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セイヨウミツバチのダニ対策は深刻な問題です。
化学農薬によるダニ防除は世界で取り組まれていますが、蜂蜜の農薬汚染の問題の他にも薬剤耐性株が次々に出現することから、有効な方法ではなくなっています。
モクセイ科ソケイ属のジャスミンの芳香にダニを駆除する効果があると特許申請した人がいるとの情報から、ジャスミンの苗木を集め、ジャスミンの自給体制を整えたのですが、実験してみても効果は確認出来ず断念しました。
ジャスミンのダニ効果は花王石鹸の花王が突き止めた可能性は同社の研究発表から予想されるのですが、商品化には至っていません。
飼育環境の改善でダニを防除出来ないかを、テーマにして考えて来たのですが、そこでたどり着いた結論は以下の方式です。
飼育箱は直射日光の日当たりの良い場所で玉砂利等を敷き詰めた上に置き、熱射と照り返しで巣内温度を上げ、飼育箱の木製の蓋も除去し、蓋代わりにドンゴロスの袋を敷いて蜂が外に出ないようにし、雨よけに切り妻型のトタン屋根を被せ、トタン屋根とドンゴロスの間には風が通る方式にして、箱内を高温低湿のサウナ風呂方式に変えるというものです。
セイヨウバチの標準飼育箱の箱内は保温のために密閉して換気不良の高湿な環境になっています。木製の蓋の内側は常に結露でベタベタになっている点が気になっていたのです。
木製の蓋は廃棄し、蓋として保温と通気性のあるドンゴロス(麻袋)を厚く敷けば保温と換気はとれる。しかし、ドンゴロスに雨がかかれば濡れてしまう。このため雨よけに切り妻型の屋根を儲け、屋根裏(ドンゴロスの上の空間)には風を通してドンゴロスを絶えず乾かすようにする。更に屋根をトタン板にすれば熱射で焼けた空気は上昇して気流を起こしドンゴロスも乾かす。玉砂利の照り返しとトタンで熱してもドンゴロスの蓋なら通気性があり低湿度を保てるから蜂は絶えられる。しかしダニは高温と低湿度が苦手で死滅するはずと。
今年はこの方式で取り組んでみます。セイヨウバチの新飼育方式として特許申請するつもりです。真似しないで下さい。
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明日、管野翁にお会いする事になっていますので、この記事お見せしてみます。
それからドイツ無農薬養蜂を学ばれた宮成氏は木の葉(?種類を忘れましたが日本にふんだんに在る木でした。)ダニの駆除をされていました!! またお会いしたら確認しておきます。
2010/1/13(水) 午後 7:24 [ 油食林間 ]
ありがとうございます。
宮成さんの木の葉の種類も是非教えて下さい。
青森ヒバ、ヒノキ、クスノキ、ハーブのタイムやハッカ等も考えては見たのですが、日本にふんだんに在る木でやっておられたとすれば素晴らしいと思います。
2010/1/13(水) 午後 9:21 [ ushikubi farmer ]
断熱性と気密性、湿度と気温、四季の変化と天候などからして無理ですね。
まず結露問題は、蜂の量と巣箱の空間のバランスが取れていない飼い方をさているのが問題の根本です。不要な空間スペースと断熱性の不足です。そちらの改善が大事です。
巣箱内の気温と湿度を記録されることをお勧めします。元気な群はそんなに湿度が高くありません。雨の日は巣箱内のほうが乾燥していますよ。日本は3分の1が雨です。いつも照り返しのきつい日とは限りません。
また換気がよいということは外の湿気が侵入します。外気温度も不安定ですので巣内の温度が一定しません。寒ければチョーク病が発生します。
雄蜂房を徹底して切除する。(手間がかかります。)小さい巣房の巣礎で巣を作らせる(蜂児の生育は多少悪くなります)。巣枠の間を狭める。蜂量に応じた巣箱スペースに変化させる。底板にダニトラップを設置してはずせるようにする。またダニにはティモールが一番効果的でした。
2010/5/18(火) 午後 8:38 [ beg*ne*yosh* ]