旦那と私の最終章

最愛の旦那が逝ってしまった。再び会える日を待ちながら

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1年近く

一人になって一年近くが経った。
日に日に寂しさが増していく、
というより寂しさの質が変わってきたようだ。

ダンナが亡くなった当初は、やることがいっぱいあり
無我夢中でひとつひとつこなしていた。

少し経つと、人の言葉のひとつひとつに敏感になり、
過剰に反応するようになった。
昨年のお彼岸、ダンナが仲よかった従姉妹のお一人様の女性に
世界中にはあなたよりももっと辛い人がごまんといるのだから
自分だけが辛いと思うな。と言われ、ショックに言葉も出なかったが、
そのショックは義弟には伝わらなかった。

修行だ、ダンナが亡くなっても結婚生活が幸せだったんだからいいじゃない。
結婚生活が不幸な人はたくさんいるんだから、などと友人にいろいろ言われた。
まるで結婚生活が幸せなのは罪のように。
その友人とは絶交した。

じゃあ
あんたたちも同じ目にあったらどう?
幸せって何?
そんなの自分の尺度だろう。

同期会に関係ない自分の妻や夫を連れてくる人もいる。
こちらとしては見たくない光景だ。

でも
お隣の娘さんが赤ちゃんを産んで里帰りしている。
赤ちゃんの泣き声が毎日聞こえる。
それには心が和む。
何故だろう。
もっと泣いてもいいんだよ、声が聞きたい。
弱っている自分に
赤ちゃんの泣き声は無限のパワーとなって降りかかる。

この気持ちはお一人の義弟にはわからないだろう。
家の中に哺乳類がいるのは耐えられないという義弟には。

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