旦那と私の最終章

最愛の旦那が逝ってしまった。再び会える日を待ちながら

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モンスター2

私は東京で大学に進学した。
女子大の栄養学科で、寮があった。
今にして思えば、寮に入った方が良かったのかもしれない。
しかし自由を満喫したかった私は、一人暮らしを希望した。
ところが、母が叔母と住むことを強制した。
当時は、叔母のことがよくわかってはいなかったこともあり、
私は叔母と住むことにした。

叔母は泊まりの家政婦をしていたので、アパートにはほとんど帰らなかったが、
契約が切れるとずっとい続けた。その期間が長ければ長いほど、
私は叔母の言行に反発を感じるようになった。

叔母が家政婦として働きにいく家は、芸能人、医者や大学教授、
会社の経営者などで、いわゆるブルジョア家庭だった。
高学歴が多く、学歴コンプレックスの叔母は相当なストレスを抱えながら
仕事をしていたと思われる。

叔母は、私の友人もボロクソにこき下ろした。
他人には聞かせたくない暴言や汚い言葉の羅列。
口から真珠が出てくる童話があったが、叔母の口から出てくるのは蛇やカエルだった。
例えば、
私の友人にあまり顔色のよくない人がいた。
「ヤクでもやってんじゃないの?」
叔母はそう言った。
私はさすがにたしなめた。だが、本人に面と向かって言っているわけではないからと開き直る。
外面はいいからだまされる人は多かった。
2年住んで嫌気がさし、大学から遠いことを理由に引っ越したいと両親に訴えた。
母には叔母の言動を散々訴えたが、一緒に住んでいないからわかってはもらえなかった。
「あんたのことを心配してるから多少言い方がきつくなるのだ」
と的はずれなことしか言わなかった。
母が叔母の本性を思い知ったのは、晩年一緒に住むようになってからだ。
そんな時に「死ねば」と言われたのだ。

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