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昨夜、台湾ラーメンなるものを食させて頂きました。 レトルトパックにスープが入っていて、スープの中には 肉もたっぷり入っていました。 味のほうは・・・辛い。 鼻の奥に辛さが突き抜ける感じでスープをよく見ると 刻まれた赤唐辛子が何本か入っているのが分かりました。 「お父さん、スープは全部飲まないほうがいいよ。これを 食べた友達は翌日、胃がもたれたと言ってたからね」 娘の忠告を無視してスープまで飲んで完食しました(笑) 辛いけれどうまい。うまいけれど辛い。 辛いけれど辛さがあとを引かない辛さ。 何と表現したらよいのか(笑) 食べ終わった後に額には汗が噴出して鼻水が。 辛さの中に旨みが溶け込んだ台湾ラーメン・・・美味しかったです(笑) ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ はじめての方へ。冤罪はどのようにして作られるのか。司法の正義とは何か。 一人でも多くの方々に本を読んでいただき、何かを感じてもらえれば幸いです。 「いつか春が」ダイジェスト版 総集編↓↓ http://blogs.yahoo.co.jp/rainrain1192/15336915.html ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『続・いつか春が』 第7話「テレビ朝日との出会い」 私たちは、まさかの控訴が決定し、再び裁判を闘うことに なった。控訴の知らせを聞いた時は、さすがに夫もがっくり と気落ちしていたが、少しずつ落ち着きを取り戻し、以前の 穏やかな生活を取り戻しつつあった。 健一郎も運良く以前の「まちづくり」の仕事に復帰し、県の 大型プロジェクトのメンバーとして携わることができた。 私も夫も、息子が三年間のブランクを埋めるかのように仕事に 没頭する姿を見て安心した。 このまま私たちは順調に以前の生活に戻れるような希望さえ わいていた。 私たち家族にとっては、検察や告発グループに対する怒りが 消えたわけではなかった。しかし、悪夢のような忌まわしい 三年間を早く忘れて、元の生活に戻ることのほうを優先した かった。刑事裁判の苦しみを経験した者として、一刻も早く 普通の生活に戻りたいというのが正直な気持ちだった。 検察は控訴したものの、一ヶ月が過ぎても新たな動きは見え なかった。記者会見で「判決には事実誤認がある」と発表し たまま控訴理由は何も示さないまま時間だけが過ぎていく。 もしかしたら裁判はこのまま終わったのでは、と思えるほど 静かな日々が過ぎていった。 「先生、その後検察からはまだ何も言うてこないのでしょう か」 夫は検察の動きが読めず、あまりの静けさに弁護士の先生に 時折電話をして確認していた。 「まさか、いったん控訴して自ら控訴を取り下げるなど絶対 にありませんよ。一審で地検(地方検察庁)が負けているか ら今度は高検(高等検察庁)は総力をあげて闘ってきますよ。 時間をかけて準備しているのですよ。油断してはいけません」 弁護士の先生たちはあくまでも慎重だった。 一審の刑事裁判で無罪を勝ち取ったことも、弁護士には初め ての出来事で、ましてや控訴審で福岡高検と闘うなど初めて であった。まさに私たちは未知の世界に突入していた。 これから先、どんな闘いが待っているのか誰にも想像できな かった。 控訴決定からまもなく二ヶ月を迎えようとしていた平成十六年 四月。健一郎のもとへテレビ朝日から電話がかかってきた。 テレビ朝日の報道特集番組「ザ・スクープ」のプロデューサーの 原という人物からだった。 健一郎に一度会いたいという申し入れだった。 当時、「ザ・スクープ」は北海道や福岡県警のいわゆる警察裏金 問題をスクープして全国に波紋を投げかけていた。その事実を 暴いたのが「ザ・スクープ」であった。 「副島さん、あなたからの番組宛てのメールは読んでいました。 私どももこの事件については関心を持ち、いろんな情報を集めて、 裁判を見守っていましたが、本当に大変な事件でしたね・・・」 こう切り出した原プロデューサーは、五十になるかならないかの ほっそりとした物静かな男性だった。 世の中にはびこる権力の不正や冤罪事件の真相を検証してきた 番組の敏腕プロデューサーというイメージはなかった。 「副島さん、ぜひ私たちに事件の真相を世間に伝えるお手伝い をさせて下さい」 「つまり事件の真相を伝える番組を作る・・・そういうことですか」 「はい・・・」 電話がかかってきた時点で、健一郎にはもしかしたらという予感 はあった。嬉しい申し入れであり、真実を世間に伝えたいという 思いは家族の願いでもあった。 無罪判決が下されたものの、結局事件の真相は依然として解明さ れないまま控訴され、世間との溝は埋まらないままだった。 無罪の喜びにわいたのは一瞬だけで、再び世間から孤立した状況 に陥っていた。 「無罪が出たのに控訴されたということは、やっぱり何かあると やろう」と影で噂する声も耳に入っていたし、ネット上では無罪 判決に対して反論の意見も飛び交っていた。 「検事をわざと怒らせて、暴言を吐かせてそれをタテにして無罪 を勝ち取るという方法。あのじいさんうまいことやったな」 「あの元組合長という男、検事が怒るだけのふてぶてしい態度だ ったに違いない」「被告が正直に話さないから検事は怒ったのだ ろう」 心無い誹謗中傷の書き込みも多かった。 世間ではなぜ無罪になったのか、事件の真相が解明されないまま 控訴されたことで、世間との溝が埋まることはなかった。 そういう状況の中での番組制作の申し入れに対して、健一郎は今 度こそ事件の真相を伝えることができるチャンスだと思った。 コーヒーカップを手にしたまま考え込んでしまった健一郎を、原 プロデューサーは何も言わずに見つめていた。 つづく
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