旦那と私の最終章

最愛の旦那が逝ってしまった。再び会える日を待ちながら

野球

[ リスト ]

オレのダンディズム

オレのダンディズム


http://www.jiji.com/news/handmade/file/images/sports-column/jlp11791485.jpg
 中日の監督を退任し、記者会見で質問に答える落合博満前監督。時折笑みを浮かべながら8年間の監督生活を振り返った=2011年11月22日、愛知・名古屋市内のホテル【時事通信社】
 プロ野球取材の現場に出ていたころ、中日の記事を書く日は少し気が重かった。落合博満監督の談話が取りにくかったからだ。口数が極端に少なく、歩きながら小さな声で一言、二言話すだけ。勝ったときはそっけない。負けたときほど笑みが見え、言葉も強がりに聞こえる。発言の解釈に迷わされることが多かった。

 他社の記者もよく「落合さんは難しい」などとぼやいていた。ところがそんな印象が少し変わる出来事があった。2007年11月13日、正力松太郎賞の発表の日のことだ。

 正力賞は、大きな功績を残した選手や監督を表彰するもので、その年は中日を53年ぶりの日本シリーズ制覇に導いた落合監督が選ばれた。しかし発表の日、思わぬ悲報も重なった。落合監督が「人生の師」と慕っていた元ロッテ監督の稲尾和久さんが、未明に70歳で他界したのである。
 
 落合さんのロッテ在籍時代に、稲尾さんは3年間監督を務めている。正力賞の会見後、落合監督に稲尾さんのことを問うと、シーズン中とは別人のように多弁になったことを思い出す。故人への思いがひしひしと伝わってくる話し方で、落合さんという人は、胸の内にいろんなものが詰まっている人なのだと感じた。

 「うちに遊びにきて、女房の手料理を食べたり酒を飲んだりしながら、野球の話をしたことが何度もありましたよ」

 「バッティングの調子がすごく悪くて、5月いっぱいまで打率が1割台のことがあった。それでも稲尾さんから『何があっても4番は外さないよ』と言われてね」

 とりわけ印象的だったのは、落合さんが采配に関する疑問をぶつけても、稲尾さんは耳を傾けてくれたという話。チームの選手と監督という立場を超えて議論ができたのだという。そして思い出話の最後に、落合監督は「人のいい、優しい人でしたね。それと勝負事は別なんでしょうが」とも付け加えた。いろんな解釈ができる一言ではあるが、「オレ流」といわれてきたものが、ちらりと見えた気がした。
 すなわち、聞く耳を持つということは、周囲の声に合わせるのとは次元が違うということ。自分が納得できない意見であれば、聞き捨てにだってするということ。自身の判断に従い、時には非情に徹してやっていくということ―。

 落合監督が自らの判断や決断について語ろうとしないのは、もともと口が重い自分が中途半端に言葉で説明しても、得るものはなく、かえって不利益を生む原因になると割り切っているからだろう。言葉足らずが誤解や曲解を招く可能性は当然あるのだが、そこは百も承知のはずである。どんな批判を受けようと、勝つために支障となるものは徹底して排除していく覚悟が見える。

 だから落合監督の意図が伝わってこない場合、人々は面食らう。彼が指揮を執った8年間を振り返れば、まさにそうした例の連続だった。

 2003年オフに就任したときは、「今いる選手が力を10%アップすれば優勝を狙える」と宣言し、フリーエージェント選手などの補強をしなかった。翌04年は、過去3年間に一度も1軍登板のなかった川崎を開幕戦の先発に起用。そして公約通りにリーグ優勝も遂げた。コーチ経験がない新人監督がペナントをつかむ快挙だった。
 07年にはあの日本シリーズだ。日本ハムとの第5戦、八回まで完全投球だった山井に代え、九回に岩瀬を投入。史上初の継投による完全試合を成し遂げた。私はその取材チームに入っていて、試合後、観客席を回って落合監督の継投についてファンの意見を聞いた。十数人に質問して全員が「これが落合野球」と支持したのには驚いた。完全試合が目前だった山井を下げたことは全国的な議論を呼んだが、名古屋のファンの多くは落合イズムを理解していたということになる。

 08年にはワールド・ベースボール・クラシック日本代表候補を辞退した中日の選手をかばった。「選手は個人事業主。行きたくないやつを無理に行かせ、けがをしたら責任は取れない」。今年のオールスター第1戦では岩瀬を先発に起用。各球団の抑え投手やセットアッパー9人に1イニングずつを投げさせた。例年より1試合多い第3戦まであったことや、前後の日程の詰まり方を考慮し、チームによって選手の負担に差が出ないよう工夫した結果だろう。

 こうして見ると、選手を守って力を引き出し、勝利を目指す姿勢が明瞭に見てとれる。その軸は8年間、全くぶれていない。
 
 しかし優勝争いが大詰めに入っていた今年9月22日、球団は今季限りでの監督交代を発表した。首位ヤクルトとの大事な4連戦直前のことで、常識外れの球団の行動には批判が集まった。ここからチームは猛烈に追い上げて逆転優勝のゴールを切ったわけだが、選手らの球団に対する怒りがチームの結束を強めたことは間違いない。

 パ・リーグでは9月15日に日本ハムの梨田監督が自ら今季限りの退任を表明し、そこからチームは急失速。オリックスは岡田監督の不用意な一言があった。「ミスばっかりよ。勝ちたないやつがおるってことよ」「まあ、負けるで。このまま」。そう言った10月5日から本当に失速し、最後はクライマックスシリーズ圏外の4位に落ちた。


 野球は監督の采配で拾う星が案外多くないスポーツだとも言われるが、そうとも言い切れない不思議な力を感じさせられたシーズンだった。
http://www.jiji.com/jc/v?p=sports-column_0051-01
「スポーツ千夜一夜」


先日の「報ステ」での発言
「…顔色出したら、うちの選手俺の本当の性格知ったらあいつら野球にならないと思う。選手はベンチを見てる。怒っている姿を見せたら、あいつら体が動かなくなるから。それでなくても、そういう野球をずっと中日はやってきたんでしょう。過去の政権で。戦う人間はこっちじゃないよ。おまえら何しでかしたって怒りゃせんから。
その代わり、勝ち負けの責任は俺がとる。成績の良い悪いはおまえらが個人で責任をとれよ…」
星野の真逆をやってたんだなあと改めて思った。
と考えると、名監督をつくったのは星野?
http://www.youtube.com/watch?v=pvQMvPLuEfE
「落合博満「前」中日監督vs長嶋一茂 ミニ対談・報道ステーション」

.
グレートケボチ
グレートケボチ
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

標準グループ

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事