日々是是。

日々徒然書込候。コメント宜しく!

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今宵も一席お付き合い願います。
今日は『延陽伯』です。

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 〜あらすじ〜
 甚兵衛はんの世話でもらう事になった嫁ハンに一つだけキズがあった。というのは、京の公卿の屋敷
に奉公に上がっていたという関係で言葉が少々丁寧すぎて何を言うてんのか判りにくいという点。その
程度の事やったらとタカをくくっていたところ、これが予想以上に難しい。
 トンチンカンなやり取りの末、ようよう婚礼はお開きとなり甚兵衛はんが帰った後で、嫁ハンの名前
を聞いていない事に気づき尋ねたら「妾、父は元京都の産にして、姓は安藤名は慶蔵、字を五光と申せしが、我が母三十三歳の折、ある夜丹頂を夢見、妾が妊みしが故に、たらちねの胎内を出し頃は鶴女鶴女と申せしがこれは幼名、成長ののちこれを改め延陽伯と申すなり」という答え。その自己紹介が全部名前やと思って途方に暮れたりする。
 一夜あけて枕元に座った嫁ハンが「朝食の膳につき給うべし、恐惶謹言」と言うので、「メシ食う事が恐惶謹言か。酒飲むことは酔うて件の如しやな」

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 この噺は東京では「たらちね」と言って結構ポピュラーみたいです。
 私は覚えたわけではありませんがウル覚えです。
 嫁ハンの延陽伯さんが自己紹介をするところは早口言葉みたいです。ある意味。
 
 延陽伯とは、そのむかし慈照院殿(足利義政)に召しつかわった。淵用白は、他に取柄はないが縁のす
みずみ、敷居のあたり、微塵もなく掃除するから「縁よう掃く=淵用白」という名前と聞いた事があります。判ります??

 聞かれる時には甚兵衛ハンと主人公とのやり取り、言葉が丁寧すぎる嫁ハン延陽伯と主人公とのやり取りをしっかり聞いてみてください。

 枝雀師匠の演じていらっしゃる噺を聞くことができる方はチョットオチ(さげ)が違うかもしれません。今回は本来のサゲを書いていますが枝雀師匠が演じていらっしゃるのを私が聞いたときは違う感じ
で終わられていました。

 演者によってサゲが少し違うのも興味深い所ですね。


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