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アクシデント
響子21歳O.L
今夜は友人ふ〜たんとクリスマスコンサート
二人はコンサートを三ヶ月前から
楽しみにしていた。
コンサートも盛り上がり終盤を迎えるころ
響子にはコンサートが始まる前から
ふ〜たんに言わなきゃ
と思っている事がありました。
それはあまりに急に
予測もしないことが、昼休みにおこったのです。
響子が、いつも出入りしている広告代理店の青年営業マンに
お茶を出していた時、つい手がすべり
お茶が、彼の資料にかかったのです。
「ごめんなさい」
慌てて拭きとる響子。
「いいですよ、気にしないで。」
と彼。
「このお詫びに何かお手伝いできることあればおっしゃってっください。」
と申し訳なさそうに、響子が言うと、
「じゃあ、今夜食事でも・・・」
突然の展開に彼の言葉が、全部聞きとれない。
(え〜、うそ〜)
我に返り、今夜友人のふ〜たんとコンサートなのだと伝えた。
「じゃあ、迎えにいきますよ」
と、彼。
(ふ〜たんびっくりするだろうな。コンサート終わったら言おう)
同じ課のふ〜うたんも一緒なのだというと、
ふ〜たんも一緒に、とのこと。
割れんばかりの拍手、コンサートが終わった。
「ふ〜たん、今夜これから・・・・」
響子は、今日昼休みみ起こったこと、今から二人で彼に送ってもらおう
と伝えた。
「え〜、響子すごい」
コンサートの興奮冷めないうちに、こんなニュースにびっくりしている。
事務所の女子社員の中で、好感度ナンバー1、の彼。
「私は帰るね」
とふ〜たん
「え、一緒に送ってもらおうよ」
心細そうに響子
「ずっと憧れてたじゃない、いいチャンスよ。一人でいきなさい」
ふ〜たんに背中をそっと押される響子
「うんわかった、ありがとうふ〜たん」
響子は、一人待ち合わせ場所に向かう。
白い2000CCの車が、響子の前に止まり、助手席に座る。
ちょっと緊張したけど、会話は、コンサートの話。
素敵なカフェで食事をして、夜景が見える小高い公園へ
「いいな、コンサート今度誘ってもらおうかな」
と彼。
「ええ、ぜひ」
それから毎日、響子と彼はデートを続けました。
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