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「美しき日本の自然」のギャラリートークでした。学芸員総動員でのギャラリートーク&おすすめの1点は
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愛知県美術館 学芸員おすすめの一点(展示作品説明会) 2
10/13 森田浩彰 「Clockwise」 中村史子学芸員 画像 は TOKYO ART BEATより
森田浩彰
2002 ロンドン大学ゴールドスミス校出身
1973生まれ
現代アートに多い 映像の作品 非常に見るものに忍耐力を強いる映像である。日常の文房具を使い、 時計を表示している。
何気なく通り過ぎると、「あ、マジックとかの文房具が散らばってる」で終わってしまう。でも、そこには作家のアイデア、発見が隠されている。 文房具は色彩に満ち、絵具のマチエールのごとくである。 文房具は1分ごと動き、回り、選ばれなかった文房具たちは静かに継ぎの1分を待っている。 森田はこの作品12時間 720分を3年半の歳月を掛け制作した。 どうしてこの作品に芸術価値、意味を見出して所蔵しているのか。 クリスチャン・マンレイの24時間 時刻を示す映画的表象を重ねてゆく。 映画の時刻の積み重なりに、見るものは映画ではないと理解しつつも気持ちを入れ込んでしまう。横浜トリエンナーレ2011では、閉館後も24時間の「上映」をしたという。 森田の作品は 鑑賞者によって作品になる「臨界点」を作り出している。 Clockwiseは「時計回り」と同時に「右回り」の意味 絵画は絵の本質を深く見て、理解しようとするが、この作品は客観的に時間が変わるだけである。 でも、時計であることを発見した瞬間に、スイッチが変わり、コンテンツであり、システムであり、アイデアであるというコンセプチュアルなアートである。 10/25から東京都現代美術館で「MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」で 森田浩彰は出展している。
東京都現代美術館
田中功起などのコンセプチュアルアートのメンバーである。 2000年代のイギリスで学んでいるので、 マーティン・クリード ja.wikipedia.org/wiki/マーティン・クリード
に通じるものがある。
日常的行為の中に忍び込ませ、観賞の見え方を誘導する。
この日はClockwiseを11:02から0:00まで見た。 作家の作為の音も録音され、作家の出す刻まれるリズムや鳥の囀り 自動車走行音など 環境音が妙に目立ってくる。見ているよりも、何をやってるんだろうと、見るものが画面の向こうの音を聴いている状態に持ち込まれてしまった。 確かにジョン・ケージの世界なのかもしれない。 TOKYO ART BEAT
森田浩彰 「Clockwise」
2008年 東京 目黒 I 青山
ーーー学芸員の作品解説の聞き取りによる文字起こししたもので、
文章の責任は私に責任があります。ーーー
田中功起を見たときに感じた。
なにっと 入ってくる感覚がある。
見入っていると いろんなものが思い浮かぶ。
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2012年11月02日
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