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【第四章のあらすじ紹介】涙の再会
いよいよ勾留期限がせまり、物的証拠も出ない中で焦る検察。父を起訴するためには
もはや完璧な自白調書を完成させるしかない。最後の取調べも壮絶な取調べとなった。
怒声が耳をつんざき手刀が炸裂する取調室。意識を失いかけながらも最後の勇気を
ふりしぼって無実を訴えたが力尽きて署名してしまう父。これによって起訴が決定した。
父の釈放を待っていた家族の願いは届かず、裁判で無実を証明するしかなくなった。
起訴されたことで接見禁止が解かれて二十三日ぶりに父に会えることになる。
拘置所の接見室のドアを開けると私も父も胸が熱くなり言葉が出なかった。
父は目に涙をうかべながらアクリル板越しに「お父さんは不正融資など絶対にやっとらん!
信じてくれ」と訴えた。私は涙で声がつまってうなずくのが精一杯だったが
父の無実を証明するために闘うことを決意した……。
この場面は原稿を書いている最中、その時の場面を思い出してしまい胸が熱くなり
涙があふれてきました。ドアを開けた瞬間の何ともいえない父の表情…
父の涙を見たのはたぶんこの時が初めてだったと思います。真っ赤に目をはらして
真剣な表情で「絶対にやっとらん!」と何度も私たち家族に訴える姿を見て
私の中で熱い怒りの炎が燃え上がったのです。たぶんその時の私の表情も
さぞかし凄まじい形相だったと思います(笑)
その後、インターネット上で起訴された父を誹謗中傷する掲示板を見て
ますます怒りが込み上げてきて、衝動的に仕事の関係先へも「検察と闘います」と
決意宣言をメールで送ってしまいましたが、今考えると恥ずかしくなります。
さぞかし届いたメールを見た人たちは私の怒りを感じて引いてしまったと思います。
でも世の中には許せることと許せないことがあると思います。
この時は怒りと正義に燃えていましたが、実際に検察と闘うということが
どれほど難しいことかも知りませんでしたし、無実を証明することがどんなに
大変なのかも知りませんでした。
ここから私たち家族の闘いが始まっていくのです。
次回 第五章へとつづく……
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色々ご苦労されたのですね。頭が下がります。
2008/6/5(木) 午後 7:49 [ 旅田 卓宗 ]
校正も大変でしたね。お疲れ様でした。
2008/8/2(土) 午前 9:13
編集者が鬼みたいな人で(笑)何度も書き直しを
命じられました。でも、その時にいろんなことを
学びましたよ。小さな出版社だから一連の作業に
僕も一緒に取り組めたわけだし。
何でも勉強ですね(笑)
ありがとう♪
2008/8/2(土) 午後 1:59