旦那と私の最終章

最愛の旦那が逝ってしまった。再び会える日を待ちながら

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私とダンナの第1章

私は教師の彼氏と相変わらず会っていた。
彼は結婚を望んだが、私の気持ちはダンナの元にあった。

問題はダンナが無職だったこと。
大学を出てから恩師の助手をやっていたが、
ある大手の造園会社がダンナを
正社員としてうけいれたいと言ったらしい。
ダンナは助手をしながら、この造園会社でアルバイトをしていたが
正社員の要請を蹴った。
やはり出版社に入りたいという気持ちが強かったようだ。

私は大学は栄養学科だった。1社だけ受けたとある食品会社で
書かされた論文を見た採用担当者に
「あなたは文系のタイプだから、研究職には向かない」
とダメ出しされて、不採用になった。
母の希望もあり潰しのきく学部に入れと言われて入った栄養学科だったが、
もともとが理数系が苦手だったので学校の勉強自体は苦労した。
ゼミの教授に相談すると、
「それならば出版社を受けたらどうですか? あなたはきちんとした文章を書く。
そちらの方が向いてるのでは」
私は背中を押された。




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