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夢にありがちな、何処を歩いているかよく分からん場面だ。どうも土手のような所で、白い小さな花がかたまって咲いているという、そんな光景を覚えている。
しかし何故に何処へ歩いているのか・・・そしてその目的がはっきりしない。
土手の斜面にとても小さな小屋を見つけて、そこを覗いて見ると・・・。
「あっ?」
犬のチビが瀕死の状態で繋がれていたんだなぁ・・・。チビとは名前で、我が家に大昔に飼われていた犬なんだが、夢に出てきたチビはちょっと違っていた・・・。しかし俺はチビだと思ったんだよ。
咄嗟に・・・俺がここに来れなくて、食べる物がなくて、こんな瀕死の状態になったんだと思った訳。どうも現実にあった、俺が入院していて餌をあげる事が出来ずに死んでいったオオシモフリスズメの事の、類似が夢になったのかもしれない・・・。
俺はとてもすまない気持ちになって・・・いたたまれなくなってなぁ・・・。持っていたやや腐りかけて食べずにいたパンだと思うんだが、それを老いた猫に与えたのよ。
何時の間にか犬が猫になっているのが夢らしいんだが・・・その老猫が、俺の与えたパンを食べずに・・・俺の横にいた子供なんだろう・・・子猫に食べるようにあげたのよ。自分がとても腹が減っているはずなのに・・・。
俺はそれを見て、とても感動しちゃってなぁ・・・。
そこで目が覚めたという事なんだが・・・。
老いた猫の老いた・・・というのは、おそらく亡き母の変身だろう。
猫になっていたのは、先日、公園でノラ猫を見て少しなつかせていた事とか・・・最近、女性は猫みたいという例えが面白いと思ったとか・・・そんな事で猫が出てきたのかもしれないな・・・。
最後の子供猫に食べ物をあげるシーンは・・・たぶん最近読み直した白土三平さんの「忍者武芸帖」の一場面からの、少し意味が違うんだが、林崎甚助とおふりの関係の場面だな。たぶんその影響のような気がするな。
ちなみに俺は「忍者武芸帖」で登場する女性の中で、一番地味だが、このおふりちゃんが一番好きだ。
よく分からんのだが、覚えている夢というのは、少し現実と違った形で現れるのかもしれん・・・と思ったよ。
腐りかけたパンというのも、最近、念のために消費期限が過ぎた食べ物は、もったいないと思いながらも捨てるようにしているから、そんな事が夢で出てきたのかもしれない・・・。普通は腐りかけたパン等と具体的な事は夢に出てこないだろうからなぁ。
そうすると・・・最初の土手の場面は・・・たぶん何時もの虫採りでブラブラ歩いているという事の変形なのかな・・・。
白い小さな花がかたまって咲いている・・・というのも、そういう花に虫は多く集まるからなぁ。
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