楽天CLUB#0000/究極の楽天絵日記

「楽しいクルマ変態道」」をテキトーに極める、お気楽日記。

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BMW #10 : 「自宅に収納」

イメージ 1

クルマを引き取って自宅マンションに戻ったのが
夜11時頃。

マンションの駐車場は、二段自走式。
私のスペースは二階部分。

契約番号をキーボードに入力すると
1階部分のプレートが左右にずれて、スペースができる。
そのスペースに、私の駐車プレートが静かに降りてくる。

M5のギアをバックに入れて駐車プレートに乗せる。
で、イグニッションをオフにする。

くどいようですが、
その時、そのM5は私にとっては
初めての「ガイシャ」でありました。

イグニッションをオフにして、
ちょっとワイルドなアイドリングのエンジンを止めると
嬉しいやら、怖いやら、複雑な感情が一気に湧き上がってきました。

嬉しい、というのは、
たぶん、免許を取った時の嬉しさ、
初めて自分の車を買ったときの嬉しさ(CVCCシビックGF)、
そのおののきに近いでしょう。

怖い、というのは、
日本を遠く離れた、遥かかなたの海の向こうの、
西ドイツで作られた得体のしれぬ凄みのあるクルマに対しての
警戒心、違和感、知らないモノに対しての畏れ。

胸間にこみあがげる熱いものを感じつつも、
得体の知れないとまどいと恐怖を感じる、というところです。

生産後10年目のクルマであるにもかかわらず、
キャビン内は、バッファローレザーの強い匂い。

インパネは、人間のパーソナリティーに譬えると、
「ハスに構えて世を眺める硬派な男性」、
劇画で言えば、ちょっと軟派なゴルゴ13という感じ。

「旦那ぁ〜、肩でも揉みやしょうか」と
上目づかいに膝を摺り寄せてくる雰囲気の日本車とは
ずいぶんと雰囲気が違います。

「運転したければしろ。したくなければするな。」
そんなふうに語りかけるような、
凛とした雰囲気を漂わせるインパネ、キャビン内。

クルマを作るのは人間。
同じ人間が作るものでも、
違う価値観、世界観を持った人間が作ると、
同じクルマでも、こうも違ってくるのだなぁと
感心することしきり。

イグニッションキーを抜く。

が、インパネの赤いランプが点きっぱなし。
オイルチェンジの警告等らしい。

日本には正規輸入されていなかったクルマなので、
日本語のマニュアル(取り扱い説明書)は無い。

もう少し、ゆっくり車内を観察していたい、
その気持ちをようやく振り切り、ドアを開け、
クルマの外に出る。

いかにも、世の中に不満のありそうな、
逆ストラントしたノーズと、
その鼻先のギドニーグリルとラウンデル(エンブレム)を
正面に見つつ、パーキングのコントロールボックスの
「収納」ボタンを押す。

M5は、ゆっくりと上に引き上げられて行き、2階部分に収まる。
見上げるとM5のノーズの尖った先端部分が、
プレートからはみ出ている。

「今日はここまで。」と独り言。

自宅はマンションの4階部分。
ベランダに出て、階下を眺めてみる。
M5の白いボディがマンションの薄明かりに照らされている。

「明日は、早く起きて運転しよう。」

自分にそう言い聞かせながら、
ベランダのドアを閉じた小生でありました。

(つづく)

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