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考えてみれば俺は号泣した記憶がないんだな。
よく号泣という言葉を耳にするけど、ま、俺とて漫画を描いている人間だ。そのイメージはなんとなくだが分かったふりして、絵として描いた事があるけどよー。
しっかし、号泣の経験は記憶にないんだなぁ。
悔しくて悔しくて込み上げてくる涙というものはあるんだけど、号泣か・・・。
それがなぁ・・・。経験してしまったんだよ(笑)。
ただし・・・夢の中でだ(笑)。
俺が以前に住んでいた川崎が舞台だ。そこはちょっと不便な場所で、電車の最寄り駅までバスを使わなければならないんだな。
そんな訳で、俺の夢にはよく利用したバスが出てくるんだよ。
今回の夢でも、荷物が多すぎて降りるのに遅れて、ひとつバス停を降り損ねてしまうという、夢特有の出来事があってなぁ。そして、やっと降りて我が家に向っていた時だ・・・。
ふと気が付いたんだな・・・。もう川崎の我が家はなくなっていたという事を・・・。
そして親もいない事に気が付いてなぁ・・・。急に自分はひとりぼっちじゃないかと、とんでもない孤独感に襲われてなぁ・・・。
突然、号泣しちまったんだよ・・・。
ホント、心の底から込み上げて来た孤独感で、俺ってひとりぼっちじゃないか・・・なんていう、とんでもない不安感に包まれてなぁ・・・。
夢の中で、ああ・・・これが号泣って奴なんだと、号泣しながら冷静に思ったりしてよー。
そして目が覚めたって訳だな。
俺は思ったよ・・・。思い切っり泣いちゃったら、案外気分が優れるのかもしれんとなぁ。俺はそんな号泣した事がないから、たぶん何処かで気持ちを抑えているんだろう。
そりゃ悲しい事なんていっぱいあるよ。そんな事も全て叫ぶように泣いてしまったら、後は気分よく生きていけるのかもしれん。
俺はいろんな事で気持ちを抑えていた事が多かったかもしれん。
母親が亡くなった時でさえ、俺は思いっ切り泣けなかったからなぁ・・・。
「いけない事」でもそうなんだが、ようやく段々と気持ちを表に出せるようになってきた気がするんだな。決して恥ずかしい事じゃないはずだ。
それにしても夢とはいえ驚いたよ(笑)。
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