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星神社のおばあちゃん
星神社 上の堤 銀杏をとったあと、境内をぶらぶらしていると、
一人のおばちゃんが、夕方のお参りにぼちぼち歩いて、星神社の摂社を廻り終える。
そのとき、
一本のムクノキに手をかけると、何度も頭をつけ、ひざまずく、気分でも悪いのかと
いやそうではない。木に向かい、手を合わせ拝んでみえる。
帰りかけるおばあちゃんに声をかける。
「何をしてみえていたのですか。」
「あー、写真を撮ってるのかね。
あの古木は、願いごとをかなえてくれるのだよ。」
この小田井の生まれでないと言うおばあちゃんは、指差しながら、
「ほれ、苔がはがれているじゃろ。みな、あすこにさわって、悪いところに
ふれるのじゃよ。」
この町の、語り継がれる言い伝えのようだ。
云われを聞くことなく、おばあちゃんは、「何をとっとるのじゃ」と、
この日まで続いている「月の写真」のことを話し、早朝木曽川まで行ったこと
を、話し、願王寺からぶらぶらときて、「星神社」に出会ったことを伝える。
「三日月に手を合わしたいわ。最近、三日月が見えんくてな。いつも新聞みて
いつかいつかとまっとるんだわ。むすめがよ。こないだ、いい三日月を見たと
いとったわ」
今度は、冬至の日です。昼間みたいですよ。といいうと、
おばあちゃんは、何度も「そらみえんわ ざんねんやな」
生まれは広井で、私と同じ中村区の亀島に実家がまだあること、
新聞の表は「テレビ欄」で、孫の会社のこと のこと
毎日朝な夕な、手を木に合わせにくることをおしゃべりし、
「いい三日月みれるといいね。」と八十になるというおばあちゃんは
そう云い残して、
堤へのぼる階段をゆっくりと登った行った。
三日月って、なぜ、人は恋焦がれるのだろう。
絢香の「うた」から始まった「月」への執着は、
「三日月」へのいままでの自分のなにげないまなざしを
この地上に住む人々の共通のなにかが隠されているような気がした。
星神社の 織姫おばあちゃん ありがとうございました。
これからも、ムクノキに守られ、お元気で、
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神社には御神木がありますよね。それ以外でも古木がたくさんあって、ご利益は分からないけど、気持ちのいい神社に行ったら木とお話をしてきます。1枚目の写真のように両手を当てたり、額を当てたり・・・時には寄りかかったりします。気持ちが落ち着きますよ〜 おばあちゃん、きっと元気に長生きされますよね〜 冬至が待ちどおしいですね♪
2006/12/17(日) 午前 0:10 [ poyariro ]
そうおばあちゃんもご神木っていってました。私がそうしたことがないため見て、空気を感じるものだけで、触ったことは近所の神社(氏神様)でした経験はないですね。奈良春日原始林では圧倒的にその気分でした。屋久島も行きたいですね。三日月にむけて、風の神様お願いしますよ。パンパン
2006/12/17(日) 午前 0:37
任せなさい!! 冬至は雲を吹き払いましょう・・・なぁ〜んて言えたらカッコいいね〜 冬至って毎年三日月なの? 一番細い月・・・「三日月」って歌がありますよね。ドリカムの吉田美和さんが歌ってる。切ない歌で儚げな三日月によく似合ってます。
2006/12/17(日) 午前 3:01 [ poyariro ]
ドリカムの「三日月」は知りませんでした。どちらにしても、「三日月」の曲には明るい曲ないですよね。まあ、今回の「月写真旅行」は、絢香がきっかけのようなものです。すがってでも、12/22はハーレーてぇ〜〜
2006/12/17(日) 午後 4:17
遠方にドライブしますと、ある一定区間にその形状は様々ですが、神社仏閣があるようですね。境内には樹齢数千年とかいうのも聳えていたりします。黙って歴史をみつめてきたのですね。信仰の如何を問わず、大事に守って欲しいと思います。参拝する人もないような荒れた社を見ると、淋しくなります。
2006/12/17(日) 午後 7:23 [ - ]
うきくささん ご神木は霊験があるとか。巨木をみると、すごい生のすごさを感じるのですが、伊勢神宮・春日大社など回っても、日本文化について考えたり、「トトロ」の自然との共感は、すばらしいと思い、地球はひとつといいながら、よって立つところ。すがるような「参拝」をして、こころから吐露することがありません。ましてや、自分自身 無宗教です。宗教のいおぞましい戦争・・・。拠り所のない家族です。父が入院していても10分もしたら帰ってくるくらいですから。都会で一度立ち止まって考えてみます。
2006/12/17(日) 午後 9:23
この年になって人のキビや親の気持ちがわかるようになりました。もう両親は他界していますが、母親には懺悔?しなければならない事 色々ありましたがそれも出来ずじまいです
2007/2/21(水) 午後 11:44 [ takamasa ]
人生は後ろ向きに前に進みますね。両方にベクトルが働きながら、それぞれの人の祈ることをこのとき垣間見れて、普遍的なものを感じます。それに、あまり自分自身が宗教救済とは縁遠いところにいますので。このような素朴な「星神社のおばあちゃん」のこの一行為が新鮮に見えました。
2007/2/23(金) 午前 0:42
月探偵さん、「街灯を語ろう!」にTBありがとうございました。とても嬉しかったですー!おばあちゃんとの会話・・やっばり長い人生を過ごして来た人の話って意味深さがありますよね。
2007/5/13(日) 午後 9:28
電卓8桁さん これからもTBしますので、鉄塔ともどもよろしくお願いします。
2007/5/21(月) 午後 8:16