青い血は侵略の予告か 愛のメッセージか
【1978年/日本】
UFOを目撃した人間の血が青くなる。青い血を持った人間を迫害、秘密裏に“処理”しようとする体制の恐怖を、政府の極秘計画の謎を追うテレビ局員と青い血の恋人を持った特殊部隊員の行動を通して描いた力作。UFOや宇宙人の存在、青い血についての謎解きは一切なく、異質なものを排除する人間の恐ろしさを徹底的に暴いた。特撮を使用しないSF映画ということでも話題となった。
これは・・・・・SFもの。このキャッチコピー!主題歌がChar様。
みたいみたい!と思ってみたものの、これは ガキがみる映画ではありませんでした。
かなり地味で、当時はコケたとか聞いておりました。一部ではかなり傑作とかいう方もいたんですけど・・。
子供の私は、いつ 宇宙人でてくるの?UFOはいつ??・・・・・。
はい、でてきません。かなり地味なSFです。
この前、(といってもけっこう前だけど)ディスカスでリクエストしておいたんですね。
大人になったらもう一度みてみたいと思ってたもので・・。
待ってましたと DVD化。
やっぱり 再見して子供がみてもわかるはずありません。いや、わかるんだけど面白いとは感じないでしょう。
それに、ナチスとかユダヤ人とか強制収容所とか そういうこともよく知らずにみてたのよね。
ある日、UFOらしきものを目撃して 光をみたとたん、血が青くなるという現象が・・・。
前半は それについて調査する 仲代達也 最初はこの人が主役かと。
後半は 国防庁に勤める 勝野洋。 勝野洋は 青い血らしき 竹下景子が働いている理容店に毎日のように通うのね。でも好きになってしまう。
冒頭では、竹下景子が TVで過去のユダヤ人をみて涙を流してるんだけど・・・。
この作品は 青い血の人間をユダヤ人に置き換えて描いてるようだった。
ナチスでなくても人種差別について。
青い血の人間は 強制収容所のおくられ、番号で呼ばれる。
そこでは青色患者の人体実験が行われてるとか・・・・・・・?
”青い血は怖ろしい。青い血は全て葬らねばならない。なぜなら彼らは人間ではないからだ!!”
なんて、怖ろしい言葉がでてくるのよ。下の予告編で沖雅也が言ってます。(聞いた怖ろしい言葉を勝野の教えてるシーンかな)
で、竹下景子のように 収容所におくられず 放置されてる人もいる。それは何故か??
それは、クリスマスイヴに・・・・・・・・・・・・。
なんと 国防庁特殊部隊の人たちに内密で、射殺命令がでるんだけど、勝野洋が命じられた相手は・・・!!
劇中、この時に流行ってる曲が 海外アーチストの人気バンドの『ブルークリスマス』
喫茶店やら、車の中のラジオから流れてくる曲が Char様の『ブルークリスマス』
だから、劇中は よくChar様の曲がかかるのよ(≧∀≦) Charが歌ってるけど、海外アーチストの設定。
Charはでてきません。
当然、UFOもエイリアンもでないSFなので 特殊撮影もなし。かなり地味ではありますが
内容的には、これ、人間の恐ろしさを描いた物凄い作品なんですねぇ。
脚本家の倉本さんがうるさくて 脚本どおりにやらないなら なんたらかんたらとか・・。
あと、予算もなく パリでの撮影は 日本でセットでやろうとしてたらしいけど、監督がこだわって自腹をきってパリでの撮影を強行したらしいです。(特典より)
青い血についての謎は謎のまま・・・。これは気になるんですがね・・それがどうとかいうテーマではないんですね。
ラストシーン・・・・・・・・・
雪の上で
竹下景子の青い血と 勝野洋の赤い血が重なり合うラストシーン。
切なすぎる・・・けど芸術的。
早すぎた傑作・・・
確かにこの時代では うけなかったのかもしれない。早すぎた傑作といわれたのもわかる気がします。
でも私がみたのは 子供の時。
再見して ほんとに良かったです。
(沖雅也 久々にみたわ・・・・)