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今日は久しぶりに博多の空に青空が広がりました。
その勢いで本の出版の挨拶回りに行ってきました。世間では既に過去の事件として
忘れ去られようとしている事件ですが、マスコミ各社は司法界を揺るがした
この事件のことは知っていました。ただ、結局事件の真相が分からないまま
無罪が確定した事件…記者でさえ真相が分からないまま封印された事件であることが
改めて分かりました。
東京の某記者がちょうど電話をかけてきて電話での取材を終えたあとに
「副島さんのお父様の事件は検察が情報を公開しないまま封印してしまったので
鹿児島の選挙違反冤罪事件や富山の強姦冤罪事件の影に隠れてしまった感がありますが
この事件こそ冤罪の見本みたいな事件ですよ。取調室での脅迫、嘘のでっちあげ調書、
証拠の隠ぺい、証拠のねつ造、嘘の目撃証人づくり…まさに何でもありの状態での
闘いでしたからね。それを見事に暴いていった副島さんたちの苦労は並大抵のものでは
なかったと思います。この本は裁判員制度に警鐘をならす大切な本ですよ。多くの
人たちに知ってももらわなければならない本ですよ」と話してくれました。
今までは読者として本に接していましたが、いざ自分で原稿を書き、それが本として
世の中に出回る段階で今まで知らなかったことが見えてきました。事件をテーマにした
ノンフィクションですが、事件の舞台が佐賀県。しかも出版社は福岡の小さな
出版社で著者(私)も無名で福岡在住。このために郷土本として山笠や福岡の山歩き
などの本のコーナーに並べらておられる書店も多いです。そこじゃなくて、これは一部の
人に読んでもらう本ではないんだけど…違うんだよなあ〜と思いつつも、どこに
並べるかは書店次第です。幸いに他の県ではノンフィクションコーナーに並んでいる
みたいですがね。
とにかく読んでもらえば分かると思っても、読む読まないも僕がどうこう言えませんしね。
本には「売れる本」「売りやすい本」というのがあると思います。
書店の平積みされた本を見たらお分かりのように目立つ場所に並んでいる本の大半は
大手出版社、著名な著者の本ばかりです。本にかける想いは大手出版や有名作家にも
負けないつもりで書き上げました。文章がうまい、下手とかはあるでしょうが
著者の想いが読者の心に響いた時に感動や勇気、悲しみなどを著者とともに
共有できるでしょう。実際、私が原稿を執筆していた時にその場面を思い出して
胸が苦しくなったり、辛くて涙がこぼれたり…そうゆう状況で原稿を書きましたが
読者も同じ場面で泣いたり勇気がわいてきたりして下さっているようです。
書き手と読み手の心が一つになるとはこのことでしょうね。
僕の本は爆発的に売れる本でもないでしょうし、売りやすい本でもないです。
でも最初は誰でも無名の著者としてデビューです。何かの賞を受賞してのデビュー
ならば違いますが、最初から原稿枚数が規定をオーバー(最初の原稿で560枚)
だったのでコンテストに応募も出来ませんでした(笑)だから「原稿持込」で
スタートしたのです。それでも全国で見るとジワジワと売れているようです。
マスコミも文芸でなくて報道部の事件担当の記者たちが注目して下さっています。
リアルな描写と著者の苦悩が行間ににじみ出ているそうです。
無名の著者が書いた原稿を小さな出版社が本として出版して、事件記者が
注目するというヘンテコな状況です(笑)
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