞥の視線は
お母さんの顔ではなく
むしろ敷居のそばの、
その場所の
おまえたちの愛らしい顔が見えるその場所へ
もし、おまえたちが晴れやかな喜びに満ちあふれ
お母さんと一緒に入って来るならば、
いつもどおり何も変わらない
私の娘たちであるのに

おまえたちのお母さんが
戸口から中へ歩み入り
蝋燭のうす明かりと一緒に
それがいつものようだと感じさせるには
もし、お母さんの後ろから
おまえたちがすばやく追いかけて来るならば
それはいつもと何も変わらない部屋の中であるのに

おお、おまえたち、おお。おとうさんの分身、その細胞よ。
ああ、本当にたちまちに
あまりにも早く輝かしい喜びの光を消し給うたのだ!



最後に、今教育テレビで2人のリヒャルトと称して、ワーグナーとシュトラウスの特集を見ています。シュトラウスの曲も好きで映像では、『サロメ』『エレクトラ』『ばらの騎士』を持っています。仕事柄、ゴールデンウィークにまとまった休みは取れないのですが、是非通しで聴く時間が欲しいです。



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 今日は仕事が休みでしたが、あいにくの雨模様だったので、たまには読書をしながら音楽観賞をと、久しく聴かなかったマーラーの交響曲を。ショパン生誕200周年ということで、クラシック界は、大きく盛り上がっている昨今ですが、その陰で、いまいち、盛り上がりにかけているグスタフ・マーラー生誕150年。のだめカンタービレの映画の影響か、ショパンを始め、ロマン派の割合、メロディアスかつ短めのクラシック人気は上がっているようですが、重厚で初心者にはとっつきにくいマーラーの交響曲、NHK-FMくらいじゃないと(それもたまに)なかなかメディアにのることもありません。自分は、モーツァルトやベートーベンの交響曲より好きなんですけどねえ。彼の歌曲もとても好きです。一番好きなのは、暗いですが『亡き児をしのぶ歌』です。

今日、聴いていたのは交響曲第2番『復活』と交響曲第5番です。2番は小沢征爾指揮のボストン交響楽団、タングルウッド音楽祭合唱団、ソリストはキリ・テ・カナワ、マリリン・ホーンです。
そして、5番はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルのもの。5番は他にエリアフ・インパル指揮、フランクフルト交響楽団のものも持っています。2番、5番は映画通の間ではよく知られた
曲で、2番の合唱の部分が、ミッキー・ロークとジョン・ローンの共演でヒットしたマイケル・チミノ監督『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』で使用され、5番のアダージェットはルキノ・ビスコンティ監督の『ベニスに死す』で使用されたので、あまりにも有名です。たまには、コンサートに聴きに行きたいと思う今日この頃です。


前回、韓流ドラマについて書きましたが、『アイリス』とても面白かったですね。見逃した方、再放送があるそうです。4月28日(水) ひる1:55〜3:50
この他に、GYAOで『朱蒙』を第6回まで(全81話)、またNHKで見逃した『春のワルツ』を見始めました。近頃、日本の番組で見ているのは、『ゲゲゲの女房』くらいになっています!


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