ウディ・アレン通信(&ロスト・シネマ通信)

16年、初夏刊行予定 ウディ・アレン最新評伝本・訳書「ウディ」

ちょっとイイ話

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 今年のはじめ、2つのバラのつぼみがつきました。

 片方はすぐに咲き、お正月そうそうの、初バラとなってくれました。

 ところが、もうひとつのつぼみは、ずっと咲かずに、つぼみのままでした。

 1週間たっても、2週間たっても、咲く気配がありませんでした。

 でも、かわいそうなので、そのままにしておきました。

 ついには3週間、そして、1か月。

 でも、なんだか、つぼみを切る気になれませんでした。

 外出が多くて、バラをゆっくり観察する余裕もない日々が続いていたんですが、ある時、バラの異変に気づきました。

 なんと、花が咲いているんです。

 たぶん、つぼみがついてから、6〜7週間は過ぎていたと思います。

 ふつうに考えると、絶対に咲くはずもないんですが、知らぬ間に花になっていたんです。

 最初は自分の目が信じられませんでした。

 でも、本当にうれしかったです。つぼみを切らなくてよかった、と思いました。

 寒かったので、なかなか花になれなかったんでしょうが、ちょっと温かい日があったので、咲いたんでしょうね。

 その花の生命力に感動しました。

 咲いて数日後に手にとろうとしたら、一枚づつ、花びらがくずれ、一気に散りました。

 その散り方も美しかったです。

 一生懸命、命をたくわえ、最後は一気に走ってしまった一輪のバラ。

 それは、今年の冬に私が目撃した、ひとつのドラマでした。

 今日、九州の友人と電話で話していたら、あっと驚く話が出ました。

 かつて私の家の近くに住んでいた少女の話が出ました。

 こちらが高校生で、その子が小学生の時のお話。

 ある時、彼女が母親に連れられ、うちの玄関に立っていました。ピアノを教えてほしい、というのです。

 すでにピアノ教室に通っていて、弾ける力はあるんですが、今度、クラスでコーラスの伴奏を任されたというのです。そして、その課題曲がうまく弾けない、と。

 その曲の弾き方を教えてほしい、と、我が家にやってきたのでした。

 「毎日、お宅からピアノが聞こえるから、それで……」

 彼女の母親は、そう言ってました。

 そして、私はピアノを教えることになりました。高校生なので、何も経験がなかったんですが……。

 とりあえず、その曲を弾かせてみると、右と左の音が、バラバラでした。

 そこで左は左、右は右、と弾いてもらった覚えがあります。

 すごく勝気なタイプの子供でした。音は男性的で、でも、力強さはありました。

 最初は上達が遅くて、どうしよう、と思いました。こちらもプロの教師ではないので、教え方も手さぐりです。

 そうこうするうちに……彼女は腕を上げていきました。

 そして、最後は彼女の母親も再び登場して、私の家族や彼女の母親の前で、立派に弾けるようになりました。

 うちに通ったのは、1か月くらいだったはずです(毎日ではないです)。

 そして、私は高校2年までピアノを習い、音大行くのはやめました(その頃、ロック・ファンになっていたし)。

 そして、今日、友人の話を聞いて分かりました。

 なんと、その少女は成長後、ピアノの先生となり、結婚後も音楽の道を生きているとか。

 「よくコーラスとかの伴奏もしているわよ。すごい、がんばり屋さんよ」

 と、友人は言ってました。

 すっごくびっくりしました。そして、うれしかったです。

 振り返ってみると、人生でただひとりのピアノの生徒です。そんな彼女がいまは音楽の先生とは!

 かつてピアノと向き合った自分自身の音楽の時間も無駄ではなかった気がしました。

 ピアノをやめてしまった私は、今では「ミュージック・マガジン」のようなロック系雑誌の常連ライターになってしまいましたが……。

 人生って、不思議ですね。

 

 

困った顔

「ニュースサイトの転載」はサービス終了になりました。

 久しぶりに登場の「ちょっとイイ話」シリーズです。最近、書いていませんでした。なんだか、暗いニュースが多かったし……。

 でも、今日、ほのぼのしたニュースを発見です。

 オランダの飼い猫で、4匹の子猫の母親が、レッサーパンダの赤ちゃんを育てているそうです。

 それというのも、動物園でパンダが子育てを放棄したので、動物園の人がパンダを連れ帰り、子供を産んだばかりのその家の猫に近づけたら、なんと、パンダは猫のお乳を飲んだそうです。

 で、写真で見ると、どれがパンダなのか、よく分かりません。すっかり、猫の毛の色に同化していますね。

 猫は、やはり、福の神でしょうか。無事、パンダの赤ちゃんが育つといいですね。

 招き猫堂のオーナーとしては、ちょっと、うれしいニュースでした(=^・^=)。

 *上に写真ありです。トラ猫なんでしょうか。母猫の名前が知りたいです。

 さきほど、ラジオで「ちょっとイイ話」を聞きました。ので、久しぶりにこのシリーズの登場です。

 山形で農場を営む方がいらして、(ブロイラーではなく)広い農園に数多くのにわとりを放し飼いで飼っているんだそうです。

 玉子はあちら、こちらで、生まれるとか。自然なかんじがいいですね。

 とはいえ、さすがに冬はビニールハウスに入れるようです。

 にわとりが餌を食べていると、小さな雀がやってきて、にわとりの餌を食べようとするとか。

 怒ったにわとりは、その雀を突っついて、追いだすそうです。

 ところが、雪がひどかったある日のこと。にわとりのオーナーは意外な光景に遭遇しました。

 雪から逃れるため、ビニールハウスに入ってきて、自分の餌を食べようとしている雀を見たにわとり。

 ふだんは突っついて追い出していたのに、その時は、しらんぷり。

 外が雪なのを知って、にわとりは(ふだんは敵対視していたはずの)雀が餌をたべていても、黙っていたそうです。

 これを見て、オーナーは驚きつつ、感動したそうです。

 自然の掟がきびしいことは、動物も本能で知っています。

 そして、雪の日は、餌をとることがむずかしいことを知り、にわとりたちは、雀と餌をシェアしたというのです。

 これイイ話ですね。

 ふだんは広い場所で放し飼いされているにわとりなので、心が広いのかな……(そんなはず……ないですね)。

 なんだか、逆イソップ物語というかんじです(教訓ではなく、協調のお話)。

*前回のちょっとイイ話は下です。
 http://blogs.yahoo.co.jp/raincity3/31411791.html

 

 

 暗いニュースが多い昨今。ちょっとイイ話を集めようと決意したものの、あんまり、なかったんですが、久しぶりに発見。

 ニュースで報道されていたので、ご存知の方も多いと思いますが、川崎市在住の大学生のもとに、なんと、意外な知らせが来たというのです。

 それは、彼女が小学校の時に風船につけて出した手紙が千葉の海で発見されたというのです。子供の頃、学校で書いて、「これを見つけた方は返事を下さい」というメッセージが書かれていたようです。

 メールの時代には、ちょっと考えられない、かわいい話ですね。確かに、かつて、手紙は、夢を運ぶための手段だったのかもしれません。実際、この風船の手紙に返事をもらった同級生もいたそうです。

 でも、彼女のもとには、返事はなく、そのまま、15年が経過。

 ところが、魚のカレイの体に、それがくっついていたことが判明。その魚が、最近、地引網に引っかかったそうです。

 テレビでこの手紙を私も見ましたが、けっこうキレイな状態で、字もきちんと読めます。それを引きあげた人から戻してもらい、「この手紙、宝物にします」と、持ち主はコメントしていたんですが、こんなこと、確かに珍しいかもしれません。

 15年前、それも、小学生だった自分が書いた手紙が、大学生の自分のもとにやってくる。

 その時間の空白感。なんだか、不思議なイマジネーションをかきたてます。どうして、カレイの体に、そんなに古い手紙が?

 でも、いい話ですよね。これぞ、本当のタイム・マシーン。過去の自分が、未来の自分に、伝言を届ける。しかも、魚の背中に乗って……。

 この話で、ふと思い出したのが、英国のバンド、ポリスの70年代後半のヒット曲「孤独のメッセージ」(メッセージ・イン・ア・ボトル)でした。

 この歌の主人公は、すごく孤独で、いつも、メッセージを書き、それを瓶につめて、海に流すんです。
でも、返事は来ない。彼の孤独な日々は続いていきます。

 それでも、彼はメッセージを流し続ける。

 でも、ある日、信じられないものを発見します。海辺には、何百通もの、瓶に入った別のメッセージがあったんです。彼だけが孤独ではなかった……。

 確か、そんな歌詞だったはずです(最近、聴いていないので、うろ覚えですが)。

 ポリスによるバンド・バージョンもいいんですが、スティングがギターだけで歌うアコースティック・バージョンもすごく好きでした。80年代にはコンサートの最後で、かならず、これを歌っていたはずです。

 かつては、ポリスも、スティングも、すごーく好きでした。2月に27年ぶりにポリスの再結成ライブが日本でもあるそうですが、なんだか、個人的には、今はあまり、燃えません(すみません。ファンの方々)。

 スティングのソロは、何度かライブに行ってますが……(とっても、感動したライブもあります)。

 まあ、話がそれてしまいましたが、今日のカレイのメッセージ話を聞いて、ポリスのかつての名曲がよみがえり、海の向こうにあるミステリアスな時間に、ふと思いをはせてしまったのでした。

(ところで、読者のみなさんは、海派ですか? 山派ですか? 私は、海の方が好きです。泳ぐのは苦手ですが……)

 *ちょっとイイ話。その前に取り上げた話は以下になります。
 http://blogs.yahoo.co.jp/raincity3/28169966.html

 *あとクリスマスのこんなお話も反響がありました。私の体験談ですが。
 http://blogs.yahoo.co.jp/raincity3/29126627.html

 

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