楽塾

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17年度楽塾授業

2018月分年度楽塾36回目授業(通算383回)
アコーディオン・ライブ
 
<アコーディオンとまるかぶり> 
 アストル・ピアソラはバンドネオンの名手であり、アルゼンチンタンゴをファンだとする人たちの間では、別格な存在のアーティストといえるでしょう。私は89年に上映されたアルゼンチン映画「スールその先は…愛」の劇中で流れたバンドネオンの旋律に感動し、その後ピアソラの音楽を聴くようになりました。といえ、ピアソラの活動歴はずっと古く、いわば遅れたファンなのですが。そのバンドネオンの形態がアコーディオンによく似ていて、私はバンドネオンとアコーディオンは同種異形のものと思っていました。
 しかしよく見るとアコーディオンはピアノ型の鍵盤です。右指でピアノのように弾き、左のボタンで音律を奏でます。バンドネオンの場合はボタン型の鍵盤になっていて、その部分が違っています。もとはウィーンでアコーディオンが開発され、その後ドイツでアコーディオンをヒントにバンドネオンが開発され、20世紀の初めにアルゼンチンに流入し、タンゴ音楽に合流したといわれています。バンドネオンとアコ―ディオンでは音色も違い、日本のイメージ 1何十年も前の記憶では、よく組合なんかのオルグで、集会の景気づけにアコーディオンを演奏していた生活臭いイメージがありました。
楽塾でアコーディオンのライブは、初めてのことでした。個人的なことですが、私の娘が介護福祉士をしており、日常的に施設の利用者たちにアコーディオンの演奏をして好評だと聞いていたので、一度楽塾に来て演奏してもらおうと考えたのでした。この日は節分でもあり、巻きずしのまるかぶりを給食としました。
       2018.2.3 佐々木敏明
 
<2018年2月3日(土)の授業>
●ゲスト:山口 花氏(施設介護福祉士) 
●テーマ:アコーディオン・ライブ
●場 所:にしなり隣保館「ゆーとあい」1F
●時 間:19:30〜21:00。
●参加者:16名
 
イメージ 2みんなで合唱
 今夜、花さんがアコーディオンを演奏し、参加者たちが合唱をしてくれた曲は全11曲で、そのほか2曲は演奏のみの曲でした。曲の紹介ですが、ほとんどは明治以降の唱歌、童謡でした。順に『ふるさと』『夕焼け小焼け』『赤とんぼ』『雪』『浜辺の歌』『春の小川』『春が来た』『我は海の子』『海』『富士の山』。そして坂本九が唄った『上を向いて歩こう』のみが昭和の大ヒット曲でした。
演奏曲では、私たちが学校でフォークダンスをしたとき、良くかかっていた曲で『オクラホマミクサー』。それにデキシーランド・ジャズのナンバー『聖者の行進曲』です。 
 今回の趣向は、各歌を唄う前にネットを利用し、唱歌動画をスクリーンに映し出し、曲の雰囲気を見てもらったことでした。多くはみんなも知っている曲ではありましたが、リラックスな気持ちで歌おうと思って視覚の力も借りました。
数曲歌ったあとはちょっと休憩しながら、休憩時間には、例えば明治新政府が「富国強兵」として国の経済力と軍事力を高め、同時に子どもたちにも文化政策、音楽教育として精神高揚、国体護持となる唱歌を教宣的に歌わせたことなどを話しました。また89年、御巣鷹山で墜落死した九ちゃんの『上を向いて歩こう」が、アメリカでも驚異のヒットをしたが、その時の歌のタイトルが『スキヤキ』だった話をし、なぜスキヤキだか分からないと笑いが起こりました。
イメージ 3イメージ 6










 唱歌は明治時代、国家主導で作られたものでしたが、それまで日本の国内で歌われてきたわらべ歌や,伝承歌も歌い継がれており、また大正期には民間で作られ始めた童謡も盛んに歌われていました。ただ太平洋戦争で敗戦をこうむり、国家的意図を持つ唱歌は徐々に姿を消していきます。ですが根強く生き延びている唱歌も少なくありません。今日花さんが演奏してくれた曲の中にも、いくつかそんな唱歌がありました。参加者は声を上げ、最後までアコーディオンと伴走していました。
 
イメージ 4イメージ 5










恵方巻のまるかぶり
 今夜は節分です。お寿司屋さんに頼んでいた巻きずしを給食に頂きました。これを恵方巻というそうですが、何人かは今年の方向を向いて無言で食していたのが印象的でした。これとは別にいつものくらし食堂で作ってもらった唐揚げも副食として添えられ、かなりおなかがいっぱいになりました。今夜は近隣の住民さんも数人参加してくれていて、参加者たちの会話の風景がよかったと思います。音楽ライブで、みんなが歌を唄って大いにおなかを減らし、最後はでかい太巻きを丸かぶりにして、ぜいたく感が満開になった授業で楽しかったです。
翌日、花さんからも「このような場で演奏ができて光栄でした。もっとレパートリーを増やし、もう一度この場に来させてほしい」とメールが入りました。
 
<2018年2月3日(土)の授業予定>
●テーマ:新聞記者という仕事
●ゲスト:小池 暢氏(朝日新聞記者)
●場 所:くらし応援室
●時 間:18:30〜21:00
 昨年、楽塾を取材した小池記者を、多忙を顧みずゲストとして無理にお呼びしました。新聞記者の生活を中心に、塾生と一緒に体験学習なども考慮されているそうです。記者といえば、比較的マスメディアとしての華々しさをイメージしますが、実態があまり知られていない新聞記者の暮らし、職業を垣間見たいと考えています。

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