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虫が好きな人とか、昆虫業界も含めて、まったく知られていない不思議なサークルというか会というか、タイトルのようなクラブがあるんだよ。
知られていないのは当たり前で、俺ラフャールと浦和のМ氏の2人だけでやっている会だからなぁ。
ま、あまりにも馬鹿馬鹿しい内容なので、俺は、練馬のО氏や、新潟のS氏を誘う事もしていないんだよ。
その馬鹿馬鹿しい内容とは・・・。
クワガタギネスってあるだろう。クワガタムシの種別に大きさを争っている、あれだ。これは超有名だよなぁ。
一説には、むし社のI店長と交換してしまった、俺が昔、伊平屋島で採集したイヘヤノコギリクワガタが、何と、相当上位・・・2位になった事もあったとか・・・いう話なんだが、それが正確な話なのかどうか、はっきりしないのよねぇ。
何しろ、俺はクワガタムシはほとんどやっていないからなぁ。上記の話も、伊平屋島でオオシマアオハナムグリなんぞの採集のついでに採っただけの事なんだから・・・。
おっと、話は逸れてしまったけどなぁ。ベッコウバチギネスの話だ。
大体クモバチという名前はいかん。やはりベッコウバチじゃないと言葉として美しくない。
ベッコウバチギネスだから、当然大きさがポイントになるな。従って♀だけが対象となる訳だ。♂は明らかに小さいから論外なんだよ。
ベッコウバチは、親が狩ってきたクモの大きさによって幼虫の生育に影響してなぁ。結局、成虫の大きさに極端な違いが出るから面白いんだよ。、
ベッコウバチ類でも大きさが問題なんだから、種は限られるって事になるな。
キバネオオベッコウ、キオビベッコウ、オオモンクロベッコウ、フタモンベッコウ、スギハラベッコウの5種・・・それに沖縄方面にいるシランオオベッコウ、キイロムカシオオベッコウの2種も入れよう。
この7種で、それぞれの種ごとに、♀の大きさで順位を決めるというものだ。
ま、あくまで日本産だけなんだが、外国のタランチュラを狩る馬鹿でっかいベッコウバチと比べると、話にならんくらい貧弱だけどよー。身近で自分で採って楽しめるという処にポイントが置かれてある訳だな。
測定数値は、胴体胸の真ん中から前翅先までの長さ×2となる。この数値で優劣を決める訳だ。蜂の場合、腹部は伸びたり縮んだりするから、翅の長さの方が正確なんだよ。
そしてもう一つ・・・どんなに上記数値が大きくても、翅が破れているような個体はダメなんだ。これは美しくない。やはり完品でないといかんのよ。
そういう制約をクリアする大きなベッコウバチの個体というものは、意外と採れないんだよなぁ。
大体、ベッコウバチ類の採集は、かなり熟練度が要求されるんだよ。とにかくすぐに茂みに逃げ込むし、ネットに入れた後も素早くて採り込みが難しいんだ。
俺なんか一回だけだが、採り込みの時にネットの中から刺された事もあるしなぁ。
という事で、この馬鹿げたクラブはまだほとんど活動らしき活動はしていないんだけどよー。俺も浦和のМ氏も、その所持標本に関しては、日本で有数の大きな個体の標本である事は間違いない所なんだ。
そして、俺なんかは、本日、これだけのために、午前中と午後3時からの2回、いかにもキバネオオベッコウ、キオビベッコウ、オオモンクロベッコウがいそうな、休耕田のヤブカラシ付近で、しぶとく採集していたという訳だ。
そして・・・しつこく粘って10頭ほど採集したのによー。しっかし・・・小さかったり、翅がボロだったりと、まともな個体が採れんのだから、とにかく難しいのよ。
普通の人は、炎天下で、しかも背が高い草が多い所で蒸し暑いからやっちゃいかんぞ。すぐに熱中症になっちまうからな。
俺だって本当は、腹が良くなったとたんに、こんな事をしてはいかんのよね。
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