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さてさて、今宵も一席お付き合い願います!m(_ _)m
本編に入る前に、以前に一口小噺を書きましたが、そこそこ好評でしたので今回もチョビっとだけ。
○『鳩が、何か落として行きよったでえ』
●『ふ〜ん(糞)』
○『ワイはな、テレビやラジオが大好きやねん。』
●『ほう、そう(放送)』
○『頭痛はしょっちゅうかいな?』
●『あー、たまに(頭に)』
書いててしょーもなくなってきた・・・。けど、基本ですので・・・。(怒らないで!!)
今日は『首提灯』です。
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〜あらすじ〜
上燗屋(屋台の一杯飲み屋)でグズグズ言いながら飲んでいた男、勘定を払う段になって細かい銭が無い。両替しようと近所に店を出している夜店の道具屋をのぞいた所、目に付いたのが本身の刀を仕込んだ仕込み杖。それを買って釣り銭で上燗屋の払いも済ませて家へ帰る。
刀など切れ物を持つと何か斬ってみたくなるのが人情。この男も何か斬りたくて仕方が無い。そこでこの男、表の戸を少し開けて待っていると、盗人が忍び込んで来る。待ってました仕込み杖を抜いて構えている前に盗人が首をニューっと。ズバーッと一刀に斬ったところ、首の皮一枚残して斬れた。盗人が逃走していると、どうやら首がグラグラぐらつく様子。こらやられてかと首を押さえてウロウロしていると丁度火事があって現場に急ぐ連中が提灯を前に突き出して「火事や火事や!」と走って行く。突き飛ばされて首を落とした盗人、ようやく首を拾い上げ、前へグーッと突き出すと首が「火事や火事や!」
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この噺は笑福亭 松嬌師の演じてらしたものを覚えました。
確か、3回生の時に夏に大きな舞台でする事になり覚えたネタだったと思います。
この噺は東京にも同題で同趣向の噺がありますね。あちらの『首提灯』は酔っ払った職人が侍にからんだ挙句首を斬られてしまっただったと思います。(すんません・・ウル覚えで・・。)以前に聞いた時に思ったのは東京の方がすっきりとしていた気がします。職人の啖呵の小気味よさ、斬られてからのリアルさ等を感じます。一方、大阪型はゴタゴタの面白さがあると思います。前半部の上燗屋での酔っ払いのウダウダ言う部分、道具屋とのやりとりの面白さ、そしておしまいの首を斬られてからのナンセンスと盛り沢山です。
僕のやり方は前半部分のウダウダを強調し、笑いを取る様にしています。
この噺の前半は酒呑みの一人舞台です。醜態を演じるのはコツがあります。お手軽な演じ方を述べてみましょう。
まず第一に、ロレツが廻らなくなる。
第二に、ものがハッキリ見られなくなるので、その分だけ逆に一点をジーッと見つめようとする。
第三に、自分の力が抜けていく訳ですから、重力に従って姿勢が低くなっていく。
以上、三つを留意していただくと貴方も立派な酔っ払い!(笑)
宴会などで飲まされそうな時に使えるかもしれませんね・・・(笑)
この噺は道具屋の所で噺を終わらす事があります。その時は『上燗屋』という噺になります。
酔っ払いがウダウダ言うのは上燗屋に対して、アテ(つまみ)についてウダウダ言います。ウダウダ言いながらタダで食べてしまったり、呑んでしまったり・・・・・。うーん、文章にするの難しいです。
ぜひ、CDやビデオ、または実演を見ていただきたいですね。
それと、酔っ払いの醜態。演じてみてください!(笑)
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枝雀師匠の理論ですね。たまたま昨日、本を読み返しました。僕は上方落語はあまり聴いたことがありませんが(生では米朝、仁鶴、三枝、文珍、鶴光、小米朝くらい)、更新楽しみにしております。
2005/2/26(土) 午後 11:53 [ 法條政臣 ]