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この小説は、フィクションです。事実ではありません。
お菊は、小梶を呼んだ。
小梶は、お菊と同じような運命をたどっていた側室であった。
この世を必死に生きるために、家臣として仕えてきた側室だった。
お菊には、二人の子供がいた。ゆくゆくは、この国を治める子供たちだ。
お菊は、小梶に大きな曼荼羅の掛け軸を見せた。
その掛け軸は、お菊が生まれるずっと前から日日宗の人たちに大事におさめられていたものだった。
お菊は、言った「この掛け軸を軸にして、国を作りたい。」
小梶は、お菊が何を言っているか最初わからなかった。
よく見ると、二人の大きな仏様の下に後ろ向きの鬼子母神がいる。
お菊は、「この鬼子母神になる」といった。
小梶は、お菊が、なそうとしていることを悟った。
二人の子を西と東に置いてこの国を治めようとしているのだと思った。
小梶には、欲がなかった。
が、ここで小梶が断ってしまったら自分の家族に害が及ぶ頼みごとであることは、すぐわかった。もう後へは引けない頼みごとなのだ。
お菊の手を見てもそれは分かった。
自決するつもりなのか。。返答次第では、小梶の口を封じるつもりなのか?小袖にしまってある手の中に震え何かを隠しているふうである。
「鬼子母神。。。」小梶は、小声で言葉にした。
お菊は、その声を聴いて、少し緊張をといたようだ。
二人は、一年に、二度生る柿に目をやった。
この絵曼荼羅とこの二人が、この国を変えていこうとおもった最初の日だった。
黙過と使嗾
人をそそのかしそして自分が、その罪から逃れるために、そそのかした者の罪を黙って、思うようにさせ事は実行されていった。
お菊は、子供たちに罪が及ばぬよう絵曼荼羅を使った。
絵曼荼羅は、ただそこにあり、指令はあくまでそこから出る
その絵からは、お菊どころか、兄弟家族知り合いすら出てこない。
ただ、実行する者は、この絵曼荼羅の中の一人としてすべての事を行う
それは、自分の私利私欲のために行われた。
小梶とお菊は、ただ黙って見守った。まるで、何も言わないのにその気持ちを悟る事の出来る唯一の人間だったかのように。
神のように。
黙過の苦しみの中の唯一の救いは、なぜか不思議と世の中が落ち着いてくる。お菊は、小梶に目配せをする。小梶は、お菊に微笑みかける。
後は、絵曼荼羅の使者が動いていく。
世の中は私利私欲の中でお菊や小梶の思うように進んでいった。
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娘の絵
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少なくなった向日葵畑 |

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姫君は、顔をかくしてまっている。 |

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我が家のホープおかめインコの蓮くん |

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子供に、買ったら早速書いてくれたのでw出品することにしました。 |

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