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ここで紹介している内容はすべてノンフィクションなので実話です。
最初は誰もが「まさかこんなことが…本当なの?」と信じてもらえなかったけれど
本当にこうゆうことが起きていたのです。だから一人でも多くの人に真実を知って
もらいたくて本を書いたのですが……。「本当に?今の時代にまさかこんなことが」
「そのまさかが実際に起きたのですよ。本当なんですよ」この本を出したあと、
読んでくださった方からの最初の声は、驚きと怒りの声が返ってきます。
【第五章のあらすじ】
父の起訴が決定し、初公判。満員の傍聴席と法廷の静止画像をテレビカメラが
撮影し終えるといよいよ裁判が始まった。法廷に姿を現した父の姿を見て私は
ショックを受けた。静まりかえった法廷にガチャガチャと手錠の音だけが響き、
鈍い光を放つ手錠と腰縄をかけられた父が法廷に引っ張り出された。
初公判を終えて、私も休んでいた仕事を再開しようとしたところ、仕事先は
私を避けるようになっていた。仕事もキャンセルが相次ぎ、私は父の無実を証明
するために本格的に闘うことを決めた。夜は工事現場でアルバイトをしながら
昼間は事件の真相を調査。私も家族も人生が変わっていくのだった……。
当時、どんどん追いつめられていくという感じでした。世間に背を向けたまま
怒りと悔しさだけをバネにして、とんがって生きているような感じでした(笑)
人は追いつめられて本当に苦しくなると友人にも何も話せなくなり、どんどん
自分の殻にこもっていくのでしょうかね。相談なんて誰にも出来ないし誰とも
言葉さえ交わしたくなくなっていくのが自分でも分かりました。そうやって
誰にも相談できずに自分で自分を追いつめてしまう……もう死んだほうがましだと
思うのも、こんな精神状態の時でしょうね。
どうしても父の無実を証明するんだという執念みたいな熱い怒りが沸き起こり
ました。本に書いた内容はほんの一部であり、本当はもっと色んな人との
出来事があり世間の厳しさを嫌というほど痛感して、当時は誰も信じれなくなり
人間不信の塊みたいな状態でしたね(笑)
この章は、どこまで描こうか自分でもかなり迷いました。書けば書くほど
愚痴っぽくなるのが分かるし、書かないと当時の辛さが伝わらないしですね。
この配分が難しくて悩みました。
次回、第六章へとつづく……
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