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コンピュータはいろいろなことができます。ワープロ、表計算、描画、ゲーム、インターネット。
どうしてこれ程多くの事ができるのでしょう。そしてコンピュータとは何でしょう?
コンピュータはよく情報処理の機械だと言われます。では、情報処理とはいったいどういったものでしょう。また、情報とは何でしょう。
今、Wikipediaの「情報」を読むと、
情報とは何かという問いに、ただひとつの答えを与えることは困難である
とあります。
どういったカテゴリーで情報という言葉を使用するかによって、定義が変わってくるからでしょう。
そこで、コンピュータサイエンスの範疇で情報を定義するとデータという言葉とほぼ同義であると思われます。それはコンピュータの場合1と0であらわされる2進数の数字です。
コインを投げて表が出たという情報は、表(1)裏(0)と決めると、log2=1 (注)(対数の底は2です)となり1ビットの情報です。情報は数学的にその量を決めることができるのです。このことは、シャノンが1948年に発表した情報理論で形式化されています。
0と1であらわされる一連の数字が情報であり、それを処理するものがコンピュータであると言えます。
この処理にあたる部分はコンピュータの中のCPU(中央処理装置)にある、論理回路です。
論理回路にはいろいろなものがありますが、AND回路、OR回路、NOT回路などが基本的なものです。
それぞれ論理演算に対応しています。AND回路とOR回路には二つの入力があり、それぞれAND(論理積)OR(論理和)と言う計算を行いその答えを一つの出力に出します。たとえばAND回路なら、
入力(0、1)→出力(0)と言った具合です。1ビットのANDの計算結果を全部並べて見ます。
0 AND 0 = 0
0 AND 1 = 0
1 AND 0 = 0
1 AND 1 = 1
この計算に対応するのがAND回路です。同じく1ビットのORの計算は、
0 OR 0 = 0
0 OR 1 = 1
1 OR 0 = 1
1 OR 1 = 1
となります。
NOT回路は上の二つの回路とは異なり、入力は1つです。計算すると、
NOT 0 = 1
NOT 1 = 0
このように値を反転させます。
論理回路は入力した情報をある法則によって変換する装置です。証明は省きますが、AND回路とNOT回路 または OR回路とNOT回路があれば、すべての変換が可能になります。この情報の変換によって、コンピュータで行うあらゆることは成り立っています。
また、コンピュータ工学でよく登場する回路があります。それは、XOR(排他的論理和)回路です。この演算を書きます。
0 XOR 0 = 0
0 XOR 1 = 1
1 XOR 0 = 1
1 XOR 1 = 0
このように、OR回路では1 OR 1 = 1となるところが、0になっています。
なぜこれが良く用いられるかと言うと、2進数の演算結果になっているからです。
2進数の計算は0と1だけの計算です。たとえば1ビットの足し算の結果です。結果は2ビットで表しています。
0+0=00
0+1=01
1+0=01
1+1=10
足し算の1の位の結果が丁度XORの結果に対応しています。つまりXOR回路は加算回路の基礎となる回路なのです。
掛け算はどういう風に処理すればよいでしょう。それは2進数の基礎の話の後にします。
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