ウディ・アレン通信(&ロスト・シネマ通信)

16年、初夏刊行予定 ウディ・アレン最新評伝本・訳書「ウディ」

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 このブログでも書いたことがありますが、「ビザンチウム」「アンチバイラル」に出ていたアメリカの若手、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、私が個人的に、いま、最も注目している男優のひとりです。
 
 東京国際映画祭に新作をひっさげで、来日しました。
 
 会見に行き、写真も撮りましたが、本人はスラリとした長身で、白い肌にブロンドの髪。ファッションのセンスもよくて、とても美しかったです。
 
 表情にも変化があり、おそろしくフォトジェニックでした。
 
 でも、ただの美形ではなく、クセのある監督たちに使われるのも納得の性格俳優です。
 
 アメリカ映画界には珍しく、耽美的というか、破滅的な役がにあいます。
 
 役によって、顔をかえるタイプで、そうとう役にのめりこむようです。
 
 彼は、きっと、これから、ぐっと伸びると思います。
 
 映画祭で上映された「神様なんかくそくらえ」ではNYのジャンキー役でした。
 
 監督はインディペンデント映画界では注目されるサフディ兄弟。そのリアルな演出には力が感じられました。
 
 元ジャンキーだったアリエル・ホームズの手記の映画化で、そのアリエル自身が主演。映像の中の彼女は驚くほどきれいです。
 
 ケイレブくんは、彼女の恋人役で、どこか悪魔的な雰囲気さえも漂わせたジャンキーです。
 
 会見では発言が少なくて、ぼんやりしていましたが、クルクル変わる表情の変化は、さすがアクターで、その顔を見ているだけで飽きなかった。
 
 昨年から、ひそかな(?)マイ・ブームのケイレブくんの素顔を見ることができて、今日はハッピーでした。
 
 「ビザンチウム」のニール・ジョーダン監督のことも質問してみたかったが、場違いなので、やめておきましたが……。
 
 「アンチバイラル」はデイヴィッド・クローネンバーグの息子、ブランドン・クローネンバーグの監督デビュー作で、ケイレブくんは、やばい菌に感染する屈折した青年役。
 
 カナダのグザヴィエ・ドランが撮るという彼の新作はどうなっているのでしょう?
 
 ドランも、才能豊かな新鋭監督ですが、21世紀の才気を感じさせる新しいタイプの映画人に愛されていく男優になっていきそうです。
 
 今後の新作も、ぜひ、追いかけていきたいです。
 
 
 
 

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