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ダンナは悪ぶっているというより
カッコつけていた
サングラスをかけ
コートの襟を立て
女になんか興味ないって感じで、
でも誰かが密かにかっこいいと言えば
まんざらでもない
そんな時
学校が終わって
みんなで飲みにいこうと
高田馬場の通りを駅に向かって歩いていた
外側を歩いていた私に
ちょっと怖そうなオヤジがぶつかって来た
私は思わず声を上げた
そうすると
オヤジは私に突っかかって来ようとした
そのとき気づいた
ダンナが私の腕を掴んで内側に押しやり
「あんたがぶつかったんだろう」
とオヤジの胸ぐらをつかんだ
みんなで慌てて引き離して
その場を収めたが、
ダンナは本当に喧嘩をするつもりだったらしい
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