『いつか春が』執筆日記

波乱に満ちた人生。夢に向かって挑戦する男のドキュメントストーリー。

原稿完成までの歩み

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ゴールデンウィークなのに部屋の片づけをしています。
しかし、今日はいい天気ですが、ここ博多の街は静かです。
春の陽気に誘われて虫たちの活動も活発になってきたようで
下の娘は寝ている時にムカデに上唇を噛まれてすごい顔に
なっていました。
笑ってはいけないけれど、まるでアヒルの唇のようになってしまい
家中大笑いでした。幸いに病院で治療を受けて治りましたが
ムカデには気をつけましょう。

さて本のほうですが、帯がこんなふうに形が徐々に見えてきました。
前回は手書きでイメージが組まれていましたが、もう印刷のほうに
回っているので、あとは完成を待つだけです。

原稿を書き上げ、その原稿が手元を離れて今は印刷されている。
燃え尽きたような虚脱感があります。気分を変えようと事務所の
掃除をしていますが……ダラダラしながらやっています(笑)

本の帯の製作

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いよいよ原稿が私の手元を離れて、あとは編集者の手から
印刷所へと。同時に本の表紙や帯などの製作も進められて
いるようです。なるほど…こんなふうにして作られていくのか。
本の帯の正面には長野さんのコメントと写真を載せさせて頂きますが
、本の表紙に帯が巻かれるので表紙のタイトル「いつか春が」が
「いつか」と「春が」というふうに2行に分かれているようです。
たしかに帯が重なるとタイトルの下のほうの文字が隠れてしまい
ますからね(笑)

表紙をめくると中表紙がありあますが、そこにも友人のイラストが
使われています。
原稿を執筆するだけでなく、本が完成していくまでの工程を
最初から見させてもらっていますが、次第に形をなしてくるに
したがって私の気持ちもドキドキです(笑)
どんなふうに書店に並ぶのだろう…売れるかな…買っていただいた人の
感想はどうだろう。いろんな期待と不安がふくらんできます。

原稿というのは、どこまでが完成なのか分かりません。
読み返すたびに「ここはこうゆうふうに書いたほうがいいかも」と
書き直して「これでいい」と納得します。でも翌日もう一度読み返すと
「いや、やっぱりここをこう表現したほうがいいかな」と書き直したり…。
最後まで迷い戸惑いながら書いたのですが、いざ原稿が自分の手を
離れて印刷所に回ったと聞かされると複雑な心境です。
あの部分をもっとうまく書けなかっただろうか、このことも書いたほうが
良かったのでは…。そんな気分です(笑)

結局、文章には完璧な文章はないのかもしれません。
しかし、その文章を書いた時の表現は自分では最高の表現だと
信じてペンを下ろすのです。
書いた時の、その時その時の気持ちに嘘はありません。

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今日も「裁判員制度」に関する特集がテレビで流れています。
私個人としてはいろんな不安があります。
たとえば私が関わった父の裁判は、事件の真相が明らかになるまでに
一年半かかりました。その間、ずっと証拠探しや証人探しの
調査を行っていました。隠された嘘を暴くためにずっとですね。

本にも書いていますが、検察側が「全面自供した」と記者会見で
マスコミに発表したので、最初は誰もが犯人と思われてしまいました。
実際に検事が作った調書は父本人が自ら罪を認める調書が作られて
いましたし、その「嘘の自白調書」が裁判員に証拠として提出
されたら……当然、「やっぱり犯人だ」と確信するでしょう。
わずか数日で裁判が終わるようですし、真相を突き止めた時には
既に裁判は終わっているはずです。

警察や検察は捜査権がありますが、一般の人にはありません。
私は自力で証拠を探し出すということが、どれだけ困難なのかを知りました。
一度下された判決を覆すのはほぼ不可能です。
起訴された者が有罪になる確立は99.9%ですしね。
これが裁判の実態です。

無実の人間が無罪を勝ち取った時の喜び……言葉では表せない喜びでした。
この写真は無罪判決直後の裁判所前の一コマです。
私は今もその時の感動を忘れることが出来ません……。

原稿を何回書き直したでしょうか(苦笑)
校正段階で更に原稿の修正や書き直しをすることになり
今までずっと原稿の書き直しをしていました。
本を出版することの大変さを知りました。
一人で長編を書いているとどうしても、表現がワンパターンに
なりがちですが、Y編集者はそこを見逃しません。
「ここの表現はリアリティがないので書き直して」
「これは文章がくどい。もっと簡潔にするか別の表現で書いて」
……こんなふうにテックされるのです。

著者と編集者の関係って分かりますか?
著者は自分の感性で文章を書いていきますが、編集者は読者の
視点で文章を見るのです。そして読者に分かりやすい、
読みやすいようにたとえば二つの文章をつなげたり、文章を
並べ替えたり。
編集者の力は大きいですよ。
いかに実力のある編集者とペアを組むかによって作品の輝き方が
違ってくると思いますよ。音楽にたとえるならば、原曲を
どんなふうにアレンジするか……ここで編集者の実力の差が出るのです。

いよいよ来週末には印刷された本が出てきます。

本のあらすじ紹介

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いやぁ、忙しさにかまけて更新をサボっていました。
本の出版がいよいよ今月にせまりました。といっても
まだ原稿の最後の修正に追われています。
印刷所の手配も済ませ、あとは僕の原稿の完成を待つだけという
非常に追いつめられた状況になっています。
本の表紙のイラストも決まり、宣伝チラシも出来上がり
そこまで準備が進んでいるにも関わらず、作者である私の
原稿が間に合わないなんて情けない話です。

でも何度修正をしたでしょうか(笑)
初めての出版であり、しかも裁判や司法についてもふれているので
当然、弁護士や司法関係者も読まれることを思うと
慎重に慎重にと。裁判をテーマにした内容なので気を使います。

そういえば、まだ内容について話していませんでしたね。
いい機会だからご紹介しますね。これは真実にもとづいた
ノンフィクションです。息子というのが私です。
無実を証明するために検察と闘った冤罪事件の実話です。
TV「白い巨塔」、映画「手紙」「それでもボクはやっていない」を
イメージしてもらえば大体のイメージが伝わると思います。
単なる裁判の話でなく、誰にも語ったことがなかった裁判の裏で
無実を証明するために苦悩する父と母、息子と家族の話です。
無罪を勝ち取れる可能性は0,1%……それでもあきらめずに
闘い続けましたが失ったものは余りにも大きく今も再起をはかろうと
頑張っています。その最中に出版が実現したのです。


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【あらすじ】
平成十三年三月、告発状をもとに佐賀地検は佐賀市農協組合長を
不正融資を指示したとして背任容疑で逮捕。突然の出来事に家族
は驚き混乱するが「きっと何かの間違いだ」と父の帰りを待った。
しかし願いは届かず父は起訴された。

 初めての接見で「私は絶対にやっとらん、信じてくれ」と目に
涙をためながら必死に訴える父の姿を見て、家族は父の無実を
証明しようと闘うことを決意した。しかし、世間の厳しい風に
さらされ家族の人生も一変した。「犯人の息子」という偏見の目が
向けられ、仕事を失った著者は夜は工事現場で朝まで働き、昼は
証拠・証人探しに奔走する日々がスタートした。「父を助けて下さ
い」と全国のマスコミへ救いを求め、法廷では弁護士と検察との
激しい闘いが続いたが、次第にこの事件に隠されていた取調べの
実態が明らかになっていく。

密室の取調室の中で、取調べを担当した検事が「署名せんか、
この野郎!ぶち殺すぞ」と何度も怒声をあびせながら手刀を
振り下ろして、自白調書を作り上げていた事実が判明。検事が
作った自白調書は全て証拠不採用となり裁判の流れは大きく
変わっていくが延々と続く裁判に父は身も心もズタズタになり、
息子はワラにもすがる思いで父の無罪を祈願して百キロの
道のりを歩いた。

 平成十六年一月、こうして判決の朝を迎える…。

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【著者から】
私が本を書こうと思ったのは一人でも多くの人に真実を
知ってほしいと思ったからです。執筆にあたり、当時
私が作成した資料や調査記録をもとに、一審判決までの
三年間を書き上げて、ここに一冊の本が完成しました。

一審無罪のあと検察は控訴して、この後も裁判は続きまし
たが、父のアリバイを立証して、逮捕から五年後に正式に
無罪が確定。本当に長くて苦しい裁判でした。

 この本は裁判の苦しみだけでなく被告人とされた家族の
立場から見た世間の反応や無実の人間が犯人にされていく
恐怖、家族の苦悩を描きました。二度とこのような悲劇をく
り返さないためにも、一人でも多くの人にこの本を読んで頂き、
司法とは何か、人権とは何か。家族とは何かを考えて頂く
きっかけになればと願っています。

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