『いつか春が』執筆日記

波乱に満ちた人生。夢に向かって挑戦する男のドキュメントストーリー。

きまぐれエッセイ

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前略、就職前線で奮闘中です。
ご心配のメールやコメントを頂き感謝しています。
ありがとうございます。こうゆうネタでブログに記事を書くとは
思ってもいませんでした(笑)
でも、これも私にとっての「いつか春が」の続編なのです。
いつか人生にも春がと願う私の今の姿なのです。

当初はバイト生活をしながら執筆活動を続けようかと、考えていましたが
将来的なことを思うと、家族がいる身としてはやはりそういうわけにも
いかず、「就職」という文字が脳裏にちらつき奮起することにしました。

原油高やアメリカのサブプライムローンに端を発した金融不安など、
景気の悪化が懸念される今、雇用情勢も厳しさをますばかり。
就職活動をとおしていろんなことが見えてきました(苦笑)

アルバイトならば一生その仕事を続けるわけではないからと、比較的に
楽な気持ちで選べるけれど、このアルバイトの世界にも異変が起きているのです。
私が父の事件直後にアルバイトを経験したのは七年前。
今は当時に比べてアルバイトの採用状況が厳しくなったみたいです。
正社員の採用が減る中で、その影響はアルバイトの世界にも異変が起きている
ように思えます。本来、正社員として働ける若年層がアルバイトの世界に
流れ込み、その結果アルバイトの世界にも年齢制限が生まれ、中高年世代には
不利な状況が生まれています。

そうゆう厳しい状況の中での就職活動です。
「年齢・・・自分ならばそんなことはない。まだまだ大丈夫」と思って
いましたが、実際に就職活動をしてみると、今の雇用情勢の厳しさを
目の当たりにしてしまいました。

最初の年齢制限でボツになっています。面接にこぎつける前に断られて
しまうのです。
「49歳ですけど応募は可能でしょうか」
「申し訳ありませんが、当社は40歳までを希望とさせて頂いております」
そこで終わりになっていました。
「う〜ん、これじゃあ前に進まない。何かいい考えはないだろうか」
そこで分析をしてみました(笑)
試合に例えるならば、やる気はあっても出場資格がもらえない。
出場さえできれば、自分をきちんと評価してもらえるのに・・・。
そんな想いを抱きながら、どうやってこの出場資格をもらうかを
考えていました。

白紙に自分のプラス要因とマイナス要因を書き出してみる。
ふむふむ・・・プラスとしては過去のコンサルティングや営業経験のほかに
裁判を勝ち抜くための分析力と行動力。
マイナス要因は、年齢がいってしまったことと裁判に関わっていたこと。
裁判に関わったことがプラスにもマイナスにもなります。
履歴書を書くときに40代になったとたんに実績が激減してしまう。
「何をしていたのですか」と尋ねられたら、何と答えようか今でも迷って
いました。

それならば、「よし、履歴書に裁判のことも書こう」と決めました。
市販の履歴書のほかに自分の歩んできた証として、今まで自分が取り
組んできた足跡を正直に書こう。仕事だけでなく自分が人生を賭けて
打ち込んだことも隠さずに書こう。履歴書に裁判のことを書けば、
採用担当者は書類に目を通した瞬間に引いてしまう人が多いだろうけれど、
ひとつの問題をどうやって解決していったかは、これは仕事にも
言えることだと思います。

裁判という大きな難問に直面したときに、私がやったことはマーケティングの
応用でした。KJ法やSWOT分析などの分析方法を用いて現状の問題点を分析し、
どうやったら無実を証明できるのかを慎重に計画を練りました。いくつもの
チャートや図式も作ったりしました。綿密な行動計画を作成し進捗状況なども
チェックをしながら裁判を闘ってきました。
今まで私が講師として指導してきたことをそのまま自分で実践したのです。

この経験は仕事にも生かせるはず。
そう考えたら、裁判に関わったという事実を隠すよりもむしろ自分を知って
もらうための材料として正直に出そう。それでボツとされるならば縁がなかったと
あきらめればいいだけ。私は今さら大手企業への就職をめざしているわけでは
ないし、やりがいの持てる仕事に就きたい。どちらかというと小規模で
人間関係の良好な職場で今までの経験を発揮したいと願っています。

年齢や空白の時間というハンディを克服して、まずは出場資格を得て
面接までこぎつけよう(笑)
そこで、普通と違う独自の履歴書を作り始めました。
履歴書の中に裁判のことも、そこで得た手法や経験も盛り込んでいます。
裁判という文字を目にした人事担当者がギョッとするか、会ってみようと
思うか・・・。
これも賭けですね。

プラスと考えるかマイナスと考えるか・・・。
普通の人と違う人生を歩んだことをマイナスと考えるのでなく、貴重な
経験を積んだこととしてプラスに考えようと思います。


まだまだ私は就職前線の中で奮闘中ですが、落ち着いたらブログで書きかけの
物語も完成させます。
さてどうなるか・・・ワクワクしてきました(笑)
まだまだ頑張っています。

通過点

試験が終わりホッとしています。
この歳で試験勉強をするなんて、自分でも驚きです(苦笑)
いやぁ〜、英語と数学の問題にはお手上げでした。
時事問題や経済については何とかこなしましたが、これで
私のひとつの挑戦は終わったという感じです。

合格はちょっと難しいかなという感じですが、自分なりに
ベストは尽くした・・・つもりですので、気持ちは軽くなりました。
ここ数日は、さすがにブログは更新する余裕もありませんでしたが、
ひとつの通過点を過ぎて、新たな気持ちでまた頑張ろうと
思います。

まだまだ私の挑戦は続きます。
人生での「いつか春が」をめざして、まだまだ挑戦は続きます。

久々に緊張感を味わいました(笑)
よし、明日からまた挑戦です。頑張りますよ。

昔の話で恐縮ですが

不具合が生じて休止中だったパソコン。どうせ動かないだろうと
思いながらスイッチを入れたら動き始めました。
「おお〜生き返ったか」と感動してしまいました(笑)
よし、今のうちにデータを安全な場所に移そうと引越しを開始。

データの整理をしながら、あらためて音楽データの量の多さに
自分であきれてしまいます。コツコツとため込んだ音楽データが
65GB、16500曲ほどの曲を外付けハードディスクに保管しています。
どんなジャンルかというと俗にいうJ-POPからロック、ジャズ、
ブルースにイージーリスニング。

その他にもアナログのレコードが300枚枚、CDが2000枚、
それに音楽番組や映画を録画したビデオが300本ほど。
自分ではいつか使うかもしれない資料だと思っていますが、家族からは
「異常だよ」とオタク扱いされています(苦笑)

今日かけていた曲は伴都美子のカバーアルバム。これはスピッツの名曲
「チェリー」をのびのびと歌っています。「はじまりはいつも雨」なども
今日の雨模様の一日にはピッタリ。今はトム・ウェイツの「クロージング・
タイム」を流しています。

最近、忙しくて落ち着いてパソコンに向かえなくてですね。
ブログを閉鎖していく人の気持ちが少しずつ分かるようになってきました。
「裁判」や「冤罪」などの重たいテーマを書き綴っていると、たしかに
自分の気持ちも重たくなったり、怒りで熱くなったり(笑)

もっと気楽に文章を書かなければ、気持ちが持たないと最近は思うように
なりました。もともと原稿は勢いやノリで書くタイプなので困ったものです。
締め切りが迫って、待ったなしの状態に追い込まれて燃える(笑)
原稿といってもお堅い文章の下書きで「・・・こうあるべきだ」「・・・である」
という文章。これは裁判の時の資料作りに役立ちました。

でも、そろそろこうゆう文章を書くのも疲れたし、一度自分のスタイルで
本を書いたら、物語を書く楽しさや喜びに目覚めてしまい、こんな堅い文章
を書くのが苦痛になってきました。頭の中が混乱することしきりです(笑)
「いかんなあ」と少しずつ自分のスタイルを変えていこうと思います。

僕の挑戦はまだまだ続きます。
今はある試験を受けようと試験勉強もやっています。
でも最終的には年齢で除外されてしまうようですが、ベストは尽くしますよ。

いつのまにか曲が大木トオルの「Everynight Woman」に変わりました。
どこかで気持ちを切りかえて息抜きしないといけませんね。
この大木トオルは日本人でありながら単身アメリカに乗り込み「イエロー・
ブルース」と称えられて成功をおさめたブルースシンガー。
上田正樹や井上尭之や柳ジョージ、萩原健一が大好きで吉田拓郎も
チューリップやかぐや姫も大好き(笑)
今でもボブ・ディランや二ール・ヤング、ジャクソン・ブラウンも聴きます。
まさに支離滅裂な好みですね(笑)

「オールナイトニッポン」を聴きながら青春時代を過ごした世代です。
「レモン」という言葉を聞くと「レモンちゃん」こと落合恵子さんを
思い出してしまいます(笑)そうそう、夕方にやっていた「歌謡バラエティ」の
ズビズビズン〜のテーマに乗って「こんばんは、こんばんは、もひとつにおまけに
コンバンハ〜」のあの青木小夜子さん。もう一度あの声を聴きたいです。

昔の話で恐縮です。
ここで家から電話が・・・「お土産にもらった台湾ラーメンを作ってあげるから
早く帰っておいでよ」と。「台湾ラーメン」とは何?冷蔵庫に入っているのは
知っていたけれど、はて?どんなものか気になります。
今日は頭とお腹を空っぽにして帰ります(笑)
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冤罪はどのようにして作られるのか。司法の正義とは何か。
一人でも多くの方々に本を読んでいただき、何かを感じてもらえれば幸いです。
「いつか春が」ダイジェスト版 総集編↓↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rainrain1192/15336915.html
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昨日、テレビ局の記者と会っていろんなことを話しました。

「マスコミは事件や裁判として報道したあとは、当事者や家族がその後どんな人生を
たどっているかはご存じないでしょう?」
「そうですね・・・たしかに」
「事件や裁判が終わっても、その後も私や父の人生は続くのですよ。逆にその後のほうが
大変かも知れません。裁判が戦いならば、戦争は終わっても戦後の復興に向けて
取り組まなければならないのです。誰かが手伝ってくれるわけではなく、すべて自分で
やらなければなりません」
「・・・・」
「冤罪被害にあわれた方は怒りや悔しさを胸に秘めて、殺人や無差別殺人などの被害に
あわれた方は、怒りや悔しさだけでなく悲しみや憎しみも・・・心に刻まれた傷は
一生消えることはないと思いますよ。地下鉄サリン事件の高橋さんたちだって今も闘って
おられますよ、14年経った今もですよ。事件や事故に巻き込まれた人たちに安息の日は
ないのですよ。事件や事故、裁判のその後をきちんと報道してくれないから世間は終わった
出来事として忘れていく。だから同じ悲劇が繰り返されるのではないでしょうか」

こんな話題から、報道のあり方についてまでいろんなことを語り合いました。
記者の上司もこの本を読んで下さったようで「この事件はむごいなぁ」と。
記者は事件そのものにも関心を持っているが、私の生き様にも関心を示しているようでした。

私の生き様・・・・確かに波乱万丈の人生になってしまった。
事件の前までは、仕事も人間としてもそれなりに評価してもらっていたつもりだ。
それが一転した。
でも、私はもう一度自分の才能を生かせる世界にカムバックしようとしている。
性懲りもなく、まだ人生をあきらめていない(笑)

「もう無理よ。もう元には戻れないわ。せめて普通の生活に戻って平凡な生活が
出来ればそれでいいんじゃない。歳も歳だし、いい加減に夢を追うのはあきらめて、
普通の生活をつかもうよ」
そう言われると何も言えなくなってしまうなぁ。

人生を転げ落ちた人間が、もう一度這い上がって成功をおさめた人だっている。
つくづく思うのは「信用」の大切さです。
「信用」は目に見えません。目に見えないものこそ本当に大切なものです。
「信用」は積み重ねられていくもの。仕事においては信用が基本です。
「なぜ今までとまったく違う畑違いの業界に飛び込もうとするの。しかも、たった一人で
ゼロからスタートなんて。絶対に無理よ」

答えきれない自分がいます。
子供の寝顔を見ると、私は自分の決意が鈍ってしまいます。

何とか以前の生活を取り戻そうと思いますが・・・どこかで気持ちを整理しなければ
なりません。今も迷いながら歩いている私です。法廷での闘いは終わっても
人生の闘いは今も続いているのです。

記者にも今の気持ちを素直に打ち明けました。
「これが冤罪事件に巻き込まれた人間の『その後』ですよ。冤罪によって人の人生が
どれほど狂わされるのか・・・本当はそこまで伝えなければ、世間には冤罪の意味や卑劣さが
きちんと伝わらないのか知れません。交通事故でも痴漢がどうのでも冤罪は起きるの
ですよ。他人事ではなく日常の生活の中でも起きるのです。
冤罪は人の人生を無視して意図的に行われる犯罪と同じですよ。冤罪は偶然に起こる
ものではないのです。絶対に途中で誰かが間違いや真実に気づくはずです。
その間違いや真実を意図的に隠してしまう・・・・それが冤罪の本質ではないでしょうか」

記者は黙ってうなずいていたが、私の生の言葉を聞いてどう思っただろうか。
別れ際に、記者は丁寧にお辞儀して私を見送ってくれた。

まだ自分の人生をあきらめたくない・・・「負けてたまるか!」です。
毎年夏恒例の「24時間テレビ」
今年はいつもと違う・・・何が?
我が家の娘たちと奥さんの熱の入れようが違う。
理由は「嵐」の熱狂的なファンだからです。娘二人と奥さんは
「嵐」のコンサートに行くほどの大ファン。
昨夜からずっとチャンネルはそのままで、テレビの前に布団を
敷きつめてテレビの前に陣取っています。
泣いたり笑ったり。三人はずっとテレビを見ています。
私もついつい一緒に見てしまいます。

私も毎年この番組を見ているせいか、知らず知らずのうちにテレビに
影響を受けています。歳とともに涙腺が弱くなり、心温まる感動の実話に
涙してしまいます。障害を持った子供たちの頑張りや家族の絆を
見ると泣けてきてしまうのです。

今年の100キロマラソンはエド・はるみさん。
彼女が疲れと痛みに苦しみながらもゴールをめざす姿を見ていると、
やはり自分が100キロ歩いたときのことを思い出してしまいます。
そもそも私が福岡〜佐賀の往復100キロを歩こうと思ったのも
この番組の影響でした。

100キロ歩いたから何かが変わるわけでもありません。でも、苦しくても
あきらめないで見事100キロ歩ききったら自分に自信がつくと思いました。
当時、私は思いつくことは何でもやったし、これで何かが変わると信じて
いましたが、何も変わらない現状にすっかり自信を失っていました。
砂をかむような悔しさ。何かを成し遂げれば自信がつく・・・「24時間テレビ」の
100キロマラソンが頭に浮かび、「よし、俺だって・・・」と安易な気持ちで
決意したのです。

実際に歩いたら、70キロを過ぎた頃から足が腰が痛いのなんの。
途中で雨に打たれるわで散々でした。
そんな経験があるから、毎年、ゴール直前で足を引きずりながら痛みに
顔をゆがめて頑張るランナーの姿を見ていると、思わず身を乗り出して
しまうのです。

一昨年、100キロを走ったのは、たしか丸山弁護士だったと思います。
今まで家族にも秘密にしていた私の100キロ徒歩。
テレビを見ていて思わずつぶやいてしまったのです。
「最後の10キロくらいが一番苦しいし、足や腰に激痛が走るしなあ・・・
でも誰の応援もなく一人だけで歩き続けたら、あまりの痛みに涙が出てくるとばい・・・」
娘たちはしっかり聞いていました。
「お父さんったら、まるで自分が走ったことがあるみたいに言ってる。
お父さんなんて10キロも歩けないよ。ワハハ」
みんなが笑うのでついムッとして「お父さんだって100キロ歩いたとばい」
「え〜!うそ〜!ワハハ」
それで秘密を打ち明けたのです。

「あの時、お父さんがボロボロになって帰ってきたろうが・・・覚えているやろ?」
「ゴメン、ぜんぜん覚えていないとよ。そんなことあったっけね」
ガクッ!


エド・はるみさん、目に涙を浮かべている。痛いんだろうなぁ。
相当苦しそうな表情になっている。
「がんばれ!」
心の中で応援しながらテレビを見てしまう。


また今年もゴールの場面が近づいています。
あの時の場面を重ね合わせながら見ています・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いつか春が」より(校正前原稿より)
ダイジェスト版 29話のつづき


私は再び歩き始めた。

どんなに辛い事や悲しい事に出会おうとも、きっと春はやってくる。
今は苦しくても、夢をあきらめない限り必ず夢は必ず叶うはずだ。
私は父の無実が必ず証明されると信じ、私も自分の新しい人生を
歩む日が必ず訪れると信じよう。
あきらめない限り、いつか春が・・・・

福岡へ戻る道は、足の痛みに苦しめられた。足が動かなくなり何度も
歩くのはやめようと思った。
雨は朝方にはやんだが、私の体は汗と埃にまみれていた。徐々に痛みが
増してきて足を引きずりながら歩いていた。
東の空が明るくなった頃、私は既に二十五時間あまり徹夜で歩き続けて
いた。

地面に足を下ろすたびに足の裏や腰に痛みが走った。眠気も出てきて完
全に思考力が停止した状態で歩いていた。
福岡へ帰ろう。最後まであきらめずに歩こう・・・あきらめたらせっか
くの願いが消えてしまいそうな気がした。
今までも色んな出来事があったが何とか乗り越えてきた。その苦しみや
苦労に比べれば足の痛みなんて・・・自分に何度も言い聞かせながら歩
いた。

三十時間あまり歩き続けると、痛みはどんどん激しさを増し、もうまと
もには歩けない状態になった。

右足の痛みが激しく体を支えることができなくなった。
国道沿いのコンビニで傘を買うと傘を杖代わりにして歩き始めた。
苦しくて痛くて、もう歩くのは終わりにしようと何度も思った。
裁判所まで願いを託しに行くという目的は達成した。もういいじゃない
かと自分に言い訳をしながら、どこで歩くのをやめようかと迷いながら
歩いた。

あと少し・・・あと少し頑張って終わりにしよう。あそこの信号機まで
歩いたら終わりにしよう。そう思いながら、やっとの思いで信号機まで
たどり着く。
すると、あと少しだけ頑張ってみよう。
あそこに見える次の信号まで歩
いたら、今度こそ終わりにしようと足を引きずりながら歩く。
すでに私にとっては体力の限界を超えていた。
足が上がらなくなり地面を擦るようにして一歩を踏み出す。今度はもう
一方の足を引きずるようにして前に出す。
足先や太ももの付け根に激痛が走り涙がにじんできた。
痛みに顔をゆがめながら一歩ずつゆっくりと歩く。

歩道をすれ違う人達は、顔をゆがませながら足を引きずって歩く私を、
避けながら通り過ぎて行った。
杖代わりに使った傘の先はつぶれて曲がっていた。私が家にたどり着い
たのは午後七時を回っていた。



第29話「いつか春が」ダイジェスト版 
http://blogs.yahoo.co.jp/rainrain1192/14251190.html


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冤罪はどのようにして作られるのか。司法の正義とは何か。
一人でも多くの方々に本を読んでいただき、何かを感じてもらえれば幸いです。
「いつか春が」ダイジェスト版 総集編↓↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rainrain1192/15336915.html

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