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夜勤を終えて帰宅すると夫が1人で本を読んでいる。 もう最後のページになっているその本は・・ 藤原正彦の「国家の品格」、今話題のベストセラー 先月、ケーブルTVの本紹介番組で私が藤原正彦の本を紹介したのを見て 気になって読み始めたのである。 数分後、最後のページを読み終えた夫は 「うん!まるで、オレが思っていることを秘書に口述筆記でもさせたような本だ!!」 はああ、大胆な感想で・・・。 でも、秘書って・・・どこにそんな方が・・・・? 更に「この本がベストセラーになるって・・・まだ日本もすてたもんじゃないな」と・・。 まさに、「我が意を得たり!!」の本だったようです。 「それでな・・・」 と鞄の中からとりだしてきたのが、この2冊の本。 「○○(息子の名前)の誕生日プレゼントに・・と思って・・」 離れて暮らす息子はもうじき誕生日を迎えるのです。 「武士道」は藤原正彦が「国家の品格」の中で絶賛している本で、 新渡戸稲造によって明治32年に書かれたものです。 新渡戸が西洋人に日本人の心を分からせたいと、英語で武士道について紹介したのがこの本。 1899年にアメリカで出版されると大絶賛され、感激した当時の大統領セオドア・ルーズベルトは何十冊も買い込んで友人や他国の首脳たちに送ったとか。 「国家の品格」と「武士道」 ・・・これは、いかにも夫らしいバースデイプレゼント。 息子も夫の想いをしっかりと受け止めてくれるに違いありません。 息子から夫への豪華本「焚き火大全」¥2800に比べると
http://blogs.yahoo.co.jp/quokkaquoll/17324968.html 2冊で¥1080はかなりしょぼいけれど、中身は濃いのだよ。 |
この本読んだ?
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地元ケーブルテレビの番組で紹介した本です。 番組でしゃべった原稿をそのまま掲載します。 今日は藤原正彦とその家族の作品を5冊紹介していきたいと思います。 ご存じの方も多いかと思いますが「藤原正彦」は、小川洋子が、今話題の「博士の愛した数式」を書くときに影響を受けたという数学者です。 まず藤原正彦とその家族、と言うことで藤原家の家系図を見ていただきたいと思います。 父は直木賞作家の新田次郎、本名藤原寛人、母は藤原てい、3人の子どもがいて長男正広、 次男が正彦、末っ子が咲子です。 今日はこの家族の中で、、母藤原てい、娘藤原咲子、そして次男藤原正彦、この3人の作品を紹介したいと思います。 まず初めに母の作品で、「流れる星は生きている」をご紹介します。 これは昭和24年5月に刊行されていますので今更、と言う感もありますが、娘咲子の作品を読むにはまず、母藤原ていのこの作品を読んでいただきたいですね。 この本の背表紙には次のような文で内容が紹介されています。 「昭和20年8月9日、ソ連参戦の日の夜、満州新京の観象台官舎ーーー夫と引き裂かれた妻と、 愛児3人との言語に絶する脱出行がここから始まる。これは敗戦下の悲運によく耐えて生きぬいた苦難と愛情の厳粛な記録である。」 この家族の歴史は、母ていが書いた「流れる星は生きている」が原点にあります。 この本は出版されると同時にベストセラーとなり、藤原家の生活は一変します。 ベストセラー作家として、藤原ていは講演に招かれるなど、超多忙を極めるようになり、夫新田次郎は元々小説家を志していたのですが、妻のデビューを機に、本格的に執筆活動をするようになっ たのです。また、この「流れる星は生きている」が発表されなければ、後に、娘咲子の作品も書かれることはありませんでした。 藤原ていは、引き上げ体験を子どもたちへの遺書として残すつもりで書いたのですが、結果的には家族にさまざまの影響をおよぼす事になったのです。 そして、この作品を子ども時代に読んだことで、成人しても母に不信感を抱き続けた、娘咲子が書いたのが「父への恋文」と「母への詫び状」です。 「父への恋文」は自他共に認めるファザコンであった咲子が、父新田次郎から文章指導を受けていた頃、「お父さんが死んだら、作家新田次郎を書くのだよ」と約束したことから生まれた作品です。 12歳の時に母の書いた「流れる星は生きている」を読んだ咲子は、満州からの引き揚げ時に2人の兄を生かす代わりに、母は生後間もない自分を犠牲にしようと思ったのではないか、という邪推を抱くようになり、以来、母の愛情を疑い、不信感を持ち続けます。 生後1ヶ月で体験した過酷な環境での脱出行のため、咲子は引き揚げ後も、精神的にも肉体的にも様々な不調を来たし、そのことも原因となって母への不信感を募らせていきます。 母に反発する一方で、父に対しては成人になっても全幅の信頼を寄せ、いつまでも親離れ出来ないでいた咲子でした。 「父への恋文」を発表した後に、彼女は『流れる星は生きている』の初版本を実家の書庫で発見します。そこには子どもたちにあてた、父と母の愛情あふれる言葉が記されており、咲子はようやく母の自分への愛情の深さを知ることになります。 「父への恋文」に比べて「母への詫び状」はつきものがとれたような素直な咲子の、家族への思いが読み取れます。この本の最終章の「母への恋文」と言う題が咲子の思いをよく表しています。 戦後60年、ようやく母と娘の間のわだかまりはとれ、咲子は全身で母に気持ちを伝えようとしますが、86歳の母はすでに認知症に罹り、現実と幻を行きつ戻りつする状態にありました。 昭和24年に発表された「流れる星は生きている」は、昨年出版された咲子の「母への詫び状」をもってようやく完結したといえるのではないかと思います。 次に、次男藤原正彦の本を紹介したいと思います。 藤原正彦といえば、今ベストセラーにもなっている「国家の品格」や「世にも美しい数学入門」の著者ですが、彼は数学者でありながら専門の学術書ではなく、数多くのエッセイを書いています。 中でも国語、日本語へのこだわりは、国文学者さえもうならせるほどで、熱い語り口、ユーモアに富んだ書きぶりで、最近、大変人気を集めている人です。 今日ご紹介する「祖国とは国語」という本は、2000年以降に書かれた新聞連載などのエッセイを集めた本です。 解説の中で斉藤孝が「この人に文部科学大臣になってもらいたい!」と書いている程、藤原正彦は、日本を国語教育でよりよくしていこうとする、熱い思いにあふれた人物なのです。 近年の日本語の乱れを憂い、文化庁文化審議会の国語分科会では国語教育の重要性を訴え、その具体策として少年期の読書が何より有効であるという、図書館の人間として、頭の下がるような意見を提案してくれています。 教鞭を執る大学では数学者であるにも関わらず、読書ゼミを担当していて、受講条件として「1週間に1冊の岩波文庫を読む根性」と「1週間に1冊の岩波文庫を買うだけの財力」をあげているそうです。このあたりにも彼のこだわりとユーモアを感じます。 藤原家の中では、1人道化役のようなひょうきんな面を見せる正彦ですが、2歳の時に経験した満州からの脱出行は、少なからず彼の人間形成にも影を落としているといえます。 この本の最後に納められた「満州再訪記」は母と兄弟3人それぞれの、この地への感慨がうかがい知れる味わい深い作品となっています。 最後にご紹介するのは「世にも美しい日本語入門」という本です。 これは、藤原正彦と画家の安野光雅の対談形式で構成されています。 今回は数学者と画家が日本語について語るという興味深い設定ですが、ご本人たちは専門家以上に熱のこもった日本語談義を繰り広げています。 また、安野光雅は藤原正彦の小学校時代の恩師だったそうで、そのころのエピソードなども語られていてなかなか面白い内容になっています。 今日は、今や両親の新田次郎、藤原ていを凌ぐベストセラー作家となった、数学者藤原正彦とその家族の作品を5冊をご紹介しました。ぜひ読んでみてください。
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以前ウメさんのブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/umes_hut/24721188.htmlで ゴーリーの「うろんな客」という本が紹介されていましたが とても気になって探してみました。 「カルト・アーティスト」と言われるゴーリー、大人のための絵本作家です。 ウチの館では所蔵していなかったので県内図書館オンラインシステムで検索したところ 16冊のゴーリーの本が見つかりました。 このオンラインシステムは県内全ての図書館とネットつながっており、直接そこへ検索しに行くことができ、予約も入れることができます。 予約した本は週1回の(来年度からは週2回)巡回便(クロネコヤマト)で届けられます。 もちろん無料です。 県内になければ中四国ブロックの図書館へ、それでもなければ国会図書館へ依頼することができます。 今、図書館はこんな風に利用者のどんなわがまま?にも答えてくれるシステムが出来上がっています さてゴーリーの本ですが、5冊借り受けた中で秀逸?だったのはこちら 「ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで」 エドワード ゴーリー (著), Edward Gorey (原著), 柴田 元幸 (翻訳) 河出書房新社 ; ISBN: 4309264336 この本は名前の頭文字にAからZまでがついた子どもたちが、次々と怪我や死に遭うという、 何ともむごい、悲惨な話が、展開されていきます。 マザーグースを彷彿とさせる2行ずつの脚韻を踏んだ文章は読む程にぞっとしてきます。 脚韻を踏む手法はゴーリーの得意とするところです。 左ページに英語原文、右ページに白黒のペン画、画の下に和訳がついているので 英語の言い回しと両方楽しめます。 Ais for Amy who fell down the stairs. ---- Aはエイミーかいだんおちた。 。 H is for Hector done in by a thug.・・・・・Hはヘクターごろつきのえじき。 。 V is for Victor squashed under a train.・・・Vはビクター線路で圧死。 てな感じで・・・楽しめる、と言う表現はちがうかも・・怖い怖い絵本です。
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昨日、娘が「はい、お母さんにお土産・・」と、コンビニで買ってきてくれたのがこのお菓子。 kabaya製菓の商品で全10種類あるらしい。http://www.kabaya.co.jp/syouhin_7.html お菓子の方がオマケでこれになんとオリビアのマスコットがついているのです。 お菓子はどこにでもあるバタークッキー。 そのコンビニにはもうこれが最後の1個だったとか・・・ ううう、他のも欲しい・・・ オマケ欲しさに食べもしないお菓子を買うのはいけないんですよね・・・私は食べます・・キッパリ!! 「オリビア」イアンファルコナー著 あすなろ書房 ISBN: 4751519867 ¥1,365 (税込) オリビアというのは絵本に出てくる子ブタの女の子の名前なのですが、そのキャラクターが実に可愛いのです。 特技は人を「疲れさせること」で家族も周りにいる人もみんなオリビアに振り回されてしまいます。 でも憎めない・・・という私の大好きなキャラです。 独特のユーモアはどちらかというと大人向けの絵本と言えるかも知れません。 シリーズで現在5冊くらい出ています。 以前、絵本展でオリビアのストラップを買ってつけていたのですが、華奢な耳がとれてしまって残念に思っていたところでした。早速、他の猫ストラップに仲間入りです。 |
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鳥の話をしたところで野鳥を楽しむ本を紹介しましょう。 |


我が家もブログは埃...

