『いつか春が』執筆日記

波乱に満ちた人生。夢に向かって挑戦する男のドキュメントストーリー。

知らなかった司法・冤罪の現実

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 前のページ ]

イメージ 1

イメージ 2

【ご連絡】先月から公開を続けてきました「いつか春が」のダイジェスト版の連載。
昨日、35話をもちまして終了させていただきました。まだお読みになっていない方は、
左側の書庫にある『連載★ダイジェスト版』をご覧下さい。

さて、今まで私の経験した冤罪事件や司法の現状について、著書でご紹介させていただき
ましたが、みなさんはこの本をご存知でしょうか?「冤罪 File」(発行元:キューブリック、
380円)という季刊誌。この雑誌で私の本が紹介されていたので買いましたが、手ごろな
価格と読みやすい文章の雑誌で、全国の主要書店にて発売されています。
この本を読んで興味深い記事がありましたのでご紹介します。
今日と次回の二回に分けてご紹介させていただきます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■亀井静香 衆議院議員との対談記事  
 「すべての冤罪を防ぐことはできない。せめて命を絶つことはやめるべきです」

Q;(先生は)警察幹部としてキャリアを積まれた訳ですが、その経験から冤罪の危険性が
  つねにつきまとうことを指摘されていますね。
A:ほとんどの場合、被疑者は拘禁性ノイローゼにかかると言っても過言ではありません。
  手錠をかけ、縄をつけて引きずり回されれば、人格破壊が起きてしまう。そうなると
  取調べ官の言いなりになってしまうのです。連日のように朝から夜の11時、12時まで
  がんがん取調べをやられると「どうでもいいや」となってしまう。取調べから解放されると、
  はっと我に返ることもあるが、それではもう遅い。

Q:何が何でも自白をとることが至上命令になっているようにも思えます。
A:私が警察にいた時代は少し違っていたと思うんですが、最近は勾留が下手をすると拷問と
  変わらなくなってしまう。長期間勾留されると、仕事は失い孤独感に責めさいなまれる。
  警察はいったん逮捕すると、「やりました」と認めるまで出さない。中には弁護士まで
  一緒になって、認めれば出られると言うようなケースもあるようです。一旦認めても
  公判で否認すればよいと言うけれど、法廷でやってないなどと言っても、嘘をついている
  と思われるだけです。
  今の刑事訴訟法では裁判官の面前で否認しても、裁判所は取り上げる必要がない。
  裁判官の自由裁量、自由心証ということになっていますが、たいていの場合、裁判官は
  自分の目の前にいる被告人の公言証言よりも、警察官や検察官の作った調書のほうを
  信じるんです。司法試験に受かった、きちんと背広を着てネクタイした検察官が作った
  調書と、私みたいに人相の悪い被告人の言うこととどっちが信用されるか、ということ
  です。

Q:20日間という勾留期間の長さも問題ではないでしょうか。
A:長さの問題というより、無罪推定の大原則がないがしろにされていることが問題です。
  捜査機関が有罪と決めつけ、(勾留によって)外界との遮断がとめどなく長引き、
  両手錠で引きずりまわされ、人格まで破壊される。こんな状態で自白してしまって、
  後から嘘だったと言っても、国家権力は絶対に認めようとはしません。
  裁判官も検察官も同じように司法修習を受けた仲間という意識がある。弁護士でさえ、
  冤罪を生まないことを自分の仕事と考えているのか、それとも保釈や情状酌量を
  とるのが仕事と考えているのか分からない人がいる。
  これでは冤罪が生まれる可能性は高いと言わざるを得ません。

Q:先ほど言われた、チェック機能が働かないというのは、どうしてでしょう。
A:部下の間違いを認めてしまったら自分の手落ちになるかのような脅迫観念にとらわれ、
  部下のやったことを正当化してしまうんですね。どうしても組織防衛、自己防衛が
  働いてしまう。

Q:検察が警察に対してチェック機能を果たすことができないのでしょうか。
A:特捜を別にすれば、検察官なんて自分で被疑者の口を割らせている訳ではない。
  本当に自白を取っているのは警察で、検察は員面調書(警察官が書き取った調書)を
  もとに検面調書(検察官が書き取った調書)を上手にまとめているだけです。
  警察が描いたシナリオをもとに、検察が起訴に持ち込む。警察をチェックすると
  いうより、警察が描いたシナリオが多少不備でも、検察が強引に引っ張ってしまうのです。
  逮捕されるとマスコミがすぐに犯人視して報道するのも、こういうことを助けている。
  裁判官も人の子ですから、マスコミの影響を圧倒的に受けます。だから、警察も
  検察も、マスコミを使って都合のよいように情報をリークして被疑者を悪者に仕立て
  上げていく。

Q:冤罪を防ぐ手だてはないのでしょうか。
A:検挙する時点で、証拠を判断する目が重要です。つまり逮捕段階で、警察幹部の
  チェック  能力が問われます。検察は、警察が逮捕した者を受け取るだけですから、
  警察が間違えたら検察はそのまま通してしまう。よほどのことでない限り、間違えた
  まま起訴してします。チェック機能を果たすような能力のある捜査官、上司が必要
  だということは、当たり前の前提です。しかし、100%なくすことはできません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【Fightより】いかかだったでしょうか?これが司法の現実です。私の父の事件は
警察を介せずに、検察が未熟な捜査技術のまま逮捕・起訴したから完全に後戻り
出来なくなった事件でした。次回は、裁判の現実についてご紹介します。

全2ページ

[1] [2]

[ 前のページ ]


.
Fight
Fight
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(26)
  • ansund59
  • 瑠
  • ピース
  • David
  • sto_ca_cica_azbu_des
  • 産業
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

骨太

執筆

司法

教養

アート

文学

人生

エッセイ

つぶやき

標準グループ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事