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今日も「裁判員制度」に関する特集がテレビで流れています。
私個人としてはいろんな不安があります。
たとえば私が関わった父の裁判は、事件の真相が明らかになるまでに
一年半かかりました。その間、ずっと証拠探しや証人探しの
調査を行っていました。隠された嘘を暴くためにずっとですね。
本にも書いていますが、検察側が「全面自供した」と記者会見で
マスコミに発表したので、最初は誰もが犯人と思われてしまいました。
実際に検事が作った調書は父本人が自ら罪を認める調書が作られて
いましたし、その「嘘の自白調書」が裁判員に証拠として提出
されたら……当然、「やっぱり犯人だ」と確信するでしょう。
わずか数日で裁判が終わるようですし、真相を突き止めた時には
既に裁判は終わっているはずです。
警察や検察は捜査権がありますが、一般の人にはありません。
私は自力で証拠を探し出すということが、どれだけ困難なのかを知りました。
一度下された判決を覆すのはほぼ不可能です。
起訴された者が有罪になる確立は99.9%ですしね。
これが裁判の実態です。
無実の人間が無罪を勝ち取った時の喜び……言葉では表せない喜びでした。
この写真は無罪判決直後の裁判所前の一コマです。
私は今もその時の感動を忘れることが出来ません……。
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