小説 チャイルドブルー

君はとても綺麗でいいにおいがしてスタイルもよくて、なのに僕は何のとりえもなくてこんな僕があなたを好きになっていいんですか?

無題

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内緒

これが、私と高雄さんとの出会い」 ユミの長い長いメールを優太は全部読んで、息を飲んで文章を打ち出した。
「よくわかったょ、('-^*)/長い文章ありがと(・ω・)/もうよる遅いから、じゃあね(/_;)/~~」 優太はこれ以上、詮索するのをやめた。「彼女と俺のオヤジが、、、」
優太は何とも言えない気持ちでいっぱいだった。
「こんなこと、、、誰にも言えないなぁ〜」優太はいろんなものを堪えて寝ることにした。
優太が布団にくるまった時、ケータイが寂しく振動しだした。

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痴漢

その日は、冬だとゆうのに、いやになるほど暑くて、ユミはいつもより薄着をして、出かけようとしてい

た。

リサイクルショップで買った安物のヴィトンのバックを持ち綺麗な真っ赤なハイヒールを履いてオンボロ

のアパートのドアを開いた。

ユミは大家に会わないように足音を殺して足早にアパートから立ち去ろうとしたが、オンボロのアパート

はユミの願いを叶えてはくれなかった。

キィ〜〜〜、

アパートが悲鳴をあげた。

「しまった」

ユミは足音を殺すのを諦めて、走り出した。

幸い、大家には会うことはなかったが、いつまでこの生活が続くのかと考えるとウンザリだった。

朝焼けだけが、私を優しく包んでくれた。

朝の満員電車、、、ユミはこれが大嫌いだった。

臭いオヤジと肩が触れ合う、化粧をしてるガキと目が合う、時には痴漢だってしてくる奴だっている。

その日もそうだった。

ユミがボー、と手すりに手をかけて立っている、その後ろから。

お尻の辺りに手がのびてきた。

「来た」

ユミは声を押し殺して、右手でスカートのすそをギュッと掴んだ。

ユミがなにもしないのをイイコトにその手はパンツの中にまで入ってきた。

「ウッ」
声が漏れる。

ユミが少し後ろを向くと、満面の笑みを浮かべたハゲ頭のオヤジが立っていた。ユミが泣き出しそうにな

った時だ、彼の声が聞こえたのは、、、、、、

「ち、痴漢です痴漢してますこいつ」

その震えた声を出した男はハゲ頭の右手をつかんで高々と上げた。

「な、なにをバカな」

車内の人々の冷たい視線がハゲ頭を見つめていた。

少しして、電車は駅に止まり、ハゲ頭は作業員のような人達に捕まれて奥につれてかれた。

最後まで女々しく、「私はやってない」と言い続けていた。ユミも、ユミを助けてくれた男の人もその駅

で降ろされて、事情長所をとらされた。ユミは何度も、何度もお礼を言った。

そのたびに、その人は「いいって、いいって」

と優しく言ってくれた。

ユミはお礼がしたいと、その男に名前と住所を聞こうとしたが、

「人として当然のことをしたんだ、お礼なんていらないさ。後、名乗るほどの者でもない」

と言われて断られてしまった。

ユミはその男がどうしても気になってしかたがなかった。

ユミは少し強引に事情長所をとりに来た警察から、その男の名前と住所を聞き出した、、、、、、 木村

孝雄それがその男の名前だった。

俺が親父を嫌いな理由、、、、、、

勇太はそれがなんなのか、確かにわからなかった。だが嫌いなものは嫌いなのである、今の勇太にわかる

のはそれだけだった。

[わからないけど、嫌いなものは嫌いなんだ。今さら好きになろうとも思わないし、その必要もないと思
う]

勇太はそう打ち込み送信ボタンを押した、これが今の勇太の精一杯の答えだった、、

ユミからの返事は、きっかり15分後に送られてきた。

[そっか、、、、、じゃあ、しかたのないことかもね、、、、、、、それじゃあ、勇太君が正直に話てくれたお礼に、、、、、、、、、あたしのも正直に本当のこと教えてあげようか?]

本当のこと、、、、?!あたし実は男でしたとか、もう結婚してます、、、などなどいろいろなことが勇

太の頭の中をよぎった、、、、、そして、その中でもっとも最悪なこと、、、、もしこんなことがあった

ら絶対にヤダと思ったことがユミのメールにはかいてあった。。。。

[あたし、あなたのお父さんと、、、、、、、、、、不倫してたの。]

勇太は石化した。











石化して30分後、、、、やっと右手の石化が取れてきた。

[不倫て、、、何をしてたの]

ずいぶん幼稚な文章だが、この文章を打つのに15分かかった、、、、、、

ユミからのメールはすぐに送られてきたが、開くのが恐かった。勇太がそのメールを開くのに5分はかか

っただろう。

[何してたって、、、べつに普通だよ、動物園とか水族館にデートに行ったりするくらいだよ]

[ホテルには行ったことあるの?]

俺、なに打ってんだよ、勇太がこう思ったときには、この文章は送信されていた、、、、

勇太は神に祈るような思いでメールの返事を待った、、、、、そして勇太はメールの返事を読んで、

この世には神様なんていないんだと実感した。

[うん、、何回もあるよ中出ししたことだって何回もある。もちろんゴムつけてだよ。意味分かるよねぇ?]

人間とは不思議なものだ、知ったところで傷つくだけなのに、それでも知りたがる、、、、、

[親父なんかとどこで知り合ったの?]

勇太は無意識のうちにそう打ち込んで送信ボタンを押した。勇太の下半身も無意識のうちに膨ら

んでいた。。。。。。

8、メール

勇太は、階段を上りきり自分の部屋に入り鍵を閉めた。

テレビとゲームとベットしかない殺風景な部屋、ゴミ箱には丸く包まったティッシュがいくつも入ってい

る。

勇太は送信ボタンを押したと同時にベットにダイブした。ボーっとしながら天井の壁を見ている、2,3

分いや4,5分経ってからケータイが振動しだした。それと同時に仰向けになっていた体を起こしあぐ 

らをかいて携帯の画面に全神経を集中させた。

[こんにちは〜、今、学校帰ってきたの?はやかったねぇ]

勇太は、相手に待たせてはいけないと、できるだけ早く文字を打ち込んだ

[はい、今、帰ってきました]

そっけない文章だ、だが女性とはほとんどしゃべったことのない勇太からしてみれば精一杯なのだろう、

軽く震える指にできるだけ力をこめて送信ボタンを押した。

また少し間をおいて、メールが帰ってきた。

[今日、学校どうだった?]

勇太はこの文章になんと返すかほんの少し考えて、そして答えをだした。

[今日も友達とサッカーやってさぁ、2得点きめたよなんかこの頃サッカーにも飽きてきたよ]

勇太は嘘をついた、いや勇太のユミに対するメールは嘘ばかりだった。ユミに嫌われたくない、ユミには

少しでも自分をいい男だと思ってもらいたい、その気持ちから勇太は嘘をつき続けていた。

ユミからのメールが返ってきた震える手で受信のボックスを開く

勇太は自分でも驚くほど手に汗を掻いているのに気づいた、、、、

[へぇ〜スゴイじゃんサッカーうまいんだね、スポーツ万能な人なんだ〜]

ユミのその素直な反応に若干むなしくなる自分がいた、だがまんざらでもない自分もいた。

[ユミさんは何かスポーツとかやらないんっスか?]

なんか本当に取るに足りない応答だな〜、勇太自身そう思ったがこれ以外になんて送ればいいか思いつか

なかったからこれでいいかと開き直ることにした。

数分してメールが返ってきた。

[なんにもできないんだよねぇ〜これが運動オンチって言うのかなぁ。後、話変わるけど勇太君ってお父さん嫌いなの?]

いきなりかよ、勇太は少し驚いた。お父さんが嫌いなのって直球できたなぁ、オイ

[なんで?]

勇太は普通に切り替えした。

また、数分経って返事が返ってきた。

[だって、お父さんの話するとすぐ違う話題にするじゃん]

バレてたか、、、、少しこのメールに対しての応答にこまった、、、

が、このことに対しては嘘はつけないと勇太は小さくうなずいた。

[うん、嫌いだよ]

勇太は送信ボタンを押した、、、そしたらほんの20秒くらいしかたってないのに返信が返ってきた。

[なんで]

返ってきたメールはたったの3文字、だがとても重たい3文字だった。

このメールになんて返すか、勇太はとてつもなく悩んだ10分間ベッドの上であぐらで腕組みをしてこれ

に1番あった返答を頭の中で検索した。そしてヒットしたワードを書くことにした。

[自分が1番見られたくないものをみられたからかな、、、、]

もちろんオナニーのことだ。

そのメールの返信も即答だった。

[じゃあ、その1番みられたくないものを見られてなかったらお父さんのことを好きになってたの??]

これも勇太は悩んだ

[多分、見られてなくても嫌いだったと思うよ]

勇太はこの答えをだした。

[なんで]

これまた重たい[なんで]だった、、、、、、

[くさいから、、、、]そう打ち込もうとした手が止まった。

俺はたかだか臭いからって親父をきらいになったのか、、、、それじゃあまりにも小さな動機じゃない

か、、、、

下ネタを言うからか?俺が親父を嫌いになった理由

なんで俺は親父が嫌いなんだ、、、、、、?

なんで

勇太がその理由に気づくのはもう少し先の話になる、、、、、、、、

7、楽しみ

父の葬式から、10日後、勇太のモヤモヤした心は消え、不眠症みたいな症状も治りつつあった。ちゃん

と毎日オナニーもするようになったし、、、、

それもこれも、あのユミという子とメールをしだしたおかげだった。勇太にとって人生の楽しみはないと

言っても過言ではなく、本当にまったく彩りのない無色の人生をおくっていた。その人生を色とりどりに

変えて行ったのが、ユミとのメールだった。メールの内容は今日、夕飯、何を食べたか?この頃、成績が

どうだったとか、これといって取るに足らない内容ばかりである、だけど勇太にとってユミとメールを

している時間は、何物にも変えられない大切な時間で勇太の人生にはなくてはならないモノになってい

た。

多分、勇太はメールの内容より、自分が女性としかもメッちゃくちゃかわいい子とメールをしているとい

うことを肌で感じ取ることがとても気持ちよかったのだろう。

そして、ユミは時折メールで親父のことを聞いてきていたが、勇太は適当にごまかしていた。勇太も時折

ユミに親父とはどうゆう関係なのか聞き出そうとしてはいたが、いつもごまかされっ放しでいた。

勇太は毎日がたのしくなりつつ会った。がしかし、家ではまだ居心地の悪い日々を過ごしていた。何故か

というと、母が勇太を病院[精神科医]に連れて行きたがっているからである、、、

その日もそうであった、、、、

その日、勇太は学校から帰って一番にポケットから携帯をとりだしたメールの受信の覧いっぱいにあるユ

ミの文字のまだ返信マークのついていない、1番上のメールを開いて返信のメールを打ち出した、それと

同時に母の声が聞こえてきた。

[勇太、帰ってきたの]

母の顔の血色は、葬式から10日たってもよくなることはなく逆にわるくなる一方であった。

[お願いだから、、、、病院行こう、、、一様ね行こ、]

[嫌だよ、、、俺どこも悪くないし、、、あんたが行ったほうがいいんじゃないの?]

勇太は顔色のわるい母などおかまいなしといった感じで吐き捨てるように言った。

そして、自分の部屋に行くために階段を上り始めた、、、、、

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