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今宵も一席お付き合い願います。
なんだかんだともう10回目ですね。落語はマダマダありますが、とりあえずは10回出来た事を喜びたいです。いつもお読みいただいている方々には感謝致します。どうも、おおきに!
で、10回目は何にしようか?と思いましたが、いつも通り普通にしていきます。
別にこれといって特典や特別な事はしませんです。しようがないもん!
今日は・・・・『あくびの稽古』です。
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〜あらすじ〜
いろんな芸事に手を出しては失敗して、どれも長続きのしない男、今度は何と「アクビ」を稽古する
と言い出します。(なんじゃ?それ?)
付き合いを頼まれた友達が、そんなもん教える所があんのかいな?と半信半疑でついて行くと、本当
に【御欠伸稽古所】と看板が上がった稽古所がある。
中に入ってみると、師匠が出てきて「アクビ」の理論を述べて、早速実技指導に入ります。
師弟差し向かいで口移し(キスではありませんよ!)で「退屈で、ア〜ア、たまらんわい」てなレッ
スンを大真面目にやっているのを見学していた付き添いの友達、アホらしいのと待ちくたびれたので思
わず、「退屈で退屈で、ア〜ア、たまらんわい」とアクビをします。
それを見た師匠、小膝を叩いて、「アア、お連れさんはご器用じゃ!」
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この噺は私は覚えて演じている訳ではありませんが好きな噺です。
私が聴いたのは枝雀師匠と南光師匠です。南光師匠のが印象に残ってるかな?
この稽古所で出てくるアクビのバリエーションは「もらい湯のアクビ」・「将棋のアクビ」が出ています。詳細を述べると、
「もらい湯のアクビ」は・・・・
●もらい風呂のあくびちゅうとどんなんです?
▲はい、これは何ですなぁ、知った先や、またご近所でもらい湯をすることがある。銭湯へ行きます
と払うものが払ろぉてあるによって「ぬるい、また熱い」の小言が言えますが、もらい湯の場合は
それが言えませんなぁ。なるたけ辛抱をしなければならん。
▲大抵はそのうちの家人の入った後でぬるい湯が多い。これに小言も言わず、しばらく辛抱して入っ
ておりますと、芯から、底から、ホコホコと温もってまいりましてな。これに退屈といぅものがな
い交ぜになって、窓越しに秋の月などを見ながら……
▲「はぁ〜〜〜っ、あ〜〜〜〜」これがもらい湯のあくびじゃ……
「将棋のアクビ」は・・・・
▲えぇ〜、相手が前に居る、間に盤がある。こぉいぅ心持でな。よろしぃかな、良くご覧を……、相
手が考えに考えていかない、こちらがいくことは勿論できない。そこの様子をこの扇子をキセルの
心で、よろしぃかな良くご覧を。盤と相手を七分三分に眺めるところから始まりますぞ……。
▲長い思案じゃなぁ……、下手な考え休むに似たり、こらもぉどぉ考えても詰んだぁる……。まだか
ぁ、将棋もえぇが、こぉ長いこと待たされたら……、退屈で、退屈で……「はぁ〜〜〜っ、あ〜〜
〜」たまらんわい……
どうでしょう?確かにアクビでそうな場面ですね。
この稽古所の師匠が言うには
●先生、ちょっとお伺いしまっけど、あくびっちゅうたら、あの退屈なったら「あぁ、あ、あ〜」と出
る、あのあくびですか?
▲はいはい、あれには違いございませんが、あれは手前どもでは「駄あくび」と申しましてな、面白味
も何もないもので、やはり、あくびといぅものはお稽古を積みませんとな
●はぁ、そんなもんですか。あくびと一口に言いましても色々?
▲はい、一口にあくびと申しましても春夏秋冬、四季それぞれのあくび、魚釣りのあくび、説法のあく
び、お通夜のあくびと色々とありますでな
普通に退屈ででるアクビは「駄アクビ」だそうです。普段からでまくりですけどね・・。
現在でもカルチャースクール(最近はそう言わんか・・。)に多くの人が通っていますね。
パソコンスクール・茶道・華道・書道・スイミング・ジャズダンス・社交ダンス・・・etc
私は子供の頃、書道と算盤・ピアノを習っていました。まあ、いわゆるお稽古事ですね。母は華道の師範免許を持っているようです。家の周りに花壇やプランター、家の中の花々が多いのはその影響でしょうね。
最近では「お産の講座」もあるみたいですね。スゴイ!こんな調子だとこの噺みたいな「あくび講座」
もでてくるかもしれませんね。教室に数十名の奥様方が集まって「上品でファンタスティックなアクビとは・・・・」なんて。もし、開講してたら一度は覗いて見たいですね。
お稽古事って続ける人と続けない人が多いですよね。飽き性の人も多いですし、また逆も。
私はどっちかと言うと飽き性ですね。勿論、興味を持ったものに関しては頑張りますけど。
ピアノもどこまで進んだか憶えていません・・・・。バイブルは終わったか?まあ、忘れてるくらいで
すから力を入れていなかった証拠ですな・・・。
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