東日本大震災:震災後の「新酒」完成−−宮城・気仙沼「男山本店」◇電気、水不通の中仕込み 宮城県・気仙沼港近くに本社を構えていた酒造会社「男山本店」が、東日本大震災から停止していた新酒の仕込みを再開し、初めての日本酒が完成した。社屋が全壊し、電気や水道も通じないまま再開にこぎつけた。避難所生活を送る社員もいる中、震災後に完成した日本酒に、同社は「気仙沼の復興のきっかけになってほしい」と期待を込めている。
同社は大正元(1912)年創業。県産米を使った「伏見男山」などの日本酒で知られている。
沿岸部にある本社事務所は津波で全壊。濁流は高台にある醸造所にも迫ったが、数メートル手前で止まり、昨秋から仕込みを続けてきた、「もろみ」のタンクも無事だった。しかし、自宅が全壊したり家族が犠牲になった社員も多い。社長の菅原昭彦さん(49)は今春の再開をあきらめかけた。
しかし、多くの被災者から「地場産業で気仙沼を元気にしてほしい」という声が寄せられ、22日に仕込みを再開した。
電気や水道、ガスも不通のままだが、井戸水でタンクを冷やし、発電機で機械を動かしてもろみを搾った。1升瓶320本分の新酒が完成し、28日にようやく瓶詰めを終えた。
残った酒かすで甘酒を作り、避難所でふるまって、古里の味で体を温めてもらおうとも考えている。菅原さんは「自分たちの仕事をすることが復興につながる」と話す。ただ、震災後に完成した酒はしばらく保管するつもりだ。「いつになるか分からない。街が元気になった時、みんなで祝杯を上げたい」【茶谷亮】
ニュースで観ましたが、若い杜氏さんが夜を徹して守り抜いたそうです。
私もここの蔵ではないですが、「船尾灯(ともしび)」というやはり震災に耐えて出荷した日本酒を買わせていただきました。
他に「南部美人」(岩手県二戸市)、「又兵衛」(福島県いわき市)など。特に「又兵衛」は馥郁とした大変おいしいお酒です。
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