地域ブランド戦略 今週の言霊

地域の活性化と 最新のマーケティング手法“ブランディング”を 繋ぐヒント

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馬路村村長

先日、地域活性化の成功事例で有名な、馬路村村長のお話を聞くことができた。馬路村は今や、ゆずの村としてすっかり有名になった。「ごっくん馬路村」は、ベストセラーゆずジュースだ。

なぜ、馬路村は売れたのか? どこも、どの地域も必死で商品開発に取り組み、地域をまるごと売ろうとしているが、どこもどの地域もほとんどうまく行かない。馬路村はなぜ、勝ち残ったのか。


今年も後半になって、そして来年が近づいて、なんだか四国ブームだ。新潟山形は少し期待はずれだった感があるが、愛媛、そして高知は露出度を増している。土佐弁は、人懐っこくて暖かい。
馬路村村長のお話も、日本のど真ん中永田町が会場とあって多少標準語を意識された感じもあるが、しょせん生まれは隠せず油断すると土佐弁が混じる。それが、暖かくてユーモアを含み、とても良い。思わず、話に引き込まれる。
でも、ただ話が面白いだけではない。そこには一本、ズイッと太い筋が通っている。それを最も感じさせてくれた言葉が『他がやったことを、二番手でやるの嫌い』だ。

活性化のコツは『他よりも先にまず行動すること』だそうだ。いろんなアイデアはどこでも出せるが、それを“二番手だから取り上げない”とか“まず行動”できるところは少ない。
ここが、馬路村が成功した、強みの核であろうと思えた。
“まず行動”できるのは、“どうせ色々やってもほとんど巧くいかない、だからやるしかない”と馬路村の人たちは考えられる。巧くいけばめっけもんだし、失敗してもそこから何か得られる。そんな風に、昔からの土佐の気質がそう行動させるのかもしれない。
村長、1人の質問に答えて『色々やっても巧くいかない地域は、つまるところ、困っていないんだと思う。危機意識がないからだ』。強い危機意識があれば、それほど勇気も要らず、他所とは違うことができる。視察に行って成功事例を見習って同じことを三番四番手でやってしまうのは、本当の危機意識がないからだ。

まったく同感だと思える地域を、いくつも見てきた。地方は、見方によっては豊かだ。何もしなくても、食っていける。だから補助金の範囲内の、そこそこの改革しか試さない。失敗を恐れて、前例のあることしかやらない。
気が付くと一周遅れで、追いつく気力も湧かない差が開いてしまっているという感じだ。

地域経営も、マーケティングという視点で見ると、その要諦は独自性だ。独自性こそが、顧客価値を提供できる。そこを挑戦できるのは、危機意識であり、二番手のことはやらないない規準づくりだ。馬路村村長は、首長であると同時に、優秀なマーケッターであった。

ブランド戦略ワンストップサービスくんじゅうぼう

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