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三岐鉄道 東藤原駅
ED458は1950年に東芝が製造した東武鉄道ED5000形5001が前身で1978年に入線し、長らくED5001のまま使用されたが、1993年に改番されてED458となった。
三岐線は三岐鉄道創業以来、長きにわたって同社唯一の路線だった。
本来は、石灰岩の山の藤原岳からセメント原料を国策的に運び出すために作られた路線であり、セメント輸送が主力であったが、四日市大学等の通学や沿線地域の足として、鈴鹿山脈などへのハイキングの足などとしての活用比率もあがっている。また、鉄道敷設法別表75項「三重県四日市ヨリ岐阜県関ケ原ヲ経テ滋賀県木ノ本ニ至ル鉄道」の一部を形成する路線であり、「三岐鉄道」という社名も三重県四日市と岐阜県大垣市上石津を経て、関ヶ原とを結ぶことを目指したものであったが、75項の路線は三岐鉄道の富田〜西藤原間が建設されただけであった。
旅客列車には、西武鉄道の中古車両を使用している。西藤原駅には、2001年に三岐線開業70周年を記念してテーマパーク「ウィステリア鉄道」が整備され、かつてセメント輸送主力時代に使用していた車両を青空展示している。
近鉄連絡線建設前は旅客列車も国鉄富田駅発着であった。近鉄連絡線建設には富田駅前の商店街が反対したが、完成後も国鉄富田駅への旅客列車を運行することで妥協した。しかし、近鉄富田駅利用客の多さは歴然で、1985年に旅客列車は近鉄富田駅発着に統一された。
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