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東北地方太平洋沖地震への対応等について
(第157報) 平成23年9月6日1800現在 (下線部分は第156報からの変更点) 1.対応勢力
○東北地方太平洋側投入勢力 ※ 当初は日本海側も含めて津波警報・注意報が発令されたことから、全管区にお
いて船艇航空機を発動したが、津波警報等の解除後は、東北地方太平洋側に船 艇・航空機を派遣投入して、当該地域での対応に当たっている。 ○ のべ投入勢力(3月11日〜)
巡視船艇 7824隻 航空機 2612機 特殊救難隊 1068名 機動救難士 826名 機動防除隊 410名 2.救助状況
〔9月6日1800現在 これまでに当庁が救助した人数 360名〕
3.対応状況
(1)捜索状況
・9月6日1800までに、東北太平洋沿岸において、漂流遺体358体を揚収(9月5日から+5体)
・漂流船の生存者等確認調査を実施中。これまでに505隻を確認、全て無人
・4月14日、福島第一原発を中心とする半径10kmから30kmの海域において、巡視船6隻、
巡視艇3隻、航空機5機により集中捜索を実施(行方不明者、漂流船の発見に至らず)
・5月16日,25日,福島第一原発を中心とする半径10km圏内の浪江町請戸漁港及び 周辺海域を、巡視船艇3隻により行方不明者の捜索を実施(行方不明者,漂流船の発見に至らず) ・8月9日、福島県浪江町請戸漁港内において、巡視船艇等4隻により箱メガネ、
水中カメラ等を使用した行方不明者の捜索を実施(行方不明者の発見に至らず) ・8月30日〜31日、福島県浪江町請戸漁港内において、巡視船艇等5隻、特殊救難隊
及び潜水士17名により潜水捜索等を実施(行方不明者の発見に至らず) (2)航行安全
・無人漂流船を曳航処理するため関係機関と連携して作業中 巡視船により漂流船85隻を曳航完了 ・福島原発に関する航行警報発出 ・福島第一原発に係る警戒区域等の設定を受け、巡視船(特殊救難隊、機動防除 隊同乗)により同周辺海域において監視警戒中 ・航路標識、航路障害物等に関する航行警報 ・航路標識の被害状況調査を実施中(夜間の視認調査を含む) ・6月7日までに、全ての港で港則法に基づく船舶の航行制限を解除 ・3月21日、仙台塩釜港(塩釜区)において、軽油等を搭載したタンカー「鶴宏 丸」の入港警戒を巡視艇、航空機により実施 ・4月3日、塩釜漁港、小名浜漁港において、漁網等航路障害物の調査及び関係機 関に情報提供実施
・4月4日、八戸漁港、蛸の浜漁港、気仙沼漁港、石巻漁港、において、漁網等航 路障害物の調査及び関係機関に情報提供実施 ・4月5日、釜石漁港、松川浦漁港、松ヶ浜漁港において、漁網等航路障害物の調 査及び関係機関に情報提供実施 ・5月3日〜7月14日、岩手県及び茨城県沿岸において、海上に漂流している船舶交通の障害と なっている漂流物について、作業船により回収を実施
総回収量12,372.9立方メートル
(3)緊急物資輸送・現場支援
【東北地方】
・4月14日、仙台塩釜港(塩釜区)において、宮城県に対し、巡視船による支援物資
(身体保護・緊急搬送用マット600枚)の搬送を実施
・4月15日、八戸港において、青森県に対し、巡視船による支援物資(身体保護・
緊急搬送用マット50枚)の搬送を実施 ・4月18日、岩手県職員等による大槌、陸前高田地区等の被害状況調査に対する
業務協力(航空機同乗) 【その他の地方】
・3月15日、茨城県大洗港着岸中の巡視船しれとこによる給水作業(約18t)
・3月18日、茨城県大洗港にて、給水車15台に対し、巡視船しれとこ搭載の清水約35トンを供与
・3月19日、大洗港にて、大洗町等に対し、巡視船しれとこ搭載の清水約10.5tを供与
(4)輸送路の確保
①水路測量の実施状況 【東北地方】
・4月 9日〜11日、仙台塩釜港(仙台区・塩釜区)において測量船「明洋」に
よる港内一部の水路測量実施 ・4月 9日〜14日、釜石港において測量船「昭洋」による港内一部の水路測量実施 ・4月15日〜16日、宮古港において測量船「昭洋」により障害物調査を実施。
仙台塩釜港外において、測量船「天洋」により障害物調査を実施。
・4月15日〜17日、仙台塩釜港(塩釜区)において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
・4月18日、石巻港において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
・5月10日〜15日、仙台塩釜港(仙台区)において測量船「海洋」により、水路測量を実施。
・5月16〜25日、小名浜港において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
・5月22〜25日、釜石港において測量船「明洋」による港内の水路測量実施 ・5月28日〜6月7日、小名浜港において測量船「海洋」による港内の水路測量実施
・6月11日〜22日、石巻港において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
・6月12〜15日から、仙台湾において当庁航空機により、海底地形測量を実施(国土
交通省河川局との連携)
・6月17〜21日、宮古湾において当庁航空機により、海底地形測量を実施(国土交通省
河川局との連携)
・6月23日〜26日、釜石港において測量船「天洋」による港内の
・6月28日〜7月5日、大船渡港において測量船「海洋」による港内の水路測量実施水路測量実施
・7月18日〜、八戸港において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
・8月19日〜27日、小名浜港において測量船「海洋」による港内の水路測量実施
・8月27日〜31日、久慈港において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
・9月5日〜、宮古港において測量船「天洋」による港内の水路測量実施
②港湾の供用状況
【東北地方】
・3月15日、釜石港一部供用開始(3月29日、4月1日一部追加供用)
・3月16日、小名浜港一部供用開始(3月28日、4月1日、5月2日、13日、7月1日、
8月2日一部追加供用)(4月27日、6月3日入出港自粛勧告解除)
・3月17日、宮古港一部供用開始
・3月18日、仙台塩釜港(仙台区)一部供用開始(4月8日一部追加供用)(5月16日航泊禁止解除)
・3月19日、八戸港一部供用開始(4月10日、14日、5月10日一部追加供用、6月10
日一部追加供用)
・3月19日、相馬港一部供用開始(4月27日入出港自粛勧告解除)
・3月20日、久慈港一部供用開始(4月4日一部追加供用)
・3月21日、仙台塩釜港(塩釜区)一部供用開始(25日 喫水制限解除)
(4月1日、12日一部追加供用) (5月16日航泊禁止解除)
・3月22日、大船渡港一部供用開始(3月29日、4月4日一部追加供用)
(4月19日航行制限解除)
・3月23日、石巻港一部供用開始(3月27日、4月1日 供用岸壁一部追加)
(4月28日主要水路の夜間航行制限解除)(6月7日航泊禁止解除)
・3月26日、気仙沼港一部供用開始(3月30日、一部追加供用)
【その他の地方】
・3月15日、常陸那珂港一部供用開始(4月29日、5月18日一部追加供用)
・3月18日、鹿島港一部供用開始(7月1日、8月25日一部追加供用)
・3月20日、日立港一部供用開始 (5月9日、6月1日一部追加共用) ・3月24日、大洗港一部供用開始(6月6日、8月12日一部追加供用)
③航路標識の応急復旧状況
【東北地方】
・青森県(八戸保安部) 7基復旧済み
・岩手県(釜石保安部) 43基復旧済み
・宮城県(宮城保安部) 61基復旧済み ・福島県(福島保安部) 8基復旧済み
【その他の地方】
・29基復旧済み ④その他
・3月15日、国土地理院と窓口を設定し、同院所属航空機からの情報提供体制を確立
(5)防災関係
・3月11日〜12日、千葉コスモ石油LPGタンク火災に対し、当庁消防船等及び海
上災害防止センター所属船により消火活動実施 ・3月17日、仙台塩釜港(仙台区)全農タンクからのガソリン漏油事故に対し、巡視艇により海上の
ガス検知作業を実施。異状を認めず。
4.当庁の被害状況
(1)巡視船艇
二管区 宮城 PL06くりこま(4月10日離礁。4月13日、函館ドック(室蘭)着。5月20日調査工事 終了。4月14日〜6月30日調査工事。7月1日から復旧工事実施中。)
(2)航空機
仙台基地 固定翼1機流出、固定翼1機及び回転翼2機が浸水
宮城分校 回転翼1機浸水
整備工場(ジャムコ、仙台市) 回転翼1機が転倒及び浸水、固定翼1機及び回転翼1機が浸水
(3)施設関係
① 庁舎
二管本部、宮城:5階、6階及び7階の内部壁に亀裂あり
釜石: 4月12日、仮庁舎移転完了 、7 月以降再移転の予定
気仙沼 : 4月14日、仮庁舎移転完了、7月28日再移転完了予定
宮古: 4月18日、仮庁舎移転完了
石巻: 4月25日、仮庁舎移転完了
仙台基地:復旧工事実施中
一管区、三管区内においても損傷等を受けた施設あり
② 航路標識等
倒壊、傾斜 7基
移動、流出 1基
③ 通信施設
情報通信関連機器損傷26件(内18件については、代替品・予備品を手配する
などにより機能を一部回復)
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海上保安庁の活動状況
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