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気分が優れない時は、昔の日活無国籍映画を観るに限るかな(笑)。一応、ビデオに撮っておいて持っているので、それを観てみた。
「早撃ち野郎」
数ある日活無国籍映画の中でも、呆れる程のぶっ飛んだ無国籍西部劇映画だ(笑)。
そう、何と西部劇なんだよ(笑)。勿論、マカロニウエスタンのようなアメリカの西部が舞台という、そんなまともな映画じゃないぞ・・・。
日本の何処かの山奥にある町なんだが・・・ダム建設で好景気で沸くという舞台設定の町だ。ちょうど、アメリカでゴールドラッシュで賑わった町と同じ設定だな。
日本だから、1961年当時の街並みが再現されていると思ったら大間違いだ。何と・・・街並みは・・・西部劇に出てくるような、ガンスモークの街並みと同じような、笑える街並みなんだよ。しかも・・・看板がアルファベットじゃなくて・・・マルマンとか・・・書かれてありゃ・・・嫌がおうにも笑ってしまう優れものだ。
さらに・・・交通機関が確かに車は走っているんだが・・・何と主要交通機関が・・・馬だ(笑)。
そして・・・街の住民・・・特に男はほぼ全員がウエスタンハットを被っているという、いったいどこの国なんだという凄さだ。
さらに・・・交番の派出所は・・・何か保安官がいるみたいで、そんな恰好をしている、この映画の主要登場人物の小田という警官が出てくる。
その小田(杉山俊夫という俳優)の恋人に・・・あの・・・あの大女優で、俺なんかは目が眩む・・・吉永小百合さんだ。何と、この映画には若き日の吉永小百合さんまで出ているのよ。
そんな街に流れ着いて、早速、賞金稼ぎをしたのが、宍戸錠さん演じるエースのジョーだ。
敵役には金子信雄。ヒロインには笹森礼子。あとアバズレホステス役の南田洋子もなかなかいいな。晩年は別な意味で話題になったけど、当時はアバズレ役が似合っていたよなぁ。
とにかくこの映画は、理屈抜きだ。日本版西部劇をとことん楽しむ、これに尽きる。
数ある日活無国籍映画の中でも、最高の作品と思うぜ。
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