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※テレビ朝日の「ザ・スクープ」で検索すると、公式ホームページで先日のテレビ番組が
動画配信されておりますので、見逃した方やご覧になれなかった方は、そちらで
ご覧になれます。
「いつか春が」という本を出版したのは、一人でも多くの方々に
父の無実を知って頂きたかったからです。同時に冤罪どのようにして
作られていくのか、実際の刑事裁判はどのようにして進められていくのか、
密室の取調べの恐怖や裁判の本当の苦しみを知って頂きたかったからです。
左側の書庫にあります「いつか春が」は、出版した本のダイジェスト版です。
父の逮捕から一審無罪までの軌跡がご覧になれます。
父や私達家族がどのような想いで検察と闘ったか、検事や検察に対して
どれほど憎しみや怒りを抱いていたか・・・。
しかし、時間の経過とともに人を抜くんで生きていくことの虚しさや
悲しさに気づきました・・・10年という時間があったからだと思います。
だから彼に会おうと思いました。
会って、直接彼の口から真実を語ってもらうことで、自分の気持ちに区切りを
つけようと思いました。
今回、長野智子さんや番組スタッフの皆様方が、私達家族と元検事との
橋渡しをして頂き、今回11年ぶりの検事との対面が実現しました。
もし長野さんたちが後押ししていただけなかったら、私たちや検事とで
直接やり取りすることはなかったと思います。
テレビ放送を見るにあたって、母一人で見るのは辛いだろうと思い、兄弟が
集まり一緒に見ました。母の横には父の遺影を置き、私や兄、弟も
一緒でした。
父が亡くなり、初七日を終えた日の夕方、「裁判が終わったら一緒に花見を
しよう」との父との約束を果たすために、父の遺影と酒を持って近くの公園に
花見に行きました。
まだ桜も咲いていない公園の芝生の上で、父の遺影に語りかけながら
父と一緒に酒を飲んだ・・・これが私にとっての父との別れでした。
あれから一年・・・今回、検事との対面。前日はなかなか眠れませんでした。
10年間のいろんな場面が蘇り、朝まで眠れませんでした。
検事との対面は4時間あまりに及びました。
テレビで放送されたのは、その中の一部分ですが、彼とは事件のことだけでなく
家族のことや仕事のことなども話しました。これから、どう生きていくべきかなど
いろんな事を話しました。
「いつか春が」という物語の最後の締めくくりとして、検事との対面を書こうと
していますが、自分の中では気持ちに区切りはついたものの、今の心境を
言葉で伝えるとなると、難しいですね。でも、きちんと最後を締めくくりますので、
お待ちください。
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